あさひ総合病院栄養科　管理栄養士　水島　恵子

　当院では平成19年に糖尿病患者会「ひすいの会」を発足しました。患者さん同士やそのご家族、病院スタッフとの交流の中でより良い糖尿病治療や自己管理ができるよう活動を行っています。
　ひすいの会は、３つの「あ」、あせらず、あきらめず、あなどらずをモットーに活動しています。活動は、総会での講演や歩こう会、調理実習、研修会等を実施しています。糖尿病の知識を学び、血糖コントロールをしながら糖尿病と上手に付き合う方法を考え、会員相互やスタッフとの親睦を深めています。同じ病気を持つ仲間同士が、日頃気をつけていることや血糖コントロールの工夫等、お互いの話を聞くことにより、さらにより良い療養につながるのではないでしょうか。
　ここ２年間は、新型コロナウイルス感染予防のために中止した活動もありましたが、今年度は総会と研修会を開催することができました。会員の皆さんが快く参加してくださることにいつも感謝しています。
　管理栄養士の立場から、より良い日常生活を送るためには、バランスの良い適量の食事を規則正しい時間に、ゆっくり噛んで食べる習慣を続けてほしいものです。
　「ひすいの会」に興味がある方は、ぜひ一度お問い合わせください。