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お知らせ

  • コラム

院長・職員の今朝の一言

令和3年4月1日から、8時20分頃に院内放送で、東山院長と職員による朝の挨拶を行っております。本ページでも紹介させていただきますのでご覧ください。

令和7年11月11日(火):東山院長


 昨日は終日、断続的に雨が降り気温も低く寒い1日でした。今朝も空は厚い雲に覆われていますが、この後、午後からは回復して晴れ間ものぞいてくるようです。それでも気温はあまり上がらず、昨日と同じくらいの肌寒さになります。どうぞ体調にお気をつけください。

 さて、今の時季は寒さにまだ体が十分に慣れていませんが、お風呂の温かさが大変心地よい季節でもあります。そこでこれから冬に向けて、そろそろ気をつけておきたいのがヒートショックへの対策です。私たちの血圧は、気温が低い時には血管が縮むことで高くなります。一方、気温が高くなると血管は広がり、逆に血圧は低くなります。この血圧の上がり下がりの変化が急激に起こると、心筋梗塞や脳梗塞といった血管の障害を起こしやすくなります。気温差が10度以上あるとヒートショックが起こりやすいとされています。暖かい部屋からお風呂場の寒い脱衣所や洗い場、そして温かい浴槽と気温の上下が起こる環境は体にとって大変大きなストレスと危険が潜んでいます。

 入浴のヒートショックの予防には脱衣所と浴室をあらかじめ暖めておくこと。お湯は41度以下として湯に浸かるのは15分以内にすること。かけ湯をしてからお湯に浸かること。入浴前にコップ1杯の水分を取るなどが勧められています。今晩も寒さが続くようですので、ご参考にしていただければ幸いです。

令和7年11月10日(月):東山院長


 昨日から降り出した冷たい雨。今朝もまだ残っています。遠くの山々の頂はすそ野に向けてその白さを少しずつ広げ、また街路樹も錦の色を濃くし始めています。雨に濡れた歩道では落ち葉が重なり合うようにして落ち着いた佇まいの中、時折り差し込む日差しに深い輝きを放っています。またユズの木では柿の実ほどに大きく膨らんだ実が鈴なりになり、鮮やかな黄色を見せています。晩秋の街中には、移り変わり行く秋の色が今あふれています。

 さて、そんな中、10月27日から11月2日までの直近のインフルエンザの感染者数の発表がありました。一医療機関当たりの感染者数は前の週から2.37倍に急増し、注意報の基準を超えました。これは前の年より1か月以上も早いペースになっています。本格的な流行期を迎えつつありますので、マスクの着用、手洗い、消毒、十分な睡眠などの感染予防は大切になります。また、重症化リスクのあるご高齢の方や子どもさんにはワクチン接種も有効です。

 一方で新型コロナウイルス感染者数は前の週と比べて、ほぼ横ばいで比較的落ち着いた状態にあるようです。1日の中での気温の差が大きくなり、また変わりやすい秋の天候の中ですので、体調管理に十分お気をつけください。

令和7年11月7日(金):東山院長


 今日は立冬です。暦の上では冬に入りますが、今週は火曜日から好天が続いています。今朝も時折り、まぶしい日の光が差し込んでいます。この後、晴れて日中は今日も穏やかな1日になりそうです。

 この晩秋の夜空には名月がよく似合います。おとといの水曜日はスーパームーンでした。1年のうち繰り返す満月の中でも、今年最も地球に近づく最大の満月でした。地球を回る公転軌道が、わずかにだ円をえがくため月が地球に最も接近する点と最も遠ざかる点があり、その距離の差は約5万kmもあるそうです。この最も近づいた満月がおとといのスーパームーンでした。当日の夜はあいにくの曇り空でスーパームーンは拝むことはできませんでした。
 昨日の夕日が沈んで間もなく、私は東へ向かって高速道路を走っていたところ、朝日インターの近くの東の空にくっきりと満月が浮かんでいました。その大きさは普段の倍以上に思われるほど大きく、黄色味を帯びて神秘的な光を放っていました。幸い私は運転手ではなかったので、しばらくの間でしたが車の窓から1日遅れのスーパームーンを楽しませていただきました。
 「月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど」(現代語訳:月を見ると、あれこれきりもなく物事が悲しく思われる。私一人だけに訪れた秋ではないのだけれど)百人一首の歌を思い浮かべた秋の夕暮れどきでした。

令和7年11月6日(木):東山院長


 おとといから県内は安定した秋の天候が続いています。今日も日差しが降り注ぐ、大変穏やかな朝を迎えました。日中はこの時季としては気温も高目になりそうですが、朝晩の冷え込みとの温度差で体調を崩すことのないようにお気を付けください。

 さて秋が深まる中、芸術の秋にふさわしい美術展が県内各地でも今盛んに開催されています。朝日町でも第46回朝日町美術展がふるさと美術館で今月1日から開かれております。写真、絵画、工芸デザイン、そして書を含めた4部門に分けて多くの作品が出品されています。私も先日、美術館を訪れてみました。広い館内に所狭しと展示された数多くの作品がありました。どの作品も大変力作ぞろいで、思わず立ち止まって食い入るように鑑賞されている方もいらっしゃいました。

 また、小中学生の作品も併せて出品されており、大変初々しい清らかな感性があふれ出ているようでした。知人や身近な方々の作品もあってか、町内外から大変多くの方々が訪れていらっしゃり、館内は盛況でした。秋のひと時、美術館巡りも一興かと思います。この美術展、11月16日(日)まで開かれています。機会がありましたら、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

令和7年11月5日(水):東山院長


 先日の文化の日にかけて連休中は強い雨と寒気の影響で大荒れの天候でしたが、昨日からは秋の青空が戻ってきました。そして今日も引き続き日中は日差しが降り注ぎ、気温も上昇するようです。そろそろ暖かな小春日和の言葉を使う時季になってきました。

 さて11月に入りますと年末が近づくのを実感し始めます。年末の気配を感じることが、ここ数日でいくつかありました。その1つ、10月30日から2026年1月のお年玉付き年賀はがきの販売が始まりました。メールの普及や虚礼廃止もあってか、はがきの発行枚数はこのところ15年連続で減少し、今回も前の年に比べて3割ほど少ないそうです。そして朝の冷え込み、この時季に海面から霧が湯気のように立ち上がる気嵐(けあらし)が見らえるようになってきました。新聞には立山連峰を背景にして、霧にかすむ雨晴海岸のきれいな写真が載っていました。さらにもう1つ。先日、書籍を求めに書店に行ったところ、来年の手帳や日記がところ狭しとずらりと店頭に並んでいました。私も毎年、手帳を使っていますが、そういえば残り少なくなっているのを思い出し、本と一緒に真新しい手帳を1冊購入しました。少し早いですが、新年を迎える準備の1つとなりました。

