曇り空の朝を迎えました。日中の最高気温は7度の予報で、昨日よりは3度ほど低くなりますが、平年のこの時季としては、まだ暖かいようです。
さて、昨日の新聞を見て気になる記事が2つありましたので、少しご紹介します。1つ目は、レギュラーガソリンの全国平均小売価格が1リットル当たり185円10銭となり、過去最高値を記録した2023年9月上旬以来、約1年5か月ぶりの高値で、富山県では185円60銭となった記事です。政府が価格を抑制するための補助金を抑制したことが要因です。地方は、車社会であり、食料品をはじめとした物価高のおり、家計への負担がますます大きくなりそうです。
2つ目は2024年に倒産や休廃業・解散した医療機関が過去最多の786件だったという記事です。診療所が全体の7割を占めたとのことで、医薬品や医療・検査機器の価格高騰などコストが増大する一方、新型コロナ関連の補助金削減などで収入が減り、資金繰りが悪化した医療機関が増えたとの分析でした。
どちらも明るいニュースでなく恐縮なのですが、当院でも、診療材料や医療機器、電気料金や食材費の高騰など、病院経営を取り巻く環境はますます厳しい状況となっており、経営改善を大きな課題としている病院としては、支出の増加に頭を悩ましています。とはいえ、持続的な病院運営のため、職員一同で知恵を出し合いながら、経営改善に取り組んでまいりたいと思います。
早いもので1月も後半を過ぎて、残すところ1週間余りになりました。本来は寒の入りで最も寒い頃になりますが、先週末からは3月を思わせるような暖かい日が続いています。地方気象台の発表によりますと今後天候は徐々に下り坂になりますが、この暖かさ、しばらくは続くようです。また、3か月予報では2月は天候や気温は平年並みの見込みのようですが、一方、3月は平年より雨や雪が少なく気温も高い見通しとのことでした。この分で行くと今年の春の訪れは早くなるかもしれません。
そしてほんのわずかずつですが、日中の時間が伸びてきています。12月には午後4時を過ぎると、もう暗くなっていましたが、最近は日の入りが遅くなっているのを日々感じます。ちなみに今日の日の出の時刻は朝7時ちょうど、日の入り時刻は午後5時7分となっています。高目の気温の中、日が長くなくなり始めると春を待つ気持ちがまた一段と高まります。
一方でインフルエンザや新型コロナの感染数は、依然として高いレベルで推移が続いています。今月から来月にかけては十分に感染予防を引き続き対応していきたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。
今日が何の日がネットで調べると「カニカマの日」と掲載されていました。かに風味かまぼこ「カニカマ」の美味しさをより多くの人に味わってもらう目的で、石川県七尾市にある株式会社スギヨが制定したそうです。数字の22を漢数字にした形が、カニのハサミの形状に似ていることから6月を除く毎月22日をカニカマの日と制定したとのこと。ちなみに6月22日は「かにの日」であり、本物のかにの記念日だそうです。スギヨはカニカマやちくわなどを生産している会社で昨年の元旦に起きた能登半島地震で被災しました。被災により生産中止となり、昨年の今頃はスーパーにスギヨの商品がなく、ようやく昨年3月頃から再び商品が並び始めたと記憶しています。
今年の元旦で能登半島地震の発生から1年。先週1月17日には阪神淡路大震災の発生から30年を迎えました。日本は地震大国であり、またいつどこで地震が起きるかわかりません。最近では100円均一やホームセンターなどの店舗でも防災関連のコーナーが設けてあります。備蓄品や防災用具をそろえたり、家具の固定をしたりするなど過去の災害を教訓に、私たち一人ひとりができることから災害へ備えたいものですね。
ここ数日、この時季としては暖かい日が続いております。昨日も二十四節気の大寒でしたが、過ごしやすい1日になりました。まるで3月を思わせるような天候に「小寒の氷大寒に解く」のことわざを思い浮かべました。小寒に凍ってできた氷が本来最も寒いはずの大寒に解けてしまいます。これが転じて物事はいつも予定通りには順序良く運ばないこともあるとの例えになっています。思えば私たちの日常生活の中でも同じことが起きることも決して珍しくはないようです。ましてや自然の現象となると、どうすることもできません。そんな時には、自然を受入れて対応していくほかはなさそうです。
そして今日も朝は冷えますが、日中は穏やかな晴れ間の予報が出されています。朝の冷え込みと日中の暖かさ、1日の中の気温の変化にも体調を崩さないように、そしてインフルエンザ、新型コロナの感染予防を十分に取りながら気をつけてお過ごしください。
昨日は終日晴れて、大変良い天候に恵まれました。日中の気温も10度を超えて3月並みの陽気となり、過ごしやすい1日でした。久しぶりに洗濯物を外干しにしたご家庭もあったかもしれません。でも晴れた分、朝の冷え込みは厳しく氷点下となっていました。当院の周りの田畑には一面にびっしりと霜が降りて白く光っていました。
そして今日は二十四節気の「大寒」です。これから2週間後の2月3日の「立春」までが1年の中で最も寒さの厳しい頃になります。寒さによって知らず知らずのうちに私たちの体へはストレスがかかっています。急激な寒暖差の条件下では、体温を一定に保つため敏感に血管が縮んだり広がったりを繰り返し、血圧の変動が知らないうちに大きくなっていることがあります。それによって脳や心臓に大きな負担がかかります。特に今の時季に気をつけたいのがヒートショックです。入浴中の事故が多くなる傾向がありますので、家の中の室温はできればどの部屋も18度以上に保ち、各部屋の温度差をなくすようにすることがWHO(世界保健機構)からも推奨されています。また、入浴時の注意として熱すぎるお湯には入らない。10分以上は湯船に浸からない。入浴前にコップ1杯の水分を摂る。そして入浴中は家族が声掛けをするなどが大切です。特に高齢の方はお気をつけください。
そしてインフルエンザと新型コロナウイルスの感染の広がりは全国的にまだ続いております。こちらもマスクの適切な着用、手洗い、消毒、定期的な部屋の換気など感染予防対策を引き続きしていくことが大切です。院内でも皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
新しい年が明けたと思ったら1月はもう半ばになりました。小寒を過ぎて寒の内が続きますが、今のところこの冬は県内の雪も比較的少なく済んでいます。この後も除雪作業にわずらわされる日がなるべく少ないと良いですね。
さて、この1月の呼び名は「睦月(むつき)」が代表的ですが、その他にも色んな呼び名があります。その中の1つ、「初春月(はつはるづき)」があります。今週の月曜日は青空が広がり冷たい北風も止み、日中はこの時季としてはとても穏やかな1日でした。陽気に誘われて宮崎地区へ出掛けてみました。鹿島樹叢(じゅそう)の山すその道を通ってみたところ冬桜を見かけました。細い枝に白く小さな花びらが幾重にも重なり、静かに咲いていました。周りの山肌には残雪がありましたが、柔らかな日差しを受けて咲く冬桜の花だけは、まるで春を先取りしているかのようでした。冬の最中、思いがけず穏やかな光景に出会い、まさに初春月を実感した1日になりました。
でも、そんな冬の晴れ間はほんのひと時です。来週の月曜日、1月20日は「大寒」です。これからがまさに冬本番。県内でもインフルエンザが大変広がり始めています。一昨日には流行警報も発令されています。感染予防対策を続けて、この冬を乗り切るようにしたいものですね。
今日は大変厳しい冷え込みです。そして雪の舞う朝を迎えております。
雪にも色々あります。粉雪もあれば、みぞれ交じりの雪、そして時には白羽を振り落とすかのように激しく強く降る雪、今朝の雪はとても穏やかです。薄日の差す中、細かな粒がゆっくりと舞い落ちます。風もほとんどない中、ゆらゆらと不規則な軌道を描きながら落ちるでもなく、浮き上がるでもなく、まるで地に落ちるのをためらっているかのようで、そのゆったりとした動きの中、雪の粒の1つ1つが見てとれるほどです。
厳しい冬の間、時に今朝のような雪を見かけることがあります。とかく、うとまれ役の雪ですが、このような雪であれば、いつまでも眺めていられそうで心がいやされる思いがいたします。でも油断はできませんよね。この冬も色々な表情を見せながら、この後時には私たちを困らせてくることもあるかもしれません。寒さの備えとともに感染症への対策も続け、体調管理にお気をつけください。
県東部の週間天気予報によると、今週は雨や雪が降り、また寒さが厳しくなるようです。どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。
さて、すでにご存知の方も多いと思いますが、先週1月7日に、アメリカの有力紙「ニューヨークタイムズ」が「2025年に行くべき52か所」を発表しました。30番目に選ばれた富山市は、能登半島の玄関口としての役割を果たし、復興の一環として観光客の誘致に取り組んでいるとしたうえで「人混みを避けながら文化的な感動とグルメを楽しめる街」と評価されました。嬉しいですね。改めて、富山の街や県内の観光スポットをのんびり散策してみてはいかがでしょうか。
先週は今季一番の寒波が到来し、本当に寒い日が続きましたが、連休は寒さが和らぎ、過ごしやすい日が続きましたね。
1月13日は成人の日でした。2022年から成人年齢が18歳に引き下げられ、少し混乱する方もいらっしゃるかもしれませんが、全国で109万人の方が20歳の祝いの集いとして新成人の祝福を受けました。そして1月12日には朝日町でも101名の方が成人を迎えられました。この放送を聞いてくださっている方の中にも、お子さんやお孫さんが成人を迎えられたという方がいらっしゃるのではないでしょうか。本当におめでとうございます。
成人を迎えられた方々は、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんに20年間大切に育ててくれたことへの感謝の気持ちを改めて感じたのではないかと思います。また、新しい人生の節目に夢や希望を抱き、これからの道を歩んでいく決意を新たにされたことでしょう。私自身も30数年前に成人の日を迎えました。当時は10年後に地元のこの病院で働いているとは想像もしていませんでしたが、今こうして地域医療に携わることができています。
今年20歳を迎えた若者たちが地元に戻り、それぞれの分野で地域再生の力となってくれることを心から期待しています。また、この病院にも新たな仲間として加わり、一緒に地域医療を支えてくれる方が増えることを願っています。
今日は以前参加させていただいた口腔ケアについての研修のお話をさせていただこうと思います。私は摂食嚥下チームに所属しており、入院中の患者さんのお口の中がきれいになっているか確認しています。定期的に行っており、お口の中のトラブルを抱えた患者さんに対してどのようにしていくことが良いかチーム内で話し合っています。
研修の講師の方はベテランの歯科衛生士さんでした。「健診でよく小さな子どもの口の中を見ていたけれど、高齢者の方の口をきれいにすることは初めてだった」と話しておられました。その方の仕事の依頼で施設をあげて口腔ケアに力を入れ、スタッフの方も一生懸命に行うことで、その施設の利用者さんのお口の中はとてもきれいになったそうです。施設スタッフは口腔ケアの手技をマスターしたことにより、その施設ではかぜやインフルエンザといった病気になる方はおられなかったと話されていました。
