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2023年11月号 糖尿病がどんな病気か知っていますか?

2023年11月号 糖尿病がどんな病気か知っていますか?

                                         

                 あさひ総合病院 主任看護師 島 瑞己

 私は普段は病棟勤務ですが、外来で糖尿病療養指導を担当しています。当院には糖尿病療養指導士という資格を持った看護師が4名おり、他職種と情報交換しながら療養指導を行っています。

 さて、皆さんは糖尿病がどんな病気か知っていますか?糖尿病はインスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)の量が増えてしまう病気です。血糖の濃度(血糖値)が何年も高いままで放置されると様々な合併症に繋がります。

 甘いものを食べ過ぎたり食事量が増えたりして血糖値が高い状態になると血液がドロドロになり、血管が詰まり心筋梗塞や脳梗塞になりやすくなります。

 足はどうでしょうか?水虫・タコくらい放っておけばなんて思ってはいませんか?糖尿病は傷が治りにくいため、長時間放置すると足を切断ということにもなりかねません。また合わない義歯を使い続けたり虫歯を放置したりすることもよくないので定期的な歯科受診も大切です。

 規則正しい生活を送り、定期的な運動を行うなど健康な身体づくりをすることが糖尿病の悪化予防に繫がります。糖尿病と診断されていない方も、健康診断で何か不安なことがあれば早めの受診をおすすめします。

 毎年11月14日は「世界糖尿病デー」でインスリンの発見者の誕生日にあたります。その日を含む1週間を糖尿病週間として当院でも掲示物の展示や健康相談などを開催しますので、興味のある方はお越しください。

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