外来受付:7:20~11:30 / 12:30~16:30
検査科は患者さんの病気の診断や治療に必要な情報を迅速に提供するため、夜間休日も含めいろいろな検査を行っております。
生理検査は直接、患者さんに接して種々の機器を用いて、その身体の情報を記録する検査で、1階の生理検査室で行っています。心電図検査、肺機能検査、超音波検査、血圧脈波検査、神経伝導速度検査、聴力検査などがあります。
検体検査は2階の検体検査室で行われ、体から排泄された尿や便、採取された血液や組織、細胞などを検査しています。生化学検査、免疫血清学検査、血液検査、一般検査、輸血検査などがあります。また、中央処置室にて採血業務も行っています。
主に下記のような検査を行っております。
心臓が動くときに発生する微弱な電流を波形として記録するのが心電図です。検査は手首・足首・胸に電極を付けて行い、検査時間は5分程度です。不整脈や心筋梗塞などの診断に有効です。各種検査については以下のような検査方法があります。
日常生活の様々な状況における心電図の変化をとらえるため、24時間の連続した心電図を記録する検査です。記録中は日常生活を送っていただき、行動記録メモをつけていただきます。
運動をして心臓に負荷をかけることで誘発される狭心症や不整脈を検出したり、運動負荷機能を 運動負荷心電図調べたりする検査です。ベルトコンベアの上を歩いていただき、心電図と血圧を同時に測定します。
腕や足の抹消神経に電気刺激を与え、電気の伝わり方を調べる検査です。検査は電気刺激を与えるため、多少の痛みを伴います。
心臓の筋肉や弁の動きを超音波で観察する検査です。検査は左を下にして横向きに寝て行い、検査中は息を吸ったり吐いたりして呼吸を止めていただくこともあります。
頸動脈という血管を超音波で観察する検査です。頸動脈の血管や血液の流れを調べ、動脈硬化病変の有無やその程度を調べます。
甲状腺を超音波で観察し、大きさ、組織性状、血流の状態などを調べる検査です。
足の動脈を超音波で観察し、どの血管が狭搾しているか調べる検査です。
足の静脈を超音波で観察し、血栓ができていないか調べる検査です。
息を吸ったり吐いたりして、肺の大きさや肺の換気機能を調べる検査です。喘息・慢性閉塞性疾患(COPD)などの呼吸器の病気が疑われるときや、手術前の全身状態のチェックを目的に行います。
両腕・両足首の血圧を測定し、血管の硬さと詰まり具合(動脈硬化)を調べる検査です。動脈硬 化を放置すると、心筋梗塞や脳梗塞といった大きな病気を引き起こすことがあるので早期発見が大切です。
頭部に数十個の電極を装着し、脳の働きを調べる検査です。てんかんや意識障害などの診断を目的に行います。
ヘッドフォンを装着し、どのくらい小さい音まで聞こえるかを調べる検査です。気道と骨導を測定することで耳のどの部分で問題が起きているのかを調べます。
生物学検査では肝機能、腎機能、糖代謝等を科学的に分析します。データの精度管理も定期的に行われ、信頼性を維持しています。
免疫検査ではB型、C型肝炎等のウイルスの検査や梅毒検査を行います。腫瘍マーカー検査ではがん細胞より血中に出る特殊タンパクの測定を行います。
血液中の成分である赤血球、白血球や血小板等の数や大きさ、形態などを計測する検査と、血液の固まりやすさを調べる検査があります。
尿、便あるいは脊髄液等を調べる検査です。尿中のタンパクや糖、潜血の有無を検査します。
便潜血反応は消化器系からの出血の有無を検査することで大腸がんの早期発見に欠かせません。
輸血が必要な手術や吐血、下血など急激な出血や、慢性的な貧血の治療に輸血が可能かどうか血液型も含めて検査します。また、輸血によって体内に免疫反応による交代が作られていないか検査します。
当院の外来採血室は検査科が中心として担当しており、採血業務は国家資格を有する臨床検査技師と看護師が、充分な管理のもとに細心の注意を払って実施しています。
混雑時はお待ちいただくこともありますが、少しでも円滑に進むよう努めておりますので、ご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。
トップへ