 今週はこの後、今週末にかけて穏やかな日が少し続きそうです。この時季の貴重な晴れの日を有効に使いたいものですね。

令和7年11月4日(火):野口事務部長


 11月に入り、今年も残すところ2か月を切りました。昨日は朝方、あられが降るなど荒れた天候でしたが、今朝は打って変わって良く晴れた朝を迎えました。今日は1日、晴れの予報となっています。

 さて、10月30日と31日に群馬県高崎市で行われた第63回全国自治体病院学会に参加してきました。この学会は、全国の自治体病院のネットワークの下、地域住民の健康を守るため自治体病院の役割や存在意義について理解を深めるために開催され、全国各地から医療関係者が参加しました。高齢化の進展による高齢者医療への対応や働き方改革への対応、さらには昨今の厳しい経営状況など病院を取り巻く環境には多くの課題があります。

 学会では各自治体病院の取り組みについて医療関係者や有識者による特別講演やシンポジウム、医療職による分科会など様々な演題発表のほか、医療機器メーカーによる最新医療機器の展示など盛りだくさんの内容でした。学会は、各会場に分かれて講演会や分科会が同時進行で行われ、参加者は興味・関心のある会場に足を運ぶというスタイルでした。私もこの時間はこの会場、次はあの会場と移動を繰り返しながら、各病院の病院経営への取組みやこれからの中小病院の在り方についての講演などを聞きながら、新たな刺激を受けてきました。

 1日目の学会終了後には交流会があり、ゲスト司会者には群馬県の観光大使のタレントの中山秀征さんが登場、またスペシャルゲストには群馬県の山本一太(いちた)知事も登場しました。山本知事は趣味が音楽ということで、当日は愛用のギターを演奏しながら歌を披露されました。山本知事の熱唱するその姿に、当日の学会には診療の都合で参加できなかった東山院長のことをふと思い浮かべ、歌唱力は院長が上だなと思いました。

令和7年10月31日(金):平木事務部長代理


 今日はマイナンバーカードでの保険証確認とインフルエンザ予防接種の2点についてお知らせします。当院における1日あたりのマイナンバーカードによる保険証確認件数ですが、昨年10月は29.1人でしたが、本格的に始まった12月は76.4人、今年4月は80.5人、8月は130.6人、9月は131.2人となっており、マイナンバーによる保険証確認も浸透してきていると考えております。後期高齢者医療や国保の方は資格確認書、社会保険の方は保険証で提示による確認もできますが、マイナンバーカードをお持ちの方は今後の保険証確認については、マイナンバーカードによる保険証確認にご協力をお願いします。当院では認証機を中央受付窓口に2台、正面入口入って右側に2台設置しております。初めて使用される方や使い方がわからない方は、係の者が使い方をお伝えしますので、中央受付にお越しください。使い方に慣れておられる方は、受付の待ち時間の軽減にもなりますので、正面入口横の認証機もご利用ください。

 今月よりインフルエンザの予防接種がスタートしております。富山県のインフルエンザ患者報告数は今月20日から26日で1定点医療機関あたり1.92人であり、流行の目安である1.0人を超えており、流行期に入っています。感染対策として手洗い、うがいが重要ですが、予防接種をまだされていない方は予防接種を行いましょう。
 当院では予防接種のみで来院されている方を対象に毎週、火・木・金曜日の午後3時から3時30分まで予防接種の受付を行っておりますので、ご利用ください。また、診療科によっては予約診療の際に接種することもできますので、中央受付までご相談ください。

令和7年10月30日(木):魚住診療情報管理士


 今朝は、日差しがまぶしくきれいな青空が広がっています。これから紅葉の時季を迎えます。日に日に寒くなっていますので、どうぞ暖かくしてお過ごしください。

 さて、先週末、家族で栃木県の日光に行ってまいりました。あいにくの雨でしたが、紅葉が始まったばかりの「いろは坂」を車で走りました。カーブの度に登場する看板のひらがなを順に読み上げて楽しみました。「いろはにほへと」の続きの言葉、みなさんご存じですか?私は、数十年ぶりに思い出しました。

 日光東照宮では、世界中から訪れた大勢の観光客に混ざって、回廊にある彫刻作品の三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)や眠り猫などを目指し、長く続く階段を頑張って昇りました。途中、足がつりそうになりましたが、前も後ろも大行列です。なんとか一度も立ち止まることなく昇り、無事参拝して来ることができました。日頃から、ウォーキングや階段昇降をすることの大切さを実感しました。

 今週末から三連休ですね。穏やかに素敵な休日をお過ごしください。

令和7年10月29日(水):東山院長


 おととい昨日と冬型の気圧配置と寒気の影響で、秋を通り越して冬の始まりを感じさせるような寒さと雨でした。吹く風も大変冷たく外出の際はコートを羽織られた方も多かったかもしれません。病院の窓から見える遠くの山々の頂にも薄っすらと雪化粧が施されています。間もなく11月に入りますが、いつの間にか季節は晩秋へと移り変わりつつあるようです。これからの本格的な寒さに向けて体調を慣らし、衣類や暖房器具の用意、そして雪囲いや除雪道具などの雪への備えも急がれるようになりそうですね。
 当院でもこれから冬にかけて正面玄関の自動ドアが開くたびに冷たい風が吹き込むため例年、風除室の正面のドアを閉鎖し、東側のドアのみからの出入りとさせていただきますので、皆様のご協力をお願いいたします。

 今朝は空一面、厚い雲に覆われていましたが、徐々に晴れ間が広がってきているようです。今日はこの後、晴れて穏やかな秋の1日になりそうです。どうぞ佳き1日をお過ごしください。

令和7年10月28日(火):東山院長


 昨日、終日降り続いた雨が今朝も残っています。冷たい空気に包まれ秋の深まりを感じる朝です。この後、今日は午後から天候が回復し、時折り晴れ間ものぞくようです。でも気温は終日低いままのようですので、どうぞ暖かくしてお過ごしください。
 さて、10月も今日を含めて残すところ4日となりました。厚生労働省の発表を見ますと、インフルエンザの感染者数は10月13日から19日のデータでは、前の週に比べて増加しており、これで9週連続の増加となっております。県内でも集団感染による学級閉鎖となっている学校もみられています。今年は平年よりインフルエンザの流行が早まり、これから本格的なシーズンに入ります。当院では今月からインフルエンザの予防接種を始めております。ご希望やご相談のある方、当院のスタッフへお気軽にお声掛けください。
 一方で新型コロナウイルスの感染者数は前の週に比べて減少し、これで5週連続の減少となっています。また寒さがこれから厳しくなりますと、ノロウイルスの食中毒の発生の時季になります。これから11月から2月までの冬の期間が年間の発生の約6割を占める時季となります。これらの感染症はいずれも予防が第一です。手洗い、消毒、適切なマスクの着用とともにノロウイルスの予防には、食材の十分な加熱が有効です。寒さが増すこれからの時季、引き続き感染予防に努めたいものです。