その時に感じたことですが、定期的に歯医者に通っている方は多くおられると思います。歯医者さんや歯科衛生士さんの指導のもと、歯ブラシを使ってしっかりと歯を磨いている方は多いと思います。歯ブラシでの磨き方や歯間ブラシやクロスの使い方を指導されることはあっても、舌について指導を受けたことはありませんでした。もともと舌ブラシも時々使用していたのですが、研修に参加させていただいた以降はさらに意識して行うようになりました。
自分の体験ではありますが、体調の悪い時にふと舌を見ると白くなっていると思いました。口腔内の環境が良くないと様々な分野で別の疾患との関連性も言われてきています。この研修後は自分もですが、患者さんの舌を含めた口腔ケアをがんばって行こうと思います。
健康のためにもお口について考えてみる機会をなればと思いお話させていただきました。
昨日朝から降り始めた雪が断続的に今朝も続いています。そして強い冷え込みとなり、寒中らしいこの冬一番の本格的な厳しい天候となりました。この雪と寒さ、明日いっぱいまで続くようですので、車の運転や歩行時には事故やケガのないようお気をつけください。できるだけ外出を避けるのが良いかもしれませんね。
さて、お正月といえば初詣ですが、私も毎年、宮崎地区の鹿嶋神社にお参りをしています。この初詣ですが、これに付きものなのがお賽銭(さいせん)です。ところがこのお賽銭、今ではスマートフォン決済を利用して神社やお寺に送金できるようになったとの記事を先日、新聞で見かけました。東京や京都など有名な神社仏閣では人手の混雑を緩和し、キャッシュレス化によって参拝者や寺社の手間を省く効果があるとのことでした。この分でいくとお賽銭のスマホ決済が進めば、次はポイントがたまりご利益も多くなっていくのでしょうか。投げ込んだ硬貨が賽銭箱の中をコロコロと音を立てながら落ちる音を聞いた後、柏手を打ち、頭をゆっくりと垂れる。静かな境内で落ちついてお参りができること自体が本来幸せなのかもしれませんね。皆様の初詣、いかがでしたでしょうか。
それでは今日も寒い中ですが、暖かくしてお過ごしください。
本日は認知症が中度の段階でのコミュニケーションについてお話しします。中度の段階では言語的なコミュニケーションは可能ですが、流ちょうに話すことが難しくなります。物事を説明したり、相手に合わせたりする表現が苦手になります。そのため本人もうまく伝えられないもどかしさを感じています。
認知症が中度の段階の方に対しては、周囲の騒音がない環境であれば短い言葉を理解することはできます。相手の意図することを汲み取って確認してみることや、こちらからジェスチャーや表情を交えたコミュニケーションが重要になります。
本人の今までの生活習慣、仕事、性格の影響もあります。それらの背景を意識したコミュニケーションをすることで、本人が理解できない部分があっても安心して関われることができます。また認知症の人に関わらず、相手の返事を待つことも必要です。この寒い時季こそ温かい関わりができればいいですね。
新しい年が明け1週間もすると、そろそろ正月気分が抜けるかと思います。お正月にお雑煮やごちそうをたくさん食べ、ズボンのウエストが少しきつくなった方もいらっしゃるかもしれません。また今年は長い年末年始の休暇でしたので、普段の生活リズムが乱れて何となく体調がすっきりしない、などということはないでしょうか。睡眠不足や偏った食事、お酒の飲み過ぎなどは体力、免疫力の低下につながることがありますので、注意が必要です。折しも年末から年始にかけてインフルエンザや新型コロナの感染拡大の傾向が続いてきています。また、冬場はノロウイルスなどの食中毒も発生しやすくなる頃です。ウイルスや細菌感染の機会が多くなる時季ですので、感染予防としてまずは免疫力を落とさないよう気をつけたいところです。
そして一昨日は暦の上では寒の入りを迎えています。これからが1年で1番寒さが厳しい時季に入ってきました。入浴中のヒートショックも起きることがありますので、家庭内では極端な寒暖の差ができないよう心掛けたいものです。寒さで体調を崩すことのないよう暖かくしてお過ごしください。
今日もこの後、夜から明日以降にかけて雪の予報が出されています。十分お気をつけください。
新年明けましておめでとうございます。各ご家庭では穏やかにお正月をお迎えになられたことと思います。昨年1月1日のあの地震から1年が経ちました。今年は今のところ降り積もる雪も少なく、比較的過ごしやすい年明けとなりました。
さて、年末年始の長い9連休となっていましたが当院では年末の12月30日と年明け1月3日の午前中に通常の外来診療を行いましたところ、大変多くの方が来院されました。また、救急搬送された方もたくさんいらっしゃいました。そして救急外来へもこの連休中、連日インフルエンザや新型コロナの感染を含めて例年にないほどの多くの方が受診されていました。この9日間で242名の方が当院の救急外来を利用されていらっしゃいます。
そして昨日、1月5日は二十四節気の寒の入り「小寒」でした。いよいよ冬の冷え込みが本格化し、また、お正月の人の流れも多くなるにつれ、今後感染症が広がりをますますみせてくると思われます。より一層の感染予防対策をお続けください。
当院は現在の新病院となって今年20年を迎えます。これからも皆様の健康な生活を支えるためにも医療と介護を提供し、住民の方々の幸せと地域の発展に寄与してまいります。今年もよろしくお願い申しあげます。
クリスマスが過ぎて、この後はお正月の準備に向け何かと気忙しくなっているご家庭も多いかもしれません。昨日まではこの時季として比較的、気温の高目の日が続いていましたが、一転して今日は午後から気温が下がり、この後、雪交じりになってきそうです。そして明日、あさってにかけては雪が続きますので、どうぞ体調の管理にお気をつけください。
さて、今年の当院の通常の外来診療は本日で終了となります。明日12月28日(土)から新年1月5日(日)までは9連休となります。大変長い休みに入りますが、この間、体調が悪い時やケガなどの際には通常通りに当院の救急外来を利用していただけます。また、今回は特別の対応として当院の常勤医の診療科では午前中の通常診療を2日間設けます。12月30日(月)の午前中は各科と循環器内科で通常通りに、そして1月3日(金)の午前中は内科、外科、胃腸科、整形外科の各科で外来診療を行います。詳しい内容は院内の掲示板やホームページの案内をご覧ください。安心して年末年始を過ごしていただけますよう年末年始の連休中も対応してまいります。
今年1年も「かかりつけ医」として地域の皆様の生活に寄り添える病院になるべく努力してまいりました。中核病院としてこれからも地域へ貢献できるよう来年も職員一同、力を合わせて努力を続けてまいります。今年1年どうもありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。それでは皆様、良いお年をお迎えください。
冷たい雨の降る朝を迎えました。日中の最高気温は10度の予報で、雪は降らないようですが、明日から寒気の入り込みにより雪の予報も出ています。これからお正月の準備など何かと気忙しい時季となりますが、雪にも注意が必要となりそうです。
さて、今年も今日を含め6日となりました。今年1年を振り返ると、やはり1月1日に発生した能登半島地震です。元旦の16時10分に能登半島を震源とする地震が発生し、朝日町でも震度5弱を観測しました。当日、元旦の地震発生時刻、私は高速道路を運転中でもあり、大きな振れは感じられませんでしたが、携帯電話からの地震発生を告げる警告音や道路標識が大きく振れている風景を目にしました。あれからもう1年近く経つのかという思いと、また、地震が発生するのではという不安が交錯します。
昨日の新聞に、大災害への備えに関する県民アンケートの結果が公表されていました。少しご紹介すると、回答者の30%が備蓄用の食料を準備していないと回答。次いで3日から6日分が29%、2日分が21%との結果でした。ただ、20歳未満では40%が食料の準備をしていないとの回答でした。
これからの年末年始は帰省する家族の方も多いと思われます。この機会に地震や津波、土砂災害など、それぞれの災害に応じた自主避難所や指定避難所の確認など町から配布された防災ハンドブックや津波ハザードマップに改めて目を通して、いざという時に備えたいものです。
冬至が過ぎたと言っても夜明けはまだまだ遅くなっています。今朝、出勤するときに見ますと東の空が薄っすらと紅色に染まり、きれいな朝焼けが広がっていました。
今日はクリスマスです。おいしいケーキやごちそう、そしてプレゼントなどでご家庭でもにぎわうところが多いかもしれませんね。今のところまとまった雪はありませんので、今年はホワイトクリスマスとはいかないようです。今日の日中は日が差し、気温もこれまでよりは上昇し、この時季としては比較的落ち着いた日になりそうです。そして、あさって金曜日から日曜日にかけては再び寒気が入り込み、冷たい雪の日の予報が出ています。体調の管理に十分注意していただくとともに、外出の際の車の運転や歩行時の転倒などにもくれぐれもお気をつけください。
一方ではこのところ寒さが本格的になり、インフルエンザと新型コロナの感染も広がりを見せ始めています。当院の発熱外来でも感染された方の数がこのところ増えている傾向が見られます。年末年始にかけて人の集まりや移動が多くなる時季ですので、十分な感染予防対策をなさってください。ワクチンの接種、手洗い、消毒、場面に応じた適切なマスクの着用、そして部屋の換気などの対策をしてこの冬を乗り越えて行きましょう。病院内でもご協力をお願い申し上げます。
凍てつくような寒い日が続いています。クリスマスを過ぎる頃には一時的に寒さが和らぐようですが、年末年始はまた寒くなるそうです。暖かくして体調を整えて、健やかに新しい年を迎えたいですね。
さて、先日から、あさひまちバスのLoCoPi(ロコピ)・マイナンバーカードによる支払いシステムが再スタートしました。ご利用の際は、予めマイナンバーカードにLoCoPiの利用登録が必要です。朝日町以外にお住まいの方もご登録いただけます。紙の回数券の購入と同じ要領で、まちバスチケットをマイナンバーカードにチャージして使います。当院の中央受付においても購入できますので、ぜひお気軽にお声がけください。
現在、病院の受診にマイナンバーカードが1枚あれば、あさひまちバス・ノッカル・タクシーの交通チケットとして、ポイントカードとして、保険証と限度額適用認定証の資格確認としてご利用いただけます。更にコインの現金チャージがあれば、町の提携するお店で買い物もできます。今後、全国の病院で電子処方箋の運用も始まります。ますます便利に身近になっていくDX。多くの方に興味をもってご利用いただけたら幸いです。
今日はマイナンバーカードでの保険証確認についてお知らせいたします。
マイナンバーカードと健康保険証が一体化され、今月2日より新たに紙の保険証が交付されなくなり、マイナンバーカードによる保険証確認が本格的に始まりました。当院におけるマイナンバーカードによる保険証確認件数ですが、今年4月は1日あたり12.4人でありましたが、徐々に増え始め10月は29.1人、11月は42.7人、今月12月は20日までですが84.2人となっております。お手元にある保険証は記載されている有効期限または最長1年間有効であり、これまでどおり提示による確認もできますが、マイナンバーカードをお持ちの方は有効期限以降、マイナンバーカードでの保険証確認をしなければならなくなりますので、マイナンバーカードでの保険証確認に慣れていただくため、今後の保険証確認についてはマイナンバーカードによる保険証確認にご協力をお願いいたします。
