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2021年4月号 MRI装置を更新しました

2021年4月号 MRI装置を更新しました

   放射線科 清水 兼光 放射線技師

 

あさひ総合病院では、今年3月に15年近く使用していたMRI装置を更新しました。以前の装置と比べて画質が向上したうえに、検査時間の短縮も期待できます。また、撮像中に「ガガガー」といった工事現場のような音が聞こえていましたが、検査の種類によっては音質を変えてなるべく不快感を減らすこともできます。その他の特徴としては、脳血流量測定など脳機能検査や心臓検査にも対応でき検査の幅が広がりました。

MRIは頭から足の先まで体のどの部位でも検査できる機器ですが、その部位に適した器具を検査時に装着しなければならないため一度に撮像できる範囲は限られます。そのため診察にて体のおおよその異常な箇所を特定してからの検査となります。

よく似た機器にCT装置がありますが、おおむねCT検査は体の異常箇所の発見に、MRI検査は病変の質的診断に用いられます。X線を使うCT装置とは違い、MRI装置は電波と強力な磁場を利用し体内にある水分子(H2O)からの信号を生体画像にする装置です。検査中の音のうるささや閉塞感は伴いますが、被ばくのことを心配せず何度でも受けていただくことが可能です。

MRIは電波や磁気を利用するため手術で体内に金属を埋め込まれた方の中には検査を受けることができない場合があります。また衣服に付いた金属やその他撮像に影響を与えるようなものを省くためあらかじめ検査着に着替えていただきます。安全に検査が行えるようご協力をお願いします。

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