令和7年10月27日(月):池田看護師


 私は外来、中央処置室に勤務しています。今日は自動体外式除細動器「AED」についてお話しします。患者さんが安心して療養していただけるように、当院スタッフは1年に1度、一次救命処置とAEDの使用方法についての研修を受けています。看護師だけでなく、理学療法士や薬剤師、栄養士、事務スタッフなど多くの職員が年に1回研修を受け、今年で5年目になります。

 ところでAEDという器械をみなさんご存じでしょうか。よく耳にする、目にすることは多いですが、実際の使い方は知らないという方もおられるかもしれません。AEDとは心臓が突然ブルブル震え出し、体に血液を送り出せなくなった人に対して、電気ショックを与えて心臓を助ける器械です。日本では2004年以降、一般市民にもAEDの使用が許可され、街中に普及していきました。当時は画期的な器械が発明されたと話題になった記憶があります。あれから20年以上が経ち、朝日町でも公共の施設や医療・介護施設などにはAEDが必ず設置されています。当院でも各病棟、外来、リハビリ室前にAEDが設置されています。また今ではスマートフォンで「AEDマップ」というアプリがあります。それは今いる所から最短のAED設置場所を検索することができ、いざというときに役に立つアプリです。
 今年、私は子どもたちと一緒に夏休みの自由研究で「朝日町のAED設置場所と使用状況」について調べました。アプリに掲載されている設置場所に行き、施設の職員に使用できる時間帯や使用経験・訓練の実施について話を聞きました。それらをまとめて模造紙に「朝日町AEDマップ」という地図を作りました。実際、現地に行くことで設置されていると思っていた場所になかったり、夕方以降は施設閉館に伴って使用できなくなる場所があったりと、調べて初めてわかることも多く大変勉強になりました。

 秋は外出の機会も増えると思います。皆さんもいざというときに大切な人を助けることができるように、一度近くのAEDを確認してみてはいかがでしょうか。

令和7年10月24日(金):東山院長


 このところ日ごとに朝の冷え込みが強くなってきました。昨日10月23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」でした。朝晩の冷え込みが増していき、霜が降り始める頃とされています。そう言えば昨日の朝、今シーズン一番の寒さを感じました。朝日町の最低気温は7.6度を記録し、折しもテレビでは富士山の初冠雪のニュースが流れていました。平年より3週間遅れの初冠雪ですが、これまで最も遅かった昨年に比べると15日早いそうです。ちなみに立山の初冠雪は平年10月12日だそうで、今年も遅れていますが、この分だと近いうちに雪化粧された立山が現れるかもしれません。 

 そしてこの秋が深まり行く中ですが、今年の夏、危険な暑さに見舞われる地域に出されていた熱中症警戒アラートの運用がおととい10月22日に終了したようです。これで名実ともに長い夏が終わりましたが、今度はクマの出没警報に注意が必要なようです。県内でもクマの出没や被害が出ており、昨日は富山市内の住宅街にも出没したクマがハンターによって駆除されたとのニュースがありました。これから先は秋の冷え込みとともにクマにも注意が必要なようです。

 今日は雲一つない秋晴れの空が広がっています。日中も日差しが降り注ぎ、穏やかな秋の1日になりそうです。

令和7年10月23日(木):野口事務部長


 今朝は良く晴れた朝を迎えました。その分、朝は冷え込み、暖房が必要な季節となりました。皆さんのご家庭ではいかがでしょうか。今日は終日、晴れの予報で、秋晴れの1日となるようです。

 さて、おとといの10月21日に、仕事の関係で関東のとある大学を訪れました。郊外にある大学で、駅からの道のりは、あまりこの辺りと変わらないのどかな風景が広がり、少し高台にある大学でした。今年創立60周年ということで、大学の構内にはそれを祝う掲示物が所々に見られました。この大学の陸上部はあの箱根駅伝のシード校でもあります。
 ちょうど訪れたのはお昼どきでもあり、学生食堂で昼食をとることにしました。いわゆる学食です。私の母校ではありませんでしたが、30年以上ぶりに訪れた学食に懐かしさを覚えました。注文したのは今日のお勧めランチで、エビフライや魚のフライ、コロッケがメインにキャベツが添えられ、それにご飯とお味噌汁があるシンプルなものでした。周りの学生を見ると、麺類やカレーライスを食べている様子で、自分が学生の頃とあまり変わらないなあと思いましたが、中にはタッパにご飯を入れた男子学生がいました。話を聞くと、自炊した混ぜご飯を持ってきたとのことでした。その学生に感心しながら、学生時代、ほとんど自炊をせず、外食してばかりいた当時の自分を思い出し、ほんの少しの時間ですが、学生気分を味わいました。

令和7年10月22日(水):東山院長

 昨日に続き今朝もひんやりというより肌寒い朝を迎えました。病院近くでは朝早くから散歩を日課にしている方をよく見かけます。今朝もお見かけしましたが、その手には手袋がありました。道行く人の服装にも秋の深まりを感じます。私も数日前から布団のシーツを冬用の敷きパッドに替えてみたところ温かみが増して、よく眠れ朝の目覚めも心地良く感じられました。あの寝苦しかった今年の夏の夜を思うと、今は別世界のようです。

 北海道では平地でも雪の降り始める頃、県内もそろそろ最低気温が10度を下回る日も出てきそうです。もう少しすれば布団からなかなか出づらくなってくるかもしれません。

 この後、今日の日中は晴れ間ものぞくようですが、気温は昨日に続いて低目で終日しっかりと上着を身に着けておいた方が、よさそうです。

令和7年10月21日(火):越坂看護師長

 数日前より、朝晩と寒さを感じるようになりました。私は1階にある入退院支援センターに勤務しています。入退院支援センターの特徴の1つに入院前問診を行い、患者さんを把握し、関係者につなぐ役割があります。入院が決まると入院前より患者さんまたはその家族に面談を行います。入院生活や治療経過について丁寧な説明を行うことで、入院生活のイメージを持ち、準備した状態で入院に臨めるように支援しています。

 また4月より入院支援センターと地域連携室の統括により連携が強化され、入院前の生活情報を多職種につなぎやすく、住み慣れた地域で継続して生活できるように退院支援につなげることを目指しています。