当院では認証機を中央受付窓口に2台、正面入口入って右側に2台設置しております。初めて使用される場合は、係の者が使い方をお伝えしますので中央受付へお越しください。すでに何度も使用して使い方に慣れておられ方は、受付の待ち時間の軽減にもなりますので、正面入口横の認証機もご利用ください。
なお、マイナンバーカードをお持ちでない方については後日、資格確認書がご加入の保険者より交付されます。お手元にある保険証は最長1年間使用可能ですが、1年後またはその前に有効期限が来る際に保険者より資格確認書が交付され、それを医療機関に提示し受診いただくことになりますので、よろしくお願いいたします。
今朝は久しぶりにすっきりとした青空が広がっています。その分とても冷え込んでいますが、降り注ぐ日の光が心地よく感じられます。暦は日々進んでいきます。明日12月21日は二十四節気の「冬至」です。1年で最も昼間の短い日となります。でも冬至を過ぎると今度は少しずつ日中の時間が伸びてきますので、春に向けて少し前向きになれそうな気がいたします。
そして冬至と言えば柚子湯が定番です。冬至に柚子風呂に入る風習は、江戸時代に銭湯ができたことで始まったと言われているそうです。浴槽に浮かべた柚子がぷかぷかと浮かぶのを眺め、時にはそれを手に取りながら入るお風呂は普段と少し違ってリラックスできる気がいたします。また、柚子湯のさわやかな香りが気持ちを落ち着かせてくれ、柚子に含まれる成分で美肌効果もあるそうです。いいことずくめでついつい長湯をしてしまいそうですが、この時季、入浴中のヒートショックにはくれぐれもご注意ください。過度に全身の血管が広がり、脳への血流が低下してしまうと、時には意識がなくなり、思いがけない事故につながることもあります。入浴中の対応としては熱すぎるお湯には入らない。湯船には10分以上浸からないようにする。そして入浴前に水分を補給するなどが大事です。また、高齢の方では入浴中では家族が声をかけるようにしたいものです。寒い冬の夜、柚子湯で楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
昨日は昼頃から雨がみぞれ交じりとなり、やがて雪に変わりました。病院の周囲の家の屋根や自動車は薄っすらと白く染まり、街並みは冬本番の景色となりました。今日も大変寒さが厳しいようです。東京でも初雪が降っているそうです。通院の際には暖かい服装をして、滑りやすい足元に十分ご注意ください。
さて、雪が降り始めますと、いよいよクリスマスの雰囲気が盛り上がってきます。この時季はクリスマスの飾りやイルミネーションが街のあちらこちらで華やかさを演出してくれます。当院でも外来や病棟、リハビリセンターなどにクリスマスツリーを施しております。その中でも正面玄関入口では、一番大きなツリーが点灯する電飾とともに来院の方々をお出迎えしております。そしてそのそばには、色紙の切り絵を貼ってできた手作りのクリスマスツリーもあります。これは入院療養中の皆さんが入院生活を前向きに過ごせるよう、そしてリハビリも兼ねて作成されたもので、とても温かみのある一味違った楽しみ方のできるクリスマスツリーです。ぜひ、ご覧いただければと思います。何かと暗いニュースの多いこの頃ですが、楽しいクリスマスを迎えればいいですね。
早いもので今年も今日を含めて残り2週間になりました。ニュースを見ますと羽子板やダルマなどお正月用の縁起物の作製や販売の話題も取り上げられるようになっています。また、年賀ハガキの受付も始まり、新年に向けての準備で何かと気忙しい時季になりました。そんな中、当院へ定期的に通院されている皆さんとは診療が終わった後は「良いお年をお迎えください」とあいさつを交わすことが、このところ日課になってきています。
そして今朝は年末に向けてお知らせがございます。年末12月28日(土)から新年1月5日(日)までは9連休となります。大変長い休みに入りますので、この間の体調が悪い時やケガなどの際には、通常どおりに当院の救急外来を利用していただけます。また、今回は特別の対応として当院の常勤医師の診療科で午前中の通常診療を2日間行います。12月30日(月)の午前中は各科で通常どおりに、そして1月3日(金)の午前中は内科、外科、胃腸科、整形外科の診療科で外来診療を行います。詳しい内容は院内の掲示板やホームページの案内をご覧ください。安心して年末年始を過ごしていただけますよう連休中も対応してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今日も大変寒い1日になりますので、暖かくしてお過ごしください。
私のリフレッシュ方法の1つが旅行なのですが、先週は友人と東京に行ってきました。さくらももこ展を訪れ、たくさんの自筆の原稿や原画を見て小さい頃から慣れ親しんだ「ちびまる子ちゃん」のクスッとしてしまうストリーやかわいいイラストに癒されました。
また、ディズニーランドではクリスマスの雰囲気を満喫することができました。しかし急に冷え込むこの季節に歩き回った結果、体調を崩してしまい体力不足を痛感しました。朝も寒くて布団からなかなか出られない日々ですが、運動不足解消のために以前、母と一緒にやっていたラジオ体操から始めてみようと思います。
12月も半ばに入り、初雪が降り始めた後は底冷えのする師走らしい寒い日が続きます。テレビやラジオそして街中ではクリスマスソングが流れ、少しずつ年末の気配が濃くなってきました。そんな中、寒い冬に咲くスイセンが清楚な立ち姿で上品な香りを漂わせて存在感を表しています。
さて毎週、週初めにお知らせをしております県内のインフルエンザと新型コロナの感染状況です。先週1週間の動きを見ますと、インフルエンザは2週連続で増加しており、流行期に入っています。特に15歳未満で大幅に増加し、学校での集団発生も見られています。一方で新型コロナもこのところ緩やかながらも4週連続で増加傾向が見られています。昨シーズンは1月にかけて急激に増加をしていました。これから寒さがさらに厳しくなる中、引き続き注意が必要です。冬の感染対策には手洗い、消毒、場面に応じた適切なマスクの着用、そしてこまめな部屋の換気が基本となります。院内でも引き続き、感染対策への皆様のご協力をお願い申し上げます。
今日も日中は気温が低く、冷たい雨の1日になりそうです。どうぞ暖かくしてお過ごしください。
私の楽しみは本を読むことで、休みの日には図書館に出かけて行って面白そうな本を探しています。さらに好きが高じて絵本の読み聞かせボランティアに参加したりもしています。絵本はほとんどが絵であり、簡単な言葉、短い文書で書かれているため小さな子供向けのものと思われる方もいるかもしれません。しかしその分、大切なことがぎゅっと詰まっていると私は思っています。すてきな絵にもいやされますし、想像を膨らませて大人も楽しむことができます。
先日、上市町の西田美術館で開催されている「やなせたかしの絵本展」に行ってきました。“やなせたかし”さんと言えばアンパンマンがとても有名ですが、他にもすてきな作品がたくさんあります。やなせさんは「子どもだからと言ってレベルを下げて描くことはしない」という信念のもと、創作活動を続けられたそうです。対象が小さな子どもでも一人の人間として見ていたということで、それがすてきな作品になっていったのだなと思いました。
この考え方は看護にも通じていると感じます。私が対象にしているのは高齢な方が多く、認知症で話がかみ合わない方や自分で意思表示できないほど衰弱した方もいます。それでも相手が何もわからない人ではなく、一人ひとり大切にされるべき人間であるということを忘れずに真摯に向き合っていかなければならないと改めて考えました。
12月も瞬く間に過ぎ、今年も残すところ今日を含めて20日となりました。この時季は1年を振り返り、テレビやニュースでもよく今年の10大ニュースの話題を見かけます。
今日、12月12日は語呂合わせがよく色々な記念の日に指定されているようですが、その中の1つに「漢字の日」があります。12という字が1と2で「いい じ」と呼べることに由来とか。そしてこれに併せて世相を表す今年の漢字の一文字が発表されます。京都清水寺で2、3畳分はあろうかと思われる巨大な書道半紙にこれまた大きな筆を用いて、見事な達筆で漢字一文字で発表されます。毎年のニュースですっかり馴染の行事ですが、今年で30回目になるそうです。果たして今年の一文字は何でしょうか。今日午後に発表されるそうです。
世相を表す字のほかにも今年の自分自身やご家族や友人の間などでも漢字で一年を振り返ってみるのも面白いかもしれませんね。でも一人ひとりそれぞれに1年の思い、色々とあり過ぎてなかなか一文字では表すことは難しいのかもしれません。
さて、今日は大変冷え込みが強く、日中もほとんど気温が上がらず、この冬一番の寒さになりそうです。雪も交じるかもしれません。どうぞ暖かくしてお過ごしください。
寒い日が続き、皆様暖かく過ごされていますでしょうか。
本日は認知症が軽度の段階でのコミュニケーションについてお話しします。軽度の段階では話し言葉は流ちょうで、理解力の低下もあまり進んでいません。しかし、記憶力の低下があるため同じ話を繰り返ししたり、思い違いで辻つまの合わない会話になってしまったりすることがあります。また、情報を整理するのに時間がかかるため、返答に時間がかかることがあります。ほかに自分が言いたいことを思い出すことが困難になり、「あれ」「それ」などの言葉が増えていきます。
認知症が軽度の段階でのコミュニケーションは、静かで緊張しない雰囲気を作ることがまず大切です。もし会話中に話題からそれてしまったときには、さりげなく軌道修正して、相手が伝えたいことをこちらから助け舟をだすとよいでしょう。相手の返事を少し待つことも必要です。文字で書いた言葉の理解は可能ですので、周囲の人たちに見守りとメモを活用するなど工夫していきましょう。
先週土曜日、12月7日は二十四節気の「大雪」でした。本格的な冬となり、山々は雪に覆われ、平地にも雪が降り積もる頃とされています。折しも先週の土日は寒気が入り込み大変寒くなりました。すぐ近くの山も白くなり、県内でも初雪が見られたとの発表もありました。そして今週末からはさらに寒気が強さを増し、いよいよ本格的な雪になりそうな気配になってきました。
さて、そんな中ですが、新型コロナとインフルエンザの感染状況です。先週のデータによりますと、新型コロナは寒さが厳しくなった北海道や東北を中心にして全国的に感染者数の増加傾向が見られ始めています。また、インフルエンザも前の週に比べて2倍に増加しています。県内でもすでに流行期に入っていますが、特に福岡県では注意報の基準を超えるほどに増えている状況があります。コロナもインフルエンザもまずは感染の予防が大切です。体の免疫力を落とさないように体調管理に気をつけ、マスクの着用、手洗い、消毒そしてこまめな部屋の換気を行うなど対応をこの冬も続けていきましょう。
今朝は大変まぶしい青空が広がっています。昨日に比べて寒気が緩み、寒さも多少和らぐようですが、どうぞ暖かくしてお過ごしください。
私はお風呂巡りが好きで休日にはよく日帰りで温泉に入りにいきます。10月はまだ暑い日が続いていたので、あまり行かなかったのですが、11月に入ると寒い日が増えてきたため、また通うようになりました。