 入院前問診の際には、事前に渡した書類をもとに情報を確認し知りたいこと、心配や不安なことを聞き逃さず対応すること、マスク装着により聞き取りにくいこともあるため、話し方に注意しながら問診を行っています。病院に来院されることも不安に感じることもあるかもしれません。その不安が軽減できるよう関わりたいと思います。

 先日問診に関わった方と偶然出会ったときに「退院したよ。ありがとう」と笑顔で帰られたことがうれしく思えました。今後も患者さんの笑顔を糧に入退院支援センタースタッフみんなで支援していきたいと思います。

令和7年10月20日(月):東山院長

 10月も下旬に入り、少しずつ秋の気配が深まり始めています。昨日は日中も肌寒さを感じる1日でした。そして今朝も時折り晴れ間も見られますが、曇り空が広がる中、ひんやりとした空気に包まれています。朝に飲む温かいお茶やコーヒーが心地よく感じられます。

 さてそんな中、おととい土曜日の日中に家の窓を開けていたところ秋風に乗って、優しい香りがしてきました。キンモクセイの香りです。咲いている場所はわかりませんが、どこからともなく漂う秋の香りに心が落ち着く思いがいたしました。

 そして秋の香りの代表としてもう1つ。先日、宮崎地区の明光寺さんの前を通りました。大きなイチョウの木の下には落ち葉にまぎれてギンナンがたくさん転がっていました。一粒拾って顔に近づけると、あの独特の香りがします。子どもの頃はくせのある香りで苦手でしたが、年を重ねると好みも変わります。煎ってそのまま食べたり、茶碗蒸しでいただいたりとあのぷにゅとした食感が楽しめます。穏やかな気候と多くの実りをもたらしてくれる秋。今が最も過ごしやすい時季かもしれません。

 そして今週は明日以降、最低気温が10度を下回る日も出てくるようです。北海道では平地でも雪が混じる始める頃でしょうか。冬へ向けてこれからの秋の1日を有効に過ごしたいものです。朝晩の冷え込みには十分注意してお過ごしください。

令和7年10月17日(金):上不看護師

 先日、10月13日に大阪関西万博が大盛況の中、閉幕を迎えました、私も少し前になりますが、万博へ行ってきました。どのパビリオンも入場制限のある中、運よく「未来の都市」パビリオンの予約が取れました。このパビリオンではAIやロボット、エネルギー技術を活用した「幸せな未来の都市」が展示されていました。医療においてもこれからの社会では最新技術を活用し、健康状態のモニタリングや予防医療が進んでいき、より効率的・個別的に行われるようになると考えられています。また、病院中心の医療から地域や家庭におけるケア、地域包括ケア、在宅医療、看護が進み、医療や看護の在り方も変わっていくと考えられます。

 しかし、どれだけ医療や技術が進んでも人の心に寄り添うケアは看護師にしかできない役割だと思います。日々多忙な中、ゆっくりと関わりを持てないことも多々ありますが、患者さん一人一人の思いを聴きながら、寄り添う心を忘れないようにしていきたいと思います。

令和7年10月16日(木):魚住診療情報管理士

 早いもので10月も半ばになりました。朝晩、冷え込むようになってきました。日中との寒暖差に気を付けて、しっかり体調管理を心掛けたいですね。

 さて、今日は「グリーンリボンデー」です。移植医療への理解が広がることを願って、全国各地のランドマークタワーや建物が、移植医療のシンボルカラー「グリーン」にライトアップされます。今年は過去最多の308か所で実施が予定されています。新たに岩手県の奇跡の一本松や島根県の出雲大社においてもライトアップが行われるそうです。

 富山県ではタワー111ビル、NHK富山放送局、高岡市民病院、富山県立中央病院、そして新たに富岩運河環水公園にある並木のライトアップが予定されています。グリーンの光には、ドナー(移植提供者)への感謝、移植を待つ人たち、移植医療を支える医療従事者の皆さんへ向けたエールの気持ちが込められています。

 今日は、ご家族や大切な人と、「移植」のこと、「いのち」のこと、「お互いの意思」を話し合ってみませんか。詳しくは日本臓器移植ネットワークのホームページをご覧ください。

令和7年10月15日(水):秋山認知症看護認定看護師

 本日は認知症の予防についてお話したいと思います。予防っていつから取り組めばよいのでしょうか。この先、年をとってから始めようと思ったら、それは時すでに遅しかもしれません。

 認知症の治療法がまだ確立されていない中、国際アルツハイマー病協会の記事からの情報になりますが、認知症の45%は遅らせたり軽減したりできる可能性があることが明らかになりました。この研究では、18歳から65歳の間に認知症のリスク要因に対処することが、その後の人生における認知症の発症を遅らせたり予防したりする上で、最も大きな影響を与えることが報告されました。

 そのリスク要因とは、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)値が高い、うつ病、外傷性脳損傷、運動不足、糖尿病、喫煙、高血圧、肥満、過剰なアルコール摂取が挙げられます。これらのリスク要因に対処することで将来、認知症の発症の予防になると考え生活していくことも大切です。

令和7年10月14日(火):東山院長

 台風23号は日本列島を離れて太平洋へと抜けつつあるようですが、台風一過の青空とはいかず、前線の影響で今朝もすっきりしない空模様になっています。

 さて、先週の新聞によりますとこの42年間の気温のデータの分析をした結果、日本の夏の期間が約3週間長くなっているとの研究結果が三重大学のグループから発表されました。冬の期間はほぼ変わらないかわりに春と秋が短くなり、日本の四季は夏と冬の二つの季節、「二季化」していたとのことです。そういえば小さい頃はお盆を過ぎると秋風が漂い始め、海水浴やプールに行くことはほとんどなかったような覚えがあります。そして、おととい10月12日(日)も日中の気温が30度近くまで上昇し、暑さを感じる1日となりました。

 そんな陽気の中、宮崎漁港では毎年恒例の「ヒスイ海岸タラ汁まつり2025」が開催されました。私もお昼に足を運んでみましたが、当日の好天もあってか県内外からたくさんの人出でにぎわっていました。お目当てのタラ汁を求めようと思っておりましたが、販売開始前にすでに長蛇の列ができており、約200人は並んでいたでしょうか。あまりの多さに並ぶのを断念しました。代わりにヒスイテラスでグリーンカレーをいただきましたが、こちらもまた駐車場が満杯になるほど多くの人手で混み合っていました。3連休の中、それぞれに楽しい休日を過ごされていたと思われました。

 そして今日はこの後、午後から雨足が強くなるようですので、車の運転や足元には十分ご注意ください。

令和7年10月10日(金):東山院長

 今年の秋の移り変わりは平年に比べるとゆっくりなペースですが、一方で台風の発生は早くなっているようです。おととい昨日と県内にも強い風をもたらした台風22号がようやく日本列島を離れて太平洋へ抜けたところですが、すでに次の台風23号が発生し、次第に本州に近づくため今週末の連休から来週にかけて県内は雨の日が続きそうです。