話は変わりますが、12月6日に歌手で女優の中山美穂さんがお亡くなりになりました。死因は入浴中の不慮の事故でヒートショックだともいわれています。暖かい部屋から温度の低い脱衣所や浴室内に入ることで血圧が上がり、その後、温かいお湯に入ることで血圧が低下します。この急激な血圧の上がり下がりが失神を起こす原因の1つと考えられます。高齢者がよくなるものと思っていましたが、若い人でも要注意だと思いました。皆さんも入浴の際はお気をつけください。
冷たい雨の降る朝を迎えました。天気予報では今日は終日、雨が降る1日となりそうです。
昨日、新潟地方気象台は、来週12月11日(水)頃から北陸地方は強い冬型の気圧配置となり、降雪量が多くなる可能性があると、大雪に関する早期天気情報を発表しました。雪への備えを万全にしたいものです。
さて、これまでも定期的にお知らせをしていますが、県内の各自治体では12月議会が開催されており、朝日町でも昨日、12月5日から開会しています。来週の12月12日木曜日の午前9時からは町政に関する代表質問、12月13日金曜日の午前10時からは一般質問が行われます。
議会では、町民の皆さんの生活に密着した重要な問題が審議されています。議会の活動や町政の方針などを知るためにも議会を傍聴してみてはいかがでしょうか。議場は役場4階にあり、原則どなたでも傍聴ができます。役場の議場まで足が向かない、時間がないという方のために、ケーブルテレビやユーチューブライブを利用した生中継も行っています。併せてユーチュブで配信した映像の録画配信もしており、町のホームページからも見ることができます。参考までに町の議会は3月、6月、9月、12月と年4回、定期的に開かれております。この議会において病院に関する質問がある際には、私も答弁をしており、いつも以上に身が引き締まり緊張する場面でもあります。
今月の12月21日は冬至です。日中の時間が1年で最も短い日ですが、実際の日の入りが最も早いのは、ちょうど今頃になります。そういえば夕方はすぐに暗くなってしまいます。そして日の出の時刻は冬至を過ぎてもまだまだ遅くなり、1月上旬頃が最も夜明けが遅くなるそうです。今朝も朝7時近くになってもまだ暗く、道行く車は煌々(こうこう)とライトを照らし走っていました。早朝のお出かけの際はお気をつけください。
一方でそろそろ冬型の気圧配置になってきます。寒気の入り込みが徐々に本格化する頃でもあります。予報によりますと今週末、土曜日から日曜日にかけては平地でも雪が降るかもしれないとのことです。平年の県内の初雪は12月3日だそうですが、今年はすでに遅れています。ちなみに昨年の初雪は12月17日でしたので、今年は去年よりは早まるかもしれません。
これから厳しい寒さと雪の季節は生活の中でも色々なストレスや危険が潜んでいます。雪道での交通事故や転倒、除雪作業中の事故も見られるようになり、インフルエンザや新型コロナなどの感染症の流行拡大、さらには入浴中のヒートショックによる事故なども増える時期です。対応としてはバランスの良い食事と十分な睡眠を基本としてできるだけ無理をせず、寒暖の差が大きくならない環境で過ごすことが理想的です。これからの冬に向け、どうぞ暖かくしてお過ごしください。
当院では病気や障害があっても住み慣れた自宅での生活が続けられるよう様々な取組みを行っております。在宅で療養中の方で身体的理由や家庭環境の都合で通院が困難な場合には、医師と看護師が計画的に自宅などを訪問し診療を行う訪問診療を続けております。コロナ禍以降もその需要は増えており、年間延べ800名の方にご利用していただいております。また、自宅での日常生活での身体機能の低下防止や改善を目的として要介護のご自宅に当院リハビリスタッフがお伺いし、リハビリを行う訪問リハビリも行っております。こちらは年間延べ1,000人以上の方にご利用いただいております。
昨日、私は先月当院を退院された方のご自宅へ訪問診療に伺いました。入院中は食事が進まず体もやせて、なかなかリハビリが思うように進まない患者さんでした。そんな中、ご本人の帰宅したいとの強い思いに沿って退院して、在宅への療養を始めました。ことによると退院後、1週間もしないうちに再入院となるかもしれないとの心配もありました。ところが昨日、お宅へ伺ってみたところ入院中とは違って明るい笑顔で迎えてくださいました。聞けば入院中より食欲が進み体重も少し増え、介護を受けながらも自宅での生活ができているとのこと。やはりご家族と一緒に住み慣れた自宅で暮らすことが何よりの支えになり、幸せであると改めて感じた1日でした。
誰もがその人らしく住み慣れた環境で暮らし続けていけるよう当院でもスタッフは在宅でのご協力をいたしております。
昨日は終日晴れて穏やかな天候でしたが、今朝は一転して雲が広がり気温も昨日に比べて低くなり、この時季らしい天候に戻るようです。病院から見える山を見ますと、ずっと遠くにあった雪が徐々に近づき、すぐ近くの山肌の頂にも積もり始めているのが、見えるようになってきました。そして来週以降は本格的な寒気も入り込み、いよいよ平地でも雪になるかもしれません。
そんな中、晩秋から初冬にかけてのこの時季に、小雨の中でよりいっそう紅葉の美しさを際立たせているのが、イチョウとカエデです。両者とも枝の先に行くほどに鮮やかな黄色や紅色を濃くし、色のグラデーションを見せてくれます。特にカエデは枝の根元から先に行くにつれ、大きな扇を広げたように小さな葉が並び見事な色の移り変わりを表現し、まるで錦の色が扇をつたって流れ落ちるようにも見えます。
また、先日私は街中でアジサイが咲いているのを見かけました。最初は半信半疑でしたが、よくよく見てもやはりアジサイでした。緑色鮮やかな葉を背にして紫やピンク、白を交えた小さな花手まりが一房だけありました。インターネットで検索してみると、品種改良され秋に咲くアジサイもあるそうですし、また本来の時期を外れて咲く「返り花」や「忘れ花」と呼ばれる現象もあるとのことでした。真相はともかく紅葉見物にまぎれてアジサイも見ることができ、季節感が少し狂ったような、そして得したような不思議な思いがいたしました。
今日はこの後、雨交じりの空模様になりそうです。通院の際は足元にお気をつけください。
早いもので今年の月別カレンダーも残り1枚になりました。12月の声を聞くと、何となく気忙しさを感じます。来年に向けての準備がそろそろ始まる頃です。私は来年の新しい手帳を購入しました。この時期、12月から1月の予定を書き込む際に今の手帳にするか、新しい手帳にするか迷うことがあります。結局、忘れないようにするため両方に書き込むことになってしまいます。
さて、この12月は仏事で僧侶が走り回るほど忙しくなることから師走と呼ばれますが、ほかにも12月には色んな呼び名があります。早咲きの梅が咲くことから梅初月(うめはつづき)、新春の1月を待つ月であることから春待月(はるまちづき)などとも呼ばれています。
まだ冬は始まったばかりですが、この12月の別名はやがて必ず来る春に向けての希望と期待を込めた粋な名前です。梅初月や春待月で呼べば、不思議と寒い冬も元気に過ごせるような気がしてきます。
今日はこの後、晴れて比較的穏やかで過ごしやすい1日になりそうです。この時季、貴重な晴れ間を心地よくお過ごしください。
本日はマイナンバーカードを使った保険証確認についてお知らせいたします。
ご存じの方も多いかと思いますが、12月2日以降は紙の保険証が交付されなくなり、マイナンバーカードをお持ちの方はマイナンバーカードによる保険証確認を行っていただくことになります。すでに利用された方もいらっしゃるかもしれませんが、当院は先週からマイナンバーカード認証の機械を中央受付と救急外来に増設し、今まで以上に利用しやすい環境を整備しております。操作手順は画面に表示されますが、操作に不安のある方や上手くいかない方は中央受付にて職員が手順をお伝えしますので、初めての方も安心してご利用ください。
なお、マイナンバーカードをお持ちでない方については資格確認書がご加入の保険者より交付されます。12月以降、お手元にある有効な保険証は最長1年間使用可能ですが、1年後またはその前に有効期限が来る際に保険者より資格確認書が交付される予定ですので、届きましたら受付にて資格確認書の提示をお願いします。
早いもので11月も今日を含めて残り3日となりました。師走がすぐそこまでやって来ている中、世の中は足早に年末年始に向けて動き出しているようです。私も先日、年賀状を買って準備を始めました。街中にはすでにクリスマスソングが流れ始め、クリスマスツリーも見られています。また、紅白歌合戦の話題や今年の流行語大賞、10大ニュースなどもそろそろ聞こえ始めてきている頃です。
そんな季節が変わる中、県内の感染症の発生動向にも変化が見られています。いくつかご紹介しますと、この夏に流行していた手足口病はかなり減少し、落ち着き始めています。一方でマイコプラズマ肺炎の感染者数は、まだ高止まりの状況にあります。そして毎年冬に多くなる感染性胃腸炎は例年のように徐々に増加傾向を見せ始めています。一方、新型コロナとインフルエンザについては今のところ大きな動きはありませんが、昨年も年末から急激に増え始めていましたので、これから注意が必要です。詳しい内容は富山県のホームページをご覧いただければと思います。最後にこれらの感染症への対策の基本はこまめな手洗いと手指消毒、人の多く集まる場所での適切なマスクの着用やせきエチケットなどです。院内でも引き続き皆様のご協力をお願いいたします。
今日はこの後、終日冷たい雨が続く模様です。暖かくして通院の際の足元にはお気をつけください。
昨日の夜10時47分頃に地震がありました。朝日町は発表によりますと震度3のようですが、数十秒にわたり強い横揺れを感じました。今年1月1日のあの大きな地震の記憶が脳裏に浮かび、不安を感じられた方もいらっしゃったと思います。その後も小さな余震が今朝まで続いているようです。今後、1週間程度は大きな揺れが起こる可能性がありますので注意が必要です。
皆様のお体やご自宅などでは被害はなかったでしょうか。当院においては入院中の皆様や職員に地震による体調不良やケガなどは今のところ見られていません。夜間の救急外来へも負傷された方の受診はありませんでした。また、電気、ガス、水道などのインフラや医療機器にも今のところ影響は確認されていません。外来、入院とも今日も普段どおりの診療を続けてまいりますので、ご安心ください。
今日は終日、曇り空で夕方からは雨足が強くなる予報が出されています。足元に気をつけ体調管理にお気をつけください。
先日の土日は冬型の気圧配置で寒い日が続きましたが、昨日は一転して晴れ間が広がり、過ごしやすい小春日和の1日でした。今朝も昨日の晴れ間が残っていますが、この後、午後からは天候は下り坂のようです。そして週間予報を見ますと、あさって以降はしばらくの間、冷たい雨の日が続きそうです。これからの時季は、たまにやってくる晴れ間はとても貴重になります。洗濯や掃除、車のタイヤ交換、庭木の雪囲いなどに忙しくされる方もいらっしゃるかもしれません。
私は休日の晴れ間をみては、ジョギングや散歩を楽しむことがあります。先日の日曜日の午後も宮崎地区へ足を運んでみました。でも少し不安もありました。折しもクマの目撃情報が相次ぎ、役場の広報車が外出の注意喚起を促している最中でした。たまにサルの群れや時にはまれにシカを見ることは今までもありましたが、さすがにクマとなると勝手が違います。いつもよりキョロキョロと四方に目を配りながらのジョギングとなりました。幸いにも無事に帰ることができました。そして大屋にある老人福祉センターの前を通ったところで、当院の外来へ定期通院されている方に出会いました。聞けば温かいお風呂に入り、お知り合いとゆっくり話をして帰るところとか。湯上りの満足そうなその方の表情を見て、こちらも何だか心が温まった思いでした。クマではなく、すてきな笑顔に出会えた日曜の午後でした。
本日は「医療安全推進週間」についてお話しさせていただきます。
厚生労働省では「患者の安全を守る」ことを中心とした医療安全対策を推進するため、11月25日を含む1週間を医療安全推進週間と定めています。私たち医療スタッフが皆様に安全で安心な医療を提供できるよう、いっそう努力を重ねることを目的とした期間です。この1週間をきっかけに私たち自身の取り組みを見直すだけでなく、皆様にも医療の安全について関心を持っていただければと思っています。
医療安全を守るためには、皆様のご協力も欠かせません。例えば、診療や治療の際に「この薬で合っていますか?」や「これから何をするのですか?」といった質問をしていただくことが、安全性を高める一歩につながります。また、いつもと違う症状や気になる点があれば遠慮なくお声掛けください。その一言が私たち医療スタッフにとって非常に重要な情報となります。また、医療の現場では「聞き間違い」や「思い違い」が時に問題を引き起こすことがあります。そのため私たちは名前の確認作業を何度も繰り返しますが、これは皆様の安全を守るための大切な取り組みです。どうかご理解いただき、引き続きご協力をお願いします。
当院ではこの1週間、各部署での医療安全への取り組み、心掛けていることを発表してもらい正面玄関に掲示してあります。診察の待ち時間や受診が終わった後など気軽にお立ち寄りください。この医療安全推進週間をきっかけに、さらに信頼される医療を目指してまいります。
今日は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」です。この小さな雪、小雪は冬の始まりにあたります。山々の色づいていた紅葉が散って積もり、変わって山では雪が降り、白くなり始める頃とされています。まさに今週に入ってからは季節が進み、朝晩は冷え込みが強くなってきています。厚手のコートや手袋、マフラーを身に着ける方の姿も多く見かけるようになりました。これからは日ごとに寒さが募りますので、体調管理にお気をつけください。
そしてこれから寒くなる中で、気をつけたいのが新型コロナやインフルエンザなどの感染症です。新型コロナウイルスの感染者数は8月以降、11週連続で前の週に比べて減少していましたが、ここに来て先週、11月11日から17日までの1週間では12週ぶりに増加に転じています。昨シーズンも年末から年明けの1月、2月にかけて増加していましたので、今年もこれからは注意が必要です。そしてインフルエンザについても全国ではそろそろ流行の兆しが見え始めており、学校では学級閉鎖や学年閉鎖、あるいは学校閉鎖となっているところも出始めているようです。新型コロナ、そしてインフルエンザとも感染の予防が大切ですが、その中でもワクチン接種は有効な対策の1つです。特に重症化の予防効果があることがわかっています。当院でもワクチン接種を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
今日はこの後、終日雨模様が続くようです。車の運転や歩行時の足元には十分お気をつけください。
今日は私の日常の一部について語らせていただきます。
私の生活は介護の仕事と3人の息子を育てることに捧げられています。男の子3人というのは体力も精神力もいります。日々のけんかは激しく、時には家の中が戦場のようになります。
そんな彼らは全員、小学生の低学年から野球をやっています。週末は弁当作りから始まり、遠征や試合の送迎、スコアブックの記入やアナウンス、さらには泥だらけのユニフォームの洗濯まで、まるでチームのサポーター兼マネージャーのようです。自分の時間なんてほぼゼロに等しいのですが、そんな忙しさも彼らの野球の試合で一瞬にして消えます。試合の日、スタンドから息子たちのプレーを見ると、勝ったときの喜びや仲間とのきずなに感動し、自分の趣味が野球観戦になっていることに気づくのです。夜勤明けでスコアブックを手に息子が打ったホームランやピッチングを見た瞬間、疲れも一瞬で吹き飛びます。
男の子3人の子育てと介護の仕事、どちらも決して楽なものではありませんが、両方を通じて得られる経験や学びは私自身を成長させてくれています。子どもたちとともに家族のきずなを深めながら、介護の現場でも人とのつながりを大切にしていきたいと思っています。
ここ数日で急激に冷え込みましたが、色鮮やかな紅葉が見られる貴重な時季でもあります。ダウンジャケットを羽織ったり、マフラーを巻いたりして、寒さ対策をしている人が増えてきました。どうぞ暖かくしてお過ごしください。
さて、先日、仕事帰りに、地区の健康講座に参加しました。「脚の筋力とバランス能力」をテーマに、実際に運動機能分析装置を使って、椅子から立ち上がったときの脚の筋力(パワー・スピード)とバランス能力を測定しました。「老化は足から」という諺があるように、50代から緩やかに筋力の低下が始まり、70代を越えて低下が加速する人が多いそうです。
筋力とバランス能力を保持するためには、無理のない範囲で、筋肉に負荷をかける運動をすること、そして栄養。全身の筋肉の約6〜7割が下半身の筋肉であることから、筋肉や体の組織の材料となる、たんぱく質を朝昼夜の3食に分けて、適量を毎食摂ることが大切とのことでした。私は、朝食にたんぱく質が不足しがちなので、気をつけたいなと思いました。
健康に関する講座や講演会は、一年を通して各地で開催されています。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
今朝は今シーズン1番の冷え込みとなりました。朝、布団から抜け出すのに少し時間がかかるようになってきました。暖房器具や服装で寒さへの対策をして、どうぞ体調管理にお気をつけください。
寒さにまだ体が十分に慣れていないこの時季ですが、これから寒さが本格的になる中、寒暖の差によって体調を崩す可能性のある場面の1つに入浴があります。このお風呂ですが、急に温まったり、冷えたりすることで血管が急激に広がったり、縮んだりして血圧の変動が大きくなることがあります。いわゆるヒートショックにより脳貧血、脳出血、心筋梗塞などが起こり、大変危険な状態に陥ることもあります。今朝はこれらをできるだけ予防するための注意点をいくつかご紹介いたします。
入浴前に脱衣所や浴室を温め、そして水分を摂取してから入るようにしたいものです。お湯は41度以下として浸かる時間は10分までが良いとされています。また、浴槽を出る際には急に立ち上がらないようにしましょう。そして食後すぐや飲酒後、お薬の服用直後などの入浴は避けるようにしましょう。入浴する際は、ご家族に一声かけてから入るようにするのも良いでしょう。ご高齢の方は特にご家族の見守りが必要だと思います。以上、入浴に際してのいくつかの注意点をご紹介いたしました。ご参考にしていただければ幸いです。入浴の際の事故のないように、これから寒くなりますのでお気をつけください。
先週末から昨日までは10月並みの暖かさが続き、比較的過ごしやすい日が多くなっていました。一方で昨日の午後からの雨に次いで、この後寒気が入り込み今週は季節が進むようです。今日は日中もほとんど気温が上がらず、寒い1日になりそうです。体調の管理にお気をつけください。
さて、この時季の風物詩の1つとして七五三があります。この七五三、我が子の健やかな成長を祝う日本の古くからの伝統行事になっています。先週末、私は宮崎地区の鹿嶋神社を訪れたところ、境内で写真撮影をするご家族を見かけました。ちょうど神社でご祈祷を終えた後のようで晴れ着姿の子どもさんを囲み、正装したご両親や祖父母がにこやかに記念撮影をされていました。由緒ある神社の重みのあるくすんだ色を背景にして、晴れ着のあでやかな赤がきれいに映えて、境内は華やかな空気に包まれていました。いつもはひっそりとしていることが多い境内ですが、この日ばかりは賑わいを見せていました。
そして今日は午後から気温も上がらず、昨日に比べて10度近く低くなるそうです。また、明日の朝にかけては冷え込みが一層強くなります。どうぞ暖かくしてお過ごしください。
令和6年11月15日(金):堀川副看護師長
今日は世界糖尿病デーについてお話させていただきます。
世界糖尿病デーは毎年11月14日に世界中で糖尿病に関する意識を高めるために設けられた日です。この日は糖尿病の教育、予防、管理に関する情報を広め、患者さんやその家族、医療従事者が一堂に集まり、糖尿病に関する理解を深めることを目的としています。この特別な日は、国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機構(WHO)の共同の取組みとして始まりました。11月14日はインスリンの発見者であるフレデリック・バンティングの誕生日でもあり、糖尿病治療の画期的な発見に敬意を表し、この日を世界糖尿病デーとしています。
世界糖尿病デーのキャンペーンには、青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」が用いられています。これは国連や空の「青」と団結の「輪」を表し「糖尿病との闘いのため団結せよ」という意味を表します。富山県内でも環水公園や富山城がシンボルカラーの青色にライトアップされるなど様々な場所で、糖尿病に対する理解と支援を広めるための啓発活動が開催されています。当院でも糖尿病教室を開催し、医師や栄養士など様々な職種からの講義により知識を深めていただきました。
現在、世界の成人の10人に1人が糖尿病もしくは予備軍と言われています。糖尿病は正しい知識と早期対策が重要です。少しでもこの病気に対する認識を高め、より健康的な未来を築くために一歩を踏み出していきましょう。今週いっぱい1階、総合相談窓口横には糖尿病に関する情報を掲示しています、ぜひご覧ください。
青空の広がる朝を迎えました。日中の最高気温は17度の予報で、日中は雨の降る心配はなく穏やかな1日となりそうです。
さて、私事ですが、10月31日と11月1日に新潟市で開催された第62回全国自治体病院学会に参加しました。この学会は、全国に1000余りの自治体病院のネットワークの下、地域の安心と安全を守るため自治体病院の役割や存在意義について理解を深めるために開催され、全国各地から約4,000人の医療関係者が参加しました。高齢化時代に合わせた各自治体病院の取り組みなどについて医療関係者や有識者による特別講演やシンポジウム、医療職による分科会など様々な演題発表のほか、医療機器メーカーによる最新医療機器の展示など盛りだくさんの内容でした。学会は、各会場に分かれて講演会や分科会が同時進行で行われ、参加者は興味・関心のある会場に足を運ぶというスタイルでした。私もこの時間はこの会場、次はあの会場と移動を繰り返しながら、各病院の病院経営への取組みやこれからの中小病院についての講演などを聞きながら、新たな刺激を受けてきました。
ちなみに学会の会場の新潟市は新潟県の県庁所在地で人口は約70万人と日本海側唯一の政令指定都市です。新潟は富山県のお隣の県ですが、新潟市に行くには、交通の便が不便だと感じました。新幹線と特急を利用したのですが、新潟駅まで約2時30分もかかりました。ちなみに新潟県は明治時代、日本で最も人口の多い地域で、当時の日本の人口が約4000万人で、約5%にあたる約180万人が住んでいたそうです。