 そして今この秋風の吹く中、キバナコスモスがきれいに咲き、ゆらゆらと揺れています。当院の正面西側の救急外来のそばにある薬草園では、コスモスが今見頃を迎えています。この薬草園、町内のボランティア団体のカワセミの会の皆様が管理をしてくださっています。1年を通じて四季折々に見ごたえのある草花が見る人の心をいやしてくれています。また、毎年薬草から薬草茶を作り、来院される方々への振る舞い、おもてなしの行事にも用いられています。見て楽しみ、味わって楽しめるこの薬草園、今では当院のシンボル的な存在になってきています。お時間が許せば、来院の皆様にもご覧いただければ幸いです。通院の際の行き帰り、少し立ち寄ってみられてはいかがでしょうか。

令和7年10月9日(木):野口事務部長

 台風の影響で風の強い朝を迎えました。朝日町には強風と波浪に関する注意報が出されています。病院の行き帰りの際は、十分にお気をつけください。

 さて、先月下旬に文化庁が実施した「国語に関する世論調査」の結果が報道されていましたので、その内容の一部をご紹介します。この調査は16歳以上を対象とし、日本人の国語に関する意識や理解の現状などを目的として行われたものです。質問には「使うことがある言葉」を尋ねる項目があります。その質問をいくつか紹介しますと、自宅にある固定電話といった意味の家電(いえでん)については、52.6%の人が使うと回答。また、写真を写すときにきれいでおしゃれに見えるといった意味で「映える(ばえる)」については、50.4%の人が使うとの回答で、いずれの言葉も10代から50代の年代で半数以上の方が使うとの結果でした。この「家電」も「映える」も日頃より使ったり、耳にしたりする言葉ではないでしょうか。これ以外では、インターネットで商品などを買うといった意味の「ポチる」については、32%の人が使うとの回答で20代から40代の年代で半数以上の人が使うとの結果でした。私はこの「ポチる」という言葉を耳にすることがなかったので、そんな言葉があるのか思いました。

 次に慣用句の意味に関する質問では、「にやける」という言葉を「薄笑いを浮かべる」と回答した人が81.9%で、本来の意味である「なよなよとしている」と回答した人は10.5%との結果。また、そろそろ潮時だというように使う「潮時」については、「ものごとの終わり」と回答した人が46.7%で、本来の意味の「ちょうどいい時期」と回答した人が41.9%との結果で、前回調査より本来の意味を回答する割合が減少してきていました。

 言葉は時代とともに変化していき、本来の意味とは異なる使い方が広まり、かつては誤ったとされていた表現が一般的になることも少なくないようです。本来の言葉の意味は難しいものだと改めて感じました。

令和7年10月8日(水):東山院長

 台風の接近の影響もあるのでしょうか。今朝も分厚い灰色の雲で空一面覆われています。今日1日、時折り小雨交じりのすっきりしない天候が続くようです。

 さて10月に入ると、早くもクリスマスや年末年始の商戦の話題を目や耳にするようになりますが、昨日の新聞には来年の年賀はがきの話題がありました。県内の郵便局にもはがきの搬入が始まり、今月30日の販売の準備が進められているとのこと。今年の年賀状にはホタルイカ、白エビ、立山連峰といった富山県の自然が描かれた全6種類が用意されているようです。記録的な猛暑と残暑の今年の夏。ヒマワリの絵入りの暑中見舞いのはがきを送ったのが、ついこの間のように思われますが、今度はもう年賀状の準備に移っていきます。

 一方このところ、毎年年賀状は減ってきているようです。慌ただしく過ぎ去る日々ですが、季節や1年の節目にはがきをしたためてみるのも良いかもしれませんね。私も11月に入ったら購入しようと思っております。

令和7年10月7日(火):東山院長

 このところすっきりしない天候が続いています。昨日の十五夜、中秋の名月は期待薄かなと思っていましたが、夜9時頃に見上げた空には煌々と満月が照っていました。月の光に圧倒されて夜空の星たちはほとんど見えないほどでした。 

 さて、長かった夏の猛暑が終わり、日中の残暑もこのところ随分としのぎやすくなり始めました。まだ秋の入り口と思っていましたが、早くもインフルエンザの流行の話題が聞こえ始めてきています。先週の金曜日に厚生労働省から今シーズンのインフルエンザが全国的に流行入りしたとの発表がありました。これは昨年より1か月ほど早く、また過去20年間で2番目の早さでの流行入りとのことです。全国の定点医療機関からの報告では、先月9月末の1週間の患者数が4,030人で流行入りの目安となる定点当たりの1.0人を上回る1.04人となりました。県内を見ますと1定点当たり0.81人でまだ流行の目安となる1.0人には達していませんが、増加傾向にあります。すでに富山市内の小学校ではインフルエンザとみられる集団感染により学級閉鎖となったところも出ています。今年のインフルエンザの流行は早まる気配を見せています。これから深まる秋に向けて手洗い、手指消毒、マスクの着用による感染予防を心がけたいものです。

 そして今日も終日曇り空で小雨が交じる時間帯もあるようです。明日にかけて県内にも近づいている台風の影響があるかもしれません。体調管理にお気をつけください。

令和7年10月6日(月):東山院長

 先週末から秋雨前線の影響ですっきりしない日が続き、今朝も雨交じりの空模様となっています。この後は午後からは回復して晴れ間も出るようです。

 昨日の朝、私は小雨交じりの中、舟川べりを通ってみたところ、桜並木の足元の土手の斜面が赤い帯で染まっていました。ヒガンバナです。2週間ほど前に見たときは、まだまばらでしたが、今は斜面を覆い尽くし赤いじゅうたんを敷き詰めたように咲いています。ちょうど半年前には春の四重奏でにぎわいを見せていた場所ですが、今は趣きを変え落ち着いた佇まいの中でヒガンバナが静かに咲きそろっています。秋の舟川べりもまたいいものです。今ではすっかり朝日町の花の名所となっているこの舟川べりですが、毎年季節ごとにきれいに咲く花で私たちを楽しませてくれています。関係者の方は管理や手入れに大変なご苦労をされているのではないかと思います。幸せのおすそ分けをいただき、感謝です。
 そして今夜は十五夜、中秋の名月です。予報では夜は雲が多いようですが、果たして名月は顔を出してくれるのでしょうか。私も気をかけて空を見上げてみようと思っています。移りゆく秋、これからもたくさんの楽しみがありそうです。 