昨日に続いて今日も青空の広がる朝を迎えています。今朝も冷え込みもさほど強くなく、穏やかな空気に包まれています。この後、日中も晴れますが気温は昨日に比べると、少し低目のようです。
さて、冬に向かう前の今の貴重な晴れの日、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。私は休日の好天の日には、散歩やジョギングを楽しむことがあります。よく海岸線を通り、宮崎地区へ行くことが多いです。この時季、雄大な自然の風景はもちろんですが、人のぬくもりを感じる街中にも秋の光景が楽しめます。
先週の土曜日の街中の様子です。古い民家が立て並ぶ間にできた細く薄暗く長い路地のすき間の向こうに見える青い海。陽だまりの路上に寝そべる黒いネコ。古刹の境内の周りには赤く色付き始めたモミジ。その足元には少しずつ積もり始めた色とりどりの落ち葉が、まだ緑色を残している草と混ざり合い何とも言えない色彩のコントラストを織りなしています。そして冬野菜の畑仕事にいそしむ方のそばには、冬桜が控え目に白い小さな花を咲かせていました。そして道行く人々と交わす何気ないあいさつ。これらの風景や人とのふれあいは、いつも私の気持ちをいやしてくれます。若い頃にはあまり気付くことがなかったような幸せが今はたくさん見えるような気がしております。
今日も晴れの良い日ですが、こういう時は有効に過ごせるといいですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今朝は秋の青い空が広がり、まぶしい朝日が降り注いでいます。昨日も終日、穏やかで暖かな天候でした。先週末に入り込んだ寒気で、いよいよ本格的な寒さを覚悟したかと思ったら、今週明けには入れ替わるようにして暖かな空気が入り、今日を含めて今週中は引き続きこの時季としては過ごしやすい気温が続くようです。
また、日本のはるか南の海上では立て続けに4つの台風が発生しているそうです。11月中に台風が発生することは決して珍しいことではないようですが、一度にこれほど多くが起こることは観測史上、初めてだそうです。地球温暖化による海水温度の上昇が影響しているとも言われています。思い返せば今年のあの夏の猛暑も含め、今後はこれまでの日本の四季の季節感も少しずつ変わってしまうのかもしれません。
そして今月下旬からは寒さが次第に強まり、年末の近づく来月、12月下旬頃にはまとまった大雪になるかもしれないとの長期予報も見られています。まだ寒さに十分に体が慣れていないこの時季ですので、しばらく続く寒暖の変化に体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。
先週末に寒気が入り込んでから、ようやく朝晩はこの時季らしい気温となり始めました。でも日中の気温は平年に比べて、まだ高めの日が多いようです。そんな中、この土日は晴れて穏やかな秋の空が広がっていました。青空を背景にして雪化粧した朝日岳が秋の日を浴びてまぶしく輝いています。少し気が早いかもしれませんが、来年の春の四重奏の準備に入ったようです。
そして11月も半ばに入りますが、この頃には年末年始をそろそろ意識し始めることが多くなってきます。当院の外来へ定期通院されている皆様の中には、病状が安定していらっしゃる場合には、次回の診察が2か月後や3か月後になることがあります。それらの方々とは診察室を出る際には、「来年もよろしくお願いします。良い年をお迎えください」とのあいさつを交わす時季にもなりました。1年の締めくくりが近づき今年1年を振り返り、穏やかに過ごして来られた方々の笑顔にふれると、私たちも元気をいただき、やりがいを感じております。
さて今日もこの後、日中は晴れて過ごしやすくなるようですが、朝晩と日中の寒暖の差が大きくなっておりますので、体調を崩さないようにお気をつけてお過ごしください。
今朝は大変冷え込んでいます。放射冷却現象と寒気の入り込みにより全国で今シーズン一番の寒さとなっているようです。今朝、日が昇り、夜が明けると冬の訪れ思わせる景色が広がっていました。はるか遠くの剣岳をはじめ周囲の山々には、今シーズンの初冠雪が見られています。ずいぶんと今年は遅い初冠雪となっていますが、急な冷え込みで山の頂から中腹辺りまで一気に薄っすらと冬化粧が施されています。朝日を浴びて神々しい輝きを見せています。そろそろストーブなどの暖房器具が活躍し始める頃になりそうです。
そして寒さが本格的になりますと、感染症の流行する時期にも入ります。今のところ新型コロナは落ち着きを見せていますが、これまで毎年、冬に急拡大を続けてきていましたので、これからも注意が必要です。また、季節性インフルエンザにも合わせて気をつけていきたいと思います。感染の予防には体力、免疫力を低下させないようにバランスの摂れた食事や十分な睡眠が基本となります。そしてワクチン接種やマスクの着用、手指消毒などの基本的な予防も続けていきたいものです。この冬も院内での感染予防対策にあたり皆様のご協力を改めてお願いいたします。
今日はこの後、日中穏やかな時間帯が続きそうです。暖かくしてお過ごしください。
今日は二十四節気の「立冬」です。今朝のニュースではようやく富士山で初冠雪が見られたとのことでした。
11月に入り、そろそろ寒さが少しずつ増して身に染みる頃となります。この時季に用いる天候の1つに「小春日和(こはるびより)」があります。晩秋から初冬にかけての時季に、春のように暖かく穏やかに晴れる日として用いられています。今年の秋はこれまで気温が全体的に高いこともあって、この小春日和を実感できるのはもう少し先になるかもしれません。
そんな暖かな秋でも少しずつ季節は移ろいます。街中を通りますと庭先や畑に柚子の木を見かけます。手のひらの中にすっぽりと入るほどまだ小さめですが、柚子の実は少しずつ膨らみ緑色の分厚いごつごつとした皮の一部はすでに黄色味を帯び始めています。来月の冬至にはお風呂の中に浮かべられるのを待っているかのようです。そして海岸では渡り鳥の鴨の数が増え、波消しブロックと岸辺の間の海岸で羽を休める姿が見られるようになっています。晩秋から初冬へと自然は着々と準備を始めているようです。私たちも体調の変化に備えをして、この冬を迎えたいものです。
今日の日中は気温がほとんど上がらず、この秋一番の寒い1日になりそうです。暖かくしてお過ごしください。
雨上がり曇り空の朝を迎えました。日中の最高気温は15度の予報で少し肌寒い1日となりそうです。
さて、早いもので、今年も2か月を切りました。毎年、この時季に新語・流行語大賞の候補が発表され、新聞に掲載されていましたので、少しその記事をご紹介しますと、「裏金問題」や「50-50(フィフティ・フィフティ)」、「新紙幣」などが候補に挙がっていました。
裏金問題は、自民党の派閥が政治資金パーティーの販売収入を政治資金収支報告書に正確に記載しなかった問題で、10月の衆議院選挙でも争点となりました。「50-50」は、アメリカ大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が史上初めて達成したシーズン50ホームラン、50盗塁のことで、ご存じの方も多いと思います。
この新語・流行語の候補は30語ありますが、社会の多様化もあるのでしょうか、私自身、初めて見聞きする言葉もありました。例えば、「はいよろこんで」や「ふてほど」、「もうええでしょう」など、どこで流行り、何を意味する言葉なのか、一目見ては、わからない言葉がたくさんありました。皆さんはいかがでしょうか。
ちなみに、医療機関に勤務する私としては「マイナ保険証一体化」が候補に挙がっていました。これは、今年12月にマイナンバーカードと健康保険証が一体化され、12月2日以降は新たに紙の保険証が交付されなくなることで、マイナンバーカードをお持ちの方はマイナンバーカードによる保険証確認を行っていくことになります。切り替えまで1か月を切りました。患者さんにはマイナンバーカードによる保険証確認に慣れていただくために、今後の保険証確認についてマイナンバーカードによる保険証確認にご協力をお願いいたします。
11月に入っても今年の秋は平年に比べて気温の高い日が続いております。昨日までの3連休、初日の2日土曜日は季節外れの大雨と強風でまるで梅雨の末期や台風を思わせるような荒れた天候となりました。その後、一昨日と昨日は晴れ間の広がる穏やかな秋の日が続きました。
そんな中、これからの本格的な冬や年末に向けて色々な動きもあるようです。各地の公園や施設では樹木の雪囲いや雪吊りの作業の話題が聞こえてきます。各ご家庭でも庭木の冬支度がそろそろ始まるかもしれませんね。また11月1日には来年用の年賀はがきの販売も始まったようです。このところ年賀状の利用が毎年減少し、中には年賀状じまいのお知らせも増えているとか。加えて10月からの郵便料金の値上げもあって今年の年賀状の発行枚数は前年より25%減少し、過去最大の減少幅になっているそうです。そんな中ですが今週後半には寒気が入り込み、ぐっと気温が低くなる日もありそうです。今日も日中は昨日に比べると10度前後も低くなるようです。そろそろ本格的に冬への備えが必要となってきます。体調の変化にも十分お気をつけください。
今日から11月に入りました。今年もあと2か月ですね。今さらですが、今年の干支は辰年だと気づかされました。
本日は認知症の予防について1つお話したいと思います。認知症の予防効果に期待できる成分として、柑橘類(かんきつるい)が挙げられます。ミカンを思い浮かべると思います。東北大学の追跡調査で柑橘類を週2回以下食べる人に比べて、ほぼ毎日食べる人は認知症を発症するリスクが14%も低下していたという報告があります。
柑橘類にはノビレチンというポリフェノールの一種が含まれていて、脳の神経変性の病気に対して予防や改善を期待できるそうです。ミカンを思い浮かべると思いますが、沖縄でよく採れるシークワーサーはミカンの10倍から20倍のノビレチンが含まれているといわれています。そればかり食べれば良いという訳でありませんが、日々の食卓に加えてはいかがでしょうか。
今日は、マイナンバーカードでの保険証確認についてお知らせいたします。
今年12月にマイナンバーカードと健康保険証が一体化され、12月2日以降は新たに紙の保険証が交付されなくなり、マイナンバーカードをお持ちの方は、マイナンバーカードによる保険証確認を行っていくことになります。切り替えまで約1か月となり、皆様にはマイナンバーカードによる保険証確認に慣れていただくため、今後の保険証確認について、マイナンバーカードによる保険証確認にご協力をお願いいたします。
マイナンバーカードで保険証を確認する方法ですが、カードを認証する機械で行います。手順としては、マイナンバーカードを機械に差し込み、機械に付いているカメラでの顔認証、または暗証番号の入力で保険証の確認となります。機械の画面が操作手順を示してくれますが、職員も手順をお伝えしますのでお気軽に中央受付でお申し出ください。
また、認証する機械につきましても当院では現在、中央受付に2台設置しておりますが、中央受付にもう2台、救急受付に1台増設を予定しており、マイナンバーカードを使用しやすい環境を整えてまいります。
なお、マイナンバーカードをお持ちでない方については資格確認書がご加入の保険者より交付されます。12月以降、お手元にある有効な保険証は最長1年間使用可能ですが、1年後またはその前に有効期限が来る際に保険者より資格確認書が交付される予定です。
本日は、マイナンバーカードでの保険証確認についてお知らせをさせていただきました。