令和7年10月3日(金):東山院長

 今朝の空は一面、薄い雲に覆われています。隠れた日の光が淡く広がり、まるで間接照明のように優しい空を背景にして遠くに見える剣岳の頂の稜線がくっきりと広がっていました。また、昨日の夜は空には少しふっくらし始めた半月が、煌々と輝いていました。そう言えば来週月曜日10月6日は中秋の名月、十五夜です。周りの田んぼの稲刈もほぼ終わり、いよいよ秋本番の気配が漂ってきています。

 今朝、車の温度計を見ますと17度を示しており、肌寒さを覚えました。このところ日中の気温は相変わらず平年に比べて高いままですが、朝晩はずいぶん秋らしさが日ごとに増してきています。これまでシャワーで済ませていたお風呂も湯船にゆっくりと浸かるようになり、冷えた麦茶も温かい緑茶に変わり、そして朝の洗顔のお湯が心地よく感じられるようになりました。知らず知らずのうちに私たちの生活や体も次第に秋へと移り変わっていくようです。1日のうちの気温が大きい時季でありますので、体調の管理には十分お気をつけください。

令和7年10月2日(木):東山院長

 昨日は終日、雨交じりのすっきりしない空でした。今日はまだ所々、黒ずんだ灰色の雲が残っていますが、青空の広がるさわやかな秋の朝を迎えています。この後、日中は秋晴れの穏やかな1日になりそうです。
 さて先日、総務省消防庁から今年の5月から9月までの熱中症に関するデータの発表がありました。少しご紹介をいたしますと、今年は全国で100,143人の方が熱中症で救急搬送されたとのデータでした。これは2015年の集計以来、初めて10万人を超えました。内訳をご紹介しますと、亡くなられた方はこのうち116人で、3週間以上の入院が必要となった重症者が2,206人、短期の入院となった中等症が34,242人でした。またこのうち、65歳以上の高齢者が全体の半数以上にあたる57.2%を占めていました。都道府県別では東京都が9,309人で最多となっていました。
 今年は記録的な猛暑や梅雨明けが早かったこと、そして高齢者が増加していることなどが影響したと考えられています。ちなみに熱中症の発生場所をみますと、最も多いのが住居・家の中で屋外や道路を上回っていました。私たちの健康に大きく影響した今年の暑さもようやく終わろうとしています。今年のこのデータを参考にして、また次の夏に向けて対応していきたいものです。

令和7年10月1日(水):東山院長

 今日から10月に入りました。10月の声を聞けば例年、秋の深まりを実感する便りが聞こえ始めてきます。その1つが富士山の初冠雪のニュースです。平年では10月2日が初冠雪になるそうですが、今年と同じく猛暑だった昨年は1か月以上も遅い11月7日に初冠雪の記録が残っています。これは統計開始後130年間で最も遅い記録になったそうです。昨年以上に残暑の長引く今年はさらに遅れるかもしれませんね。そして秋の深まりを感じる香りとしてキンモクセイがあります。どこからともなく漂う甘い秋の香りですが、こちらも今年は遅れてくるのでしょうか。私はまだ気付いていませんが、皆さんのお宅やお近くではいかがでしょうか。また、カエデやイチョウもこの残暑の中、いつもの年に比べて紅葉のタイミングに戸惑っているのかもしれませんね。

 今日、日中は雨交じりの1日で気温も昨日より少し低目のようです。一方で明日以降はまた秋晴れで日中の気温は高くなる日が続くようです。このところ1日のうちの気温の差が大きくなってきていますので、衣類などでこまめに体温の調節をして体調管理にお気をつけください。今日はこれから雨が降りますので、通院の行き帰りの際、車の運転や足元には十分お気をつけください。

令和7年9月30日(火):犬田主任看護師

 今日は禁煙外来についてお話したいと思います。当院でも禁煙外来を開設し、診療に当たっています。一昔前はどこでも当たり前にタバコが吸え、どこにでも灰皿が設置されていた時代がありました。ところが近年ではタバコを吸える場所がどんどん減っていき、喫煙者は肩身の狭い思いをしているのではないでしょうか。その背景にはタバコによる健康被害が証明され、周囲の人にも影響を及ぼす受動喫煙が関係しているからです。タバコを止めたいのにやめられない。過去に何度も禁煙にチャレンジしても失敗ばかり。吸わないとストレスでイライラする。でも、絶対にタバコを止めたいという気持ちがあれば禁煙外来があなたの助っ人になります。ご自身やご家族のために禁煙を始めてみませんか。

 禁煙を始めるのに遅すぎるということはありません。禁煙を始めた直後から血管や肺の機能が少しずつ改善されていきます。1年続ければ心臓病のリスクは半分まで低下することがわかっています。ちなみに加熱式タバコはニコチンと発がん性物質を含んでいます。電子タバコは禁煙を楽にするとは証明されていません。つまり加熱式タバコも電子タバコもタバコと一緒なのです。どうやって禁煙していいか分からない方や過去に禁煙に失敗した経験がある方も、まずは当院内科外来にご相談ください。まず問診でお話を伺ってから診察の予約を入れる流れとなっています。禁煙をして、将来の病気のリスクを低下させ、明るい健康な未来を目指してみませんか。

令和7年9月29日(月):東山院長

 9月も今日を含めて残り2日となりました。日中の残暑はまだ続いていますが、朝晩はすっかり秋めいて来ました。いつの間にかセミの声は消え、秋の虫たちの鳴き声が響きます。街中を通りますと緑の草球のコキアにも薄っすらと赤が混じり始め、また青々としていた柿の実も随分と朱色に染まり始めていました。あちらこちらで秋の色合いが少しずつ増し始めています。

 そんな中、昨日の日曜日に当院の病院祭を開催いたしました。好天にも恵まれ、少し汗ばむくらいの陽気の中、ご家族連れや近所の方、友人の方々を伴って多くの皆さんが来場してくださいました。様々な企画を準備しておりましたが、特に血管年齢や肌年齢の測定コーナーは大人気で、血管年齢が自分の年齢より若かったと大変気分を良くしていらっしゃる方も多く見られました。またVRを用いた病院内や朝日町の体験コーナー、救命処置の心臓マッサージの実技、胃内視鏡検査の実際の操作方法なども大変人気でした。さらには子どもさん向けの射的やボール投げ、魚つりコーナーでもおもちゃやお菓子をゲットして子どもたちの喜ぶ姿が印象的でした。そして6階のラウンジでは、ソフトドリンクやスイーツを食べながら、ゆっくりとくつろぐ姿の方々も見られました。病院玄関前のキッチンカーのほとんどが売り切れになるほどの盛況ぶりでした。そして最後は2階のひすいホールで「ありがとうコンサート」が開かれ、楽しいウクレレ演奏や生演奏でのロコモ予防体操でみんな大いに盛り上がりました。おかげさまで今年も大変楽しい病院祭となりました。ご来場くださった皆さん大変ありがとうございました。そして当院のスタッフや院外からもご協力くださいました方々、大変お疲れ様でございました。