昨日の夕方から降り始めた雨は今朝も残り、今も大変細かな雨粒が降り続いております。どうぞ足元にはお気をつけください。この後、今日午後からは回復して晴れ間も見られるようです。
さて、少しずつ深まりつつある秋の中、これから秋の夜長を快適に過ごすために大切なのが良い眠りです。今朝はこの眠りに関するお話を少しご紹介いたします。
一般に睡眠に関する大切な基本事項が2つあります。ご紹介しますと1つ目が体温の低下です。夜間は体温が日中より少し低くなりますが、それは脳の温度を下げて休ませるためだと考えられています。このため寝る前の激しい運動や食事は体温が上昇するため、寝つきが悪くなりがちです。良い眠りをするためには逆効果となることがありますので、注意したいところです。そしてもう1つの睡眠の基本となる条件は、メラトニンと呼ばれるホルモンの分泌です。
このメラトニンは脳内ホルモンで眠りを誘い体内時計のリセットの役割をするので、翌朝の目覚めの良さにつながります。このメラトニン、主に夜間に分泌されますが、日中の運動や散歩などで太陽の光を浴びることで分泌されやすくなります。また、夜間は部屋の照明を暗めにすることでも分泌が促進されます。そしてこのメラトニンの原料となるのがトルプトファンと呼ばれるアミノ酸ですが、バナナや卵、魚、大豆などに多く含まれています。加齢とともにこのメラトニンの分泌が低下してきますので、こうした食品をしっかり摂ることも大切なことです。
これからの秋の夜長、皆さんはどんな良い夢をご覧になられるでしょうか。今朝は良い眠りのためのポイントをご紹介いたしました。
ここ数日は前線の活動によって雨模様の日が続いております。今朝は青空がのぞき明るい日差しもありますが、夕方からは雨になるようです。昨日に続いて気温は低目で少し肌寒い1日になりそうです。
さて、例年ですと10月も終わりに近づきますと、各地から冬の訪れを告げる山々の初冠雪の話題が聞こえてきそうですが、今年は少し様子が違うようです。富士山の初冠雪が未だに観測されていないそうです。平年の富士山の初冠雪は10月20日ということで、これまで最も遅かったのが2016年と1955年の10月26日の記録があるそうです。今年は130年に及ぶ観測史上で最も初冠雪が遅くなることがすでに決まったとのことでした。今年の夏のあの異常な暑さがまだ影響しているのでしょうか。季節の足踏み状態が続いています。ちなみに逆にこれまで最も早い富士山の初冠雪は2008年の8月5日の記録だそうです。
いずれにしても自然に抗うことはできません。これから先、寒気が入り込めば急に寒さが増すこともあるかもしれません。天気予報を参考にして来るべき本格的な寒さに備えていきたいものですね。体調管理に十分お気をつけください。
10月最後の金曜日となりました。今朝はまぶしい日差しの中、青空の広がるさわやかな秋晴れとなっています。日中もこの後、20度ほどまで気温が上がり、穏やかな1日になりそうです。遠くの山々を見ますと、頂の方から赤や黄色味を帯びた山肌が少しずつですが、すそ野へ向けて広がってきているようです。これから11月にかけて紅葉の見ごろとなりそうですね。
さて、これから寒くなる時季に心配なのが感染症ですが、新型コロナウイルスの発生状況を見ますと、10月20日までの調査では、このところ8週連続で感染者の数は全国的に減少してきています。今のところこの秋の暖かさが幸いしているのかもしれませんが、これまで毎年冬にかけて感染者数が増加してきていましたので、今後も注意は必要です。また、全国的にはマイコプラズマ肺炎の感染者数の増加が見られています。新型コロナもマイコプラズマも感染の予防の基本は、手洗いやうがい、マスクの着用です。当院では来院の皆さんに引き続き、手洗い消毒、マスク着用のご協力をいただいており、感謝申し上げます。これからも引き続き、ご協力をお願いいたします。
昨日は、10月も下旬だというのに県内の富山市八尾では最高気温が30度を超える真夏日となりました。朝日町の最高気温は26.9度の夏日でした。今朝は雲が多く、時折薄日の差す穏やかな天候で、朝日町の最高気温は21度の予報です。この暖かさで全国的に紅葉も遅れているようです。
さて、早いもので今年も残すところ2か月余りとなりました。巷では、クリスマスケーキやおせち料理の予約も随分前から始まっていて、年の瀬に向け、慌ただしさを感じるようになっています。そんな中、10月27日(日)には、富山県知事選挙と衆議院選挙が同時に行われます。各選挙の投票所の入場券や選挙公報もすでに各ご家庭にも届いており、また、選挙に関するニュースも連日、報道され、皆さんも関心が高いものだと思います。
ちなみに当院では、入院されている患者さんを対象とした不在者投票を本日10月24日の午後から行う予定です。この不在者投票は、病院や老人ホーム等に入院・入所されている方などが投票日の前でも、投票できる制度です。似たような制度として期日前投票があります。これは選挙当日、仕事や旅行、冠婚葬祭などで選挙当日、投票に行けない方が事前に投票できるもので、10月26日(土)まで朝日町では役場1Fで午前8時30分から午後8時まで行っています。最近は投票率の低迷と言われていますが、今後の県政、国政の未来を託す重要な選挙ですので、大切な1票を投じたいものです。
今日は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。朝晩の冷え込みが強くなり、北国では霜が降り始める頃とされています。今日はでも暖かい朝ですね。先週の土曜日はこの秋一番の冷え込みとなりましたが、今年は今のところ10月に入っても全体的に気温の高い状況が続いています。
毎朝のこの放送でも季節の移り変わりの話をしておりますが、ちなみに昨年の10月23日の記録を見ますと「病院から見える剣岳の頂はすでに白く染まっています」と私は話をしておりました。今週も予報では全体的に気温が高く、25度を超える夏日もあるようです。今日も29度の予報が出ています。どうやら立山や剣岳の初冠雪ももう少し先になりそうな気配です。日本気象協会の記録によりますと、立山の初冠雪がこれまで最も遅かったのは1977年の11月9日との記録があるそうです。
このあと今月中は寒気の影響がまだ弱いとのことですので、もしかするとこの記録が塗り替わるかもしれません。この分で行くと今年の秋は短くなり、11月末頃からは足早に冬への向かうことになるのでしょうか。しばらくは1日の気温の差が大きい日が続きそうですので、体調を崩さないようにお気をつけください。
私は学生時代から福祉施設でのボランティアを20年以上続けています。その施設で働いているスタッフは、色んな経歴を持った人たちで構成されています。
例えば、元プロボクサーの資格を持っている方、演劇をしながら夢を追いかけている方、ヨガのインストラクターをしながら働いている方、バンド活動をしながらドラマーとして活躍する夢を持っている方、国際結婚をして富山県に移住してきた女性の方もおられます。そんな色んな経験を経て福祉施設で働いているスタッフの方々と、施設でのボランティアをしながら多くの異文化交流をしていると思っています。その異文化交流を通して感じるのは、自分とは違う文化・価値観を持っている人たちとこんなに関わることができ幸せだと感じています。
皆さんはボランティアなどをしていますか。少しだけ興味を持ち、前へ出ることで今まで見たこともなかった景色が少しだけ見えてくるかもしれません。
今朝はこの秋一番の冷え込みで大変寒くなりました。今日はこの土日に開催されたイベントのご報告を申し上げます。
まずは、おととい10月19日新川地域在宅医療センター主催による市民公開講座が、アゼリアホールで開催されました。地域で取り組む在宅医療~最後まで安心して過ごせるように~をテーマに当院からは渡辺哲郎内科部長が基調講演を行い、また訪問看護師の飯野夕子さんと訪問リハビリテーションの加藤鮎美さんが多職種の立場から皆さんの質問に答えました。会場はほぼ満席に近い状態でした。皆さんとともに改めて在宅医療について考える機会となりました。
そして昨日、10月20日にはコロナ禍を経て5年ぶりに当院の病院祭を開催いたしました。当日は肌寒い中にも関らず、たくさんの方にご参加をいただきました。様々な体験コーナーで実際の医療機器に触れたり、写真を撮ったり、救命処置を疑似体験したりされていました。特にVRゴーグルのコーナーは大人気で、初めて見る三次元の映像に皆さん驚いた様子でした。そして生バンドの演奏に合わせてロコモ予防体操をするなど会場は熱気に包まれていました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。有意義な秋の休日を過ごすことができました。
昨夜はあいにくの雲の多い空でしたが、時折、雲の切れ間から大変きれいな光る満月が見えていました。昨日の満月は1年のうちで最も大きく見えるスーパームーンでした。これは地球と月とが1年で一番近づくために大きく見えるそうです。ちなみに逆に今年最も小さく見えた満月は2月24日だったようで、これに比べると昨日のスーパームーンは14%ほど大きく見えるとのことでした。ご覧になられてた方もいらっしゃるかもしれませんが、いかがだったでしょうか。
そして秋が少しずつ深まり行く中、あさって10月20日にあさひ総合病院の病院祭を開催いたします。コロナ禍を経て、5年ぶりの開催となります。色々な参加型の体験コーナーやイベントなど盛りだくさんの内容を企画しております。詳しくは病院内のポスター、広報あさひ、そしてケーブルテレビでもお知らせをしていますので、ぜひご覧ください。秋の休日、お時間がありましたらお越しください。なお、天気予報を見ますと、あさって10月20日は北からの寒気が流れ込み、日中の気温が低く、少し寒い1日になりそうです。暖かい服装でお越しください。お待ち申し上げます。
昨日までの雨が上がり、今日は秋の日差しが大変まぶしいさわやかな朝を迎えています。玄関のドアを開け一歩外へ出ると、どこからともなく漂うキンモクセイの香りで1日が始まります。そして今日は1日の気温の差が小さく、穏やかな秋の1日となりそうです。今週末からはまた朝晩の気温が低くなり、日中との温度差が大きくなるようですので、衣服でこまめに体温を調節するなどして体調を崩さないようにお気をつけください。
さて、このところマスコミで話題に取り上げられることが少なくなった新型コロナ。昨日、先週1週間の感染者の発生状況が発表されています。それによりますと、全国的にも、そして県内でも患者報告数はこのところ7週連続で減少しており、比較的落ち着いているようです。しかし、毎年これまで冬にかけて感染者の増加がみられていますので、感染予防は今後も怠らないようにしたいものです。当院での診療に際してもマスクの着用や手指消毒のご協力を皆様にいただいておりますことに感謝いたします。この冬に向けて引き続き、ご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
ようやく秋めいて来ました。朝晩、冷え込むようになりました。日中との寒暖差に気をつけて、しっかり体調管理を心掛けたいですね。
今日はグリーンリボンデーです。「移植医療の希望の光を届けよう」をテーマに移植医療への理解が広がることを願って、全国各地のランドマークタワーや建物が移植医療のシンボルカラーのグリーンにライトアップされます。ドナー(移植提供者)への感謝、移植を待つ人たち、移植医療を支える医療者に向けたエールの意味も込められているそうです。富山県ではタワー111ビル、NHK富山放送局、高岡市民病院、そして今年は富山県立中央病院においてもライトアップが予定されています。家族や大切な人と移植のこと、命のこと、お互いの意志を話し合ってみませんか。詳しくは日本臓器移植ネットワークのホームページをご覧ください。