令和7年9月26日(金):東山院長

 今日は彼岸の明けです。例年この頃には日中の最高気温が25度を下回る日が次第に増えてきますが、今年はどうしてどうして、25度を下回るどころか全国では30度を超える日もまだまだみられるようです。県内でも日中の暑さは10月に入ってもしばらくは続きそうな気配です。体調管理に十分お気をつけください。

 さてそんな暑さの残る中ですが先日、9月23日の秋分の日に朝日ヒスイ海岸パークゴルフ場で第2回翡翠カップ全国パークゴルフ交流大会が開催されました。私もたまたま当日、近くを通ったところ色とりどりの鮮やかなウェアをまとったたくさんの方々が熱心にプレーをされていました。大きな歓声が上がったり喜びや悔しさを大きなリアクションを交えながら表現したりと、とても活気にあふれていました。朝日町と言えばビーチボールの発祥の地として有名ですが、これからはパークゴルフ大会も年々盛り上がってくるかもしれませんね。

 そして今日はもう1つお知らせです。あさって9月28日(日)9時から当院の病院祭を開催いたします。昨年に引き続き、たくさんのコーナーや参加型のイベント、あるいはお楽しみ抽選会なども用意しております。来院される皆様と一緒に楽しい休日を過ごせればと願い、職員一同お待ち申し上げております。ご家族、お友だち、近所の皆様と一緒にぜひお越しください。
 今日は午前中まとまった雨が続くようです。足元が悪くなっておりますので、通院の際には十分お気をつけください。

令和7年9月25日(木):野口事務部長

 雲の多い朝を迎えました。日中は雨が降る時間もあるようで、日中の最高気温は28度の予報となっています。

 さて、この次の日曜日、9月28日の午前9時から午後1時まで病院祭を開催いたします。「ふれ愛 ささえ愛 地域の健康を願って」をテーマに病院職員が子どもから高齢の方まで楽しんでいただけるような様々な催しを企画しております。職員が地域の皆さんと診療以外で直接に触れ合うことで、当院への親しみを感じていただき、病院をより身近な存在に思っていただければと思っております。病院祭の詳しい内容は、院内の掲示板や広報あさひ9月号、そして病院ホームページでご覧いただければと思います。

 そこで気になるのが当日のお天気です。病院祭が近づくにつれ、発表される天気予報を毎日確認しています。今のところ9月28日のお天気は、今朝の新聞では曇りのち雨となっていますが、インターネットでみると曇り時々晴となっています。秋の空は変わりやすく、特に夏から秋に向かう時期はさらに変わりやすい天候となるそうです。昔から「女心と秋の空」とも言われますが、今どきこのような発言をすると、女性差別やセクハラと言われそうですが、実はこの言葉、もともとは「男心と秋の空」から派生した言葉であり、昔から女性、男性に関わらず、人の気持ちは移ろいやすい、変わりやすいということなのでしょうか。少し話は脱線しましたが、病院祭は院内での催しが中心となりますが、やはりイベントごとは晴れてほしいものです。天候に関わらず、9月28日の日曜日の病院祭に多くの皆さんのご来場をお待ちしております。

令和7年9月24日(水):東山院長

 今日はひんやりとした空気の中、秋のさわやかな青空が広がる朝を迎えています。私はこのところ朝晩は薄手の上着を羽織るようになりましたが、気温の高くなる日中はまだしばらく半そでが活躍しそうです。
 さて、昨日9月23日は秋の彼岸の中日、秋分の日でした。お墓参りをしたりお仏壇をきれいに掃除したり、ご家庭でなされた方々もいらっしゃるのではないでしょうか。この時季の代表的な花として彼岸花があります。彼岸花、街中や田んぼのあぜ道、川岸などでもよく見かけます。
 昨日の早朝、舟川べりを通ってみました。川の土手の斜面一面に真っ赤な彼岸花が群れをなして咲いているのが見られました。細く長い花びらが強く反り返るようにして咲くこの彼岸花。その姿はまるで線香花火が咲きそろっているかのように見えます。春の四重奏ではたくさんの人でにぎわう舟川べりですが、今の時季は訪れる姿もほとんどなく、豊かに流れる舟川の水の音が澄んだ朝の空気の中で響きわたっていました。落ち着いた秋のこの舟川べりのたたずまいもまた、大変こころよいひと時を私たちに感じさせてくれています。

 今日は日中よく晴れて気温もまだ高くなうようです。屋外での作業では引き続き、熱中症への備えをなさってください。

令和7年9月22日(月):東山院長

 先週末は秋雨前線による強い雨の日が続きました。昨日の午後からは晴れ間が戻りはじめています。そして今日は天高く広がる秋空のさわやかな朝を迎えています。その分、ひんやりとした空気に包まれ、肌寒さを覚えます。朝にはそろそろ長袖や上着の出番となりそうです。でも日中はまだ気温は高く、今週の予報を見ますと30度前後の日もありそうです。1日の間での気温の差が大きくなってくる時季ですので、服装などで体温調節をこまめになさってください。
 さて、ようやく暑さはピークを越えてきましたが、10月に近づきますとそろそろ今年もインフルエンザの感染の時季に入ってきます。今年はすでに全国では、感染者は増加し始めているところもあるようで、去年よりも流行が早まる気配があります。一方で、新型コロナウイルスの感染者数も全国的に高止まりした状況になっています。これから秋にかけて本格的な流行のシーズンを迎えます。この夏の暑さで予想以上に体力が落ちている可能性もあるかもしれません。十分な栄養と睡眠、適度な運動、そして適切なマスクの使用や手洗い、手指消毒など感染予防をこの秋も続けていきたいものです。今日は日中、からりと晴れて大変穏やかでさわやかな秋の1日となりそうです。

令和7年9月19日(金):東山院長

 あっという間に9月も半ばを過ぎました。日中の厳しい残暑はまだ続いていますが、長かったあの真夏の猛暑を思うと、このところ朝晩は多少しのぎやすくなり、クーラーの稼働時間も次第に短くなってきているように思います。特に今朝はひんやりとした空気に包まれています。長袖を羽織られた方もいらっしゃるのかもしれません。そして明日、9月20日土曜日は彼岸の入りです。少しずつ夏から秋へと季節がバトンを渡し始めています。西の水平線に沈む夕日の位置は日ごとに南側へかたより、日暮れが早くなります。10月に入れば、つるべ落としの夕日になっていきます。また、聞こえてくるセミシグレの声も次第に小さくまばらになり、変わって秋の虫たちの声が大きくなっています。