さて、いよいよ10月20日(日)は病院祭です。飲食コーナーでは新川地域を拠点に活躍中のキッチンカーやお店の出張販売を予定しています。朝日町からはカワセミの会によるバタバタ茶ふるまい、入善町からはジャンポール焼きでおなじみのマーブルキッチン、おはぎの半六、黒部市からはキッチンカーLeaf、魚津市からは銀河食堂‐掛‐(かける)の皆さんが病院祭を盛り上げてくださいます。ぜひ、お誘いあわせのうえ、ご来場いただきますよう心よりお待ちしています。
10月もはや半ばに入りました。昨日までの3連休は好天に恵まれました。からりとした空気の中、街中にはキンモクセイの甘い香りが漂い、空にはきれいな秋のうろこ雲が広がり、飛び交うトンボの数も増えてきました。そして黄昏時の西の空には肉眼で、すい星が観察されたそうです。そんな秋が深まり行く中、昨日のニュースでは北海道では初氷が観察され、また冬の間、竹でできた大きなブラシを回転させ路面の雪を吐きながら進むササラ電車の試運転も始まったそうです。富山市では今シーズン初めての白鳥の飛来も観察されたとか。深まる秋への様子があちらこちらから聞こえ始めてきます。
さて、秋と言えば色んなイベントの時季ですが、この次の日曜日、10月20日には当院では病院祭を開催いたします。コロナ禍を経て5年ぶりの開催となります。色んな参加型の体験コーナーやイベントなど盛りだくさんの内容を企画しております。詳しくは病院内のポスター、広報あさひ、そしてケーブルテレビでもお知らせをしていますので、ご覧ください。秋の休日、お時間がございましたら、ぜひお越しください。
このところ朝晩は気温が低くなってきました。肌寒いを通り越して寒さを感じることもあります。私もそうですが、寝具もこれまでの薄手からしっかりとした掛布団に替えられた方も多いのではないでしょうか。そして昨日、10月10日の日中はからりと晴れて、大変秋らしい1日になりました。
10月10日と言えば、60年前の1964年10月10日は第1回の東京オリンピックの開会式の日でした。当時の国立競技場で盛大な開会式を成功させる条件として天候は一番の問題だったようです。このため過去の気象データや当時の観測技術の粋を集め、最も晴れる確率の高い日が選ばれたそうです。それが1964年10月10日でした。まさに戦後、高度成長期へ向けての活力ある日本の象徴となりました。また、10月10日は私たちの年代では、小中高校の運動会が毎年行われるようになった日でもありました。今では春先に運動会を行う学校がほとんどのようです。時代とともに社会の変化もあるようです。
さて、今朝は曇り空が広がっているようですが、この後、お昼からは晴れ間もでるようです。今週末にかけても穏やかな秋晴れが続く見込みです。長く続いたあの夏の暑さから解放されたさわやかな秋の日々をしばらく十分に楽しみたいと思います。
ここ数日は朝晩が冷え込み、ようやく秋も深まってきたように感じます。ただ、週間予報では、日中の最高気温は25度前後の日が多いようです。寒暖差のある時季でもあり、体調管理には十分にお気をつけください。
さて話は変わりますが、現在、旧泊高校は今年度末の完了を目指し、校舎や体育館等の解体工事が進められています。 日々、校舎が取り壊されている光景を見ると、なんとなく寂しい気持ちになります。急速な少子化の進行に伴い、県内では、さらなる高校再編についての話題も新聞紙上で見かけます。高校がある地元住民の感情もあり、簡単には高校再編は進まないものだと思います。
ちなみに、旧泊高校の校舎等の取り壊し後は、企業誘致用地としての造成工事が進めれられていく予定です。そしてこの企業誘致を進めていくにあたり、利便性に優れたアクセス道路の整備が重要となることから、現在、旧泊高校跡地から国道8号線のスーパー農道交差点へ接続する道路を整備ルートとしての計画もあるようです。
いずれにしても、早期に企業誘致が進み、新たな雇用が生み出され、町のにぎわいと活気につながってほしいと願っています。
昨日10月8日は二十四節気の「寒露(かんろ)」でした。元々この寒露は晩秋の頃に降る冷たい露を意味しているようです。これに合わせるように昨日は終日、雨交じりで最高気温も20度を下回り、肌寒い1日でした。そして今日も同じように日中も気温はあまり上がらないようです。これからは毎日、朝晩が冷えるようになり、次第に秋が深まっていきます。そういえば忙しそうに空を飛び回っていたたくさんのツバメたちの姿もいつの間にか見かけなくなっています。数千キロも離れた遠い南の国へ渡って行ったのでしょうか。次の春までしばらくのお別れです。
さて、折に触れてご案内をしてきておりますが、当院では今月20日の日曜日にあさひ総合病院、病院祭を開催いたします。コロナ禍を経て5年ぶりの開催となります。色々な参加型の体験コーナーやイベントなど盛りだくさんの内容を企画しております。詳しくは病院のポスター、広報あさひ、そしてケーブルテレビでもお知らせを流しておりますので、ぜひご覧ください。秋の休日、お時間がある方はぜひお越しください。
今朝は保護犬の話をします。私は嵐の相葉君のテレビの影響で動物保護活動に興味を持つようになりました。そして2年前に県内の動物保護団体から推定年齢7歳の保護犬を譲り受けました。その保護犬は繁殖犬として飼われていましたが、子犬が産めなくなり十分な世話をされずにいたところを助け出されました。「不幸だった時間を帳消しにできるくらい幸せにしたい」。そんな強い気持ちで引き取りました。我が家に慣れるまでは大変なこともたくさんありました。しかし今では甘えん坊で食いしん坊、まるで幼い子どものようで、逆に私の方がたくさんの幸せをもらっています。
また、保護犬を通じてボランティアの方々との新しい出会い生まれたり、インスタで里親さんたちとつながったり、朝晩の散歩で季節の移り変わりを感じたり、この子の存在が私の心を豊かにしてくれています。
動物の命も人と同じ尊い命です。不幸な環境の中から保護された動物たちに一人でも多くの方が心を寄せてくださることを、そして人にも動物にも弱い者に対して優しい社会であってほしいと思います。
秋雨前線の影響で今朝はすっきりしない空模様になっております。この後、お昼から夕方にかけては、まとまった強い雨になりそうですので、足元にはお気をつけください。この雨、明日にかけて続くようです。日中の気温も昨日より低めですので、体調管理にもお気をつけください。
さて、私は先週末に学会に参加するために岩手県の盛岡市に行ってまいりました。2011年の大震災の時に災害支援医療チームとして岩手県の釜石市に赴いて行ったことがありました。朝日町と釜石市は友好都市として互いに交流があります。当時は道路事情も悪く、高速道路を利用しても移動に片道8から9時間かかりました。それが今では北陸新幹線が通り、東北新幹線に乗り換えれば実質乗車時間は4時間未満で着くことができます。東北は今が稲刈りの最盛期を迎えていました。
盛岡といえば市内の中心を流れる北上川を渡り、雄大な岩手山が見えるのを楽しみにしていましたが、当日は生憎の曇り空で、わずかに頂がのぞく程度で雄大な全体を見ることは叶いませんでした。でも幸い名物の「さんさ踊り」を見物することができました。ゆっくり観光する時間はありませんでしたが、城下町として栄えた東北の中核都市は、とても風情のある街並みでした。そして出張を終え、帰りの新幹線の車窓から朝日町が見えると、ほっとする気持ちがありました。やはり住み慣れた街が一番だなと改めて感じた次第です。
ここ数日気温も低くなり体調を崩しておられないでしょうか。10月は気温が下がり、秋の気配が深まる季節ですね。
さて、皆様「生活不活発病」という言葉をご存じでしょうか。動かない状態が続くことで、心と体の機能が低下して動けなくなることを言います。歳を重ねるごとに筋力や生活への活力が低下し、動かない生活が増えると認知症を引き起こす可能性が高まります。日々することがない生活が続くと、刺激がなく動かない状態につながりやすくなります。
生活不活発病を予防するためには、生活の活発化が欠かせません。日々の生活の中で生きがいや役割、習慣や目標をもって生活を送ることが大切です。例えば、家の中では洗濯や掃除など家事を引き受ける。楽しめる趣味を持つ。地域の介護予防教室などに参加するのも1つです。できる範囲で動かない生活を少しでも減らしていきましょう。また食欲の秋ですが、食事もバランスよく食べて低栄養にならないようにし、日々の生活に活力をつけていきましょう。
秋雨前線の影響で昨日から降り出した雨が今朝も少し残っています。この後、日中はまとまった雨も予想されているようです。通院や外出の際にはお気をつけください。
さて、当院では今月、10月20日の日曜日に病院祭を開催いたします。「ふれ愛 ささえ愛 地域の健康を願って」をスローガンにして約5年ぶりに開催いたします。長い間、コロナ禍のため開催を見送ってきましたが、今年から再開をいたします。病院の1階、2階、6階に分けて各フロアごとに楽しいイベント・企画をしております。
内容を少しご紹介いたしますと、血管年齢の測定や正しく手洗いがされているか否かをチュックするなどの検査コーナー、心肺蘇生の一次救命措置や内視鏡検査などを体験できるコーナー、お子さん向けのわくわくキッズひろばや医療職のユニフォームを試着できるコーナー、スタンプラリー、そして認知症やロコモの予防についてのコーナー、さらにはビンゴゲーム大会でのすてきなプレゼントが当たるチャンスもあります。また、病院2階のひすいホールでは、当院オリジナルのロコモ予防体操を生演奏で一緒に楽しむコーナーなど、そのほか皆さんにも親しんでいただける内容をたくさん用意しております。病院の正面玄関前では、新川地区のキッチンカーのお店もやってきてくれます。院内にもポスター、そして詳しくは広報あさひ10月号にも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。当日は多くの皆様の参加をお持ち申し上げます。お楽しみにしていただければ幸いです。
青空ののぞくさわやかな秋の朝を迎えています。このところ朝晩は肌寒さを感じることが多くなってきました。秋分の日を過ぎてからは日中の時間が短くなり、特に夕暮れの日没の早さをこのところ実感します。きれいな夕日もあっという間に沈んでいきます。「秋の日はつるべ落とし」とはよく言ったものです。
先日、夕暮れ時に通い慣れた道を歩いていますと、どこからともなく甘い香りが漂ってきました。キンモクセイです。そこはかとなく漂う香りに、どこにキンモクセイの木があるのだろうかと辺りを少し探してみましたが、折からの日没で暗くなり見つけることは叶いませんでした。そして夕方6時半も過ぎると夜空にはくっきりと星たちが輝きはじめていました。海岸線から見る北の空には大きなヒシャクの形をした北斗七星が海水をすくい取らんばかりに輝いていました。秋の夜空はとても空気が澄み、星空がきれいに見えます。甘いキンモクセイの香りと夜の星座を見ながら、ゆっくりと深呼吸をしてみました。
今日はこの後、天候は午後から下り坂になり、明日以降、雨模様の日がしばらく続くようです。体調管理にお気をつけください。
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