 そんな中、空を泳ぐトンボにも変化を見つけました。これまで夏空を我が物顔で飛んでいたオニヤンマは見かけなくなり、変わりに赤トンボの群れが飛び交い始めています。目を移せば短く刈り取られた稲の切り株が残る田んぼでは、サギやカラスたちがエサの虫を探し始めています。視線を下に向けて一歩一歩進む様子は、微笑ましくもあり、また少し滑稽でもあります。そんなのどかな初秋の光景があちらこちらで広がっています。未だかつて経験のしたことのないような大変厳しい暑さのこの夏。早く過ぎてほしいと思っていた夏もいよいよ終わる気配が感じられるようになると、少し寂しくもあります。気付かない間に自然の移り変わりに併せて私たちの心も体も少しずつ秋への準備をしていっているのかもしれません。これからは日中の気温の寒暖差が大きくなってきます。体調管理に十分お気をつけください。

令和7年9月18日(木):東山院長

 今朝、東向きの窓が薄っすらと赤く染まっておりました。カーテンを開けると灰色の分厚い雲が広がっていましたが、雲の切れ間からは朝焼けの日差しがのぞいていました。そのまま明るくなると思いきや雲はその後どんどん広がり、光はさえぎられ逆に空は暗くなり始めていました。遠くから雷鳴が低く響き渡り稲光が輝き出し、まもなく雨が降り出しました。今日は秋雨前線の南下に伴い、県内はこの後、午前中からお昼過ぎにかけて、大変雨足が強まりそうです。視界や足元が悪くなっております。通院の際の自動車の運転や歩行時には十分、足元にはお気をつけください。

 さて、先日9月15日は敬老の日でした。総務省の発表では全国の百歳以上の方は9万9,763人でした。55年連続で過去最多を更新しました。県内の百歳以上の方をみましても1,070人いらっしゃいました。内訳は男性が91人、女性が979人で9割が女性の方でした。当院でも最近では百歳以上の方が徐々に増えてきており、ご家族と一緒に定期通院されている方や中には手術を受けられる方もいらっしゃいますが、やはりそのほとんどが女性です。もともと男性に比べて女性の平均寿命は約6年長いため、ご長寿の方が多くなっているようです。いつも時代もやはり女性が強いのかもしれませんね。

令和7年9月17日(水):魚住診療情報管理士

 9月も半ばになり、朝晩少しずつ過ごしやすい気候になってきましたが、日中はまだまだ暑い日が続くようです。季節の変わり目です。体調の変化に注意して、秋の行楽シーズンに備えたいですね。

 先日、あいの風とやま鉄道と朝日町が共同で計画中の泊駅の南北をつなぐ自由通路や駅舎のエレベーター設置等のバリアフリー化に関する記事を読みました。自由通路と駅前広場の整備デザインや活用についてパブリックコメントを募集していますので、ぜひ朝日町役場のホームページをご覧になってください。

 さて、今月28日(日)、あさひ総合病院において第3回病院祭を開催します。広報・アメニティ・ボランティア委員会で「ありがとう」を伝えよう!をテーマにメッセージを募集したところ、300通を超えるメッセージが寄せられました。ありがとうございます。病院祭当日、パネル展示でご覧いただけるよう、ただいま準備中です。また、ステージイベントでは、富山県内でご活躍中のウクレレ教室ラブレレとやま主宰の荒木美幸さんをお招きして、ウクレレを演奏いただきます。院内バンドの楽しい演奏やロコモ予防体操も大いにお楽しみください。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

令和7年9月16日(火):秋山認知症認定看護師

 毎年9月21日は「世界アルツハイマーデー」と制定され、この日を中心として各地で認知症の啓発活動が行われています。当院では認知症の啓発活動の一環として、本日から9月26日まで正面玄関で、認知症に関するポスター展示やパンフレットを設置しております。認知症のシンボルカラーであるオレンジで飾られています。

 9月28日の病院祭では6階で認知症予防講座、認知症VR体験がありますので、ぜひお立ち寄りください。認知症に関するパンフレットも設置してあります。この機会に認知症を自分事としてとらえ、認知症に対する理解が深まり、本人や家族だけでなく、だれもが日々安心して暮らせる社会を地域で実現できるよう1人1人ができる範囲で実践していきたいものです。

令和7年9月12日(金):伊藤看護師

 9月12日は語呂合わせで「クイズの日」と呼ばれているそうです。クイズを解くためには、様々な視点で問題について考える柔軟な発想が必要になります。そして答えがわかった瞬間に感じるひらめきは、脳にとても良い刺激を与えるそうです。最近では、クイズや間違い探し、計算問題の脳トレが認知症予防に役立つと注目されています。難しい問題でなくても昨日の食事を思い出したり、普段の生活の中で「なぜ」「どうして」と疑問を持ったりすることは、脳に刺激を与えます。

 看護の仕事でも「なぜ」「どうして」と常に疑問を持つことは、とても大切なことだと感じています。例えば患者さんの状態を観察する時、「なぜ今日は食欲がないのか」といつもと違う様子に疑問を持ち、原因を考えることで患者さんの状態の変化に早く気づくことできます。また、患者さんとの関わりの中で「どうしてうまくいかなかったのか」などと行動を振り返ることで、今後の自分の成長につなげることができます。日々感じる小さな疑問を大切にしながら、患者さんに寄り添った看護が提供できるよう頑張りたいです。

令和7年9月11日(木):田畑看護師長

 今年度、看護部に入職した看護師と介護福祉士は7名います。4階と5階病棟に配属され、それぞれの病棟で勤務し、半年が経ちました。最初は緊張して、少しぎこちなかった表情や動きも、半年経った今では、患者さんに向ける笑顔はとても自然です。歩く患者さんのそばで背中に手を添え、歩行に合わせながら寄り添う姿を見て、それぞれの進み方で一歩一歩成長している姿をとても頼もしく、心強く感じる毎日です。節目での振り返りをする場面でも、新人看護師、介護福祉士の思いを聞き、感じることができるのは毎回とても楽しみです。
 ある時、「患者さんにありがとうと言われたことがとてもうれしかったです」と満面の笑顔で話をしてくれたことがあります。その表情は患者さんのために役に立つことができたという、うれしい思いにあふれ、聞いていた私も一緒になって笑顔になっていました。

 「教える」という立場である私たち先輩看護師、介護福祉士も教える中で、新しい発見や自分の看護、介護の振り返る機会となり、一緒に成長していると実感する場面もあります。今の時期、新人看護師、介護福祉士はできることが増え、やりがいを感じる反面、不安もでてくる時期でもあります。自分の思う看護、介護とは何かを考え、看護の楽しさ、介護の楽しさや、やりがいを持ち、それぞれが目指す看護師、介護福祉士に成長できるよう、同じ働く仲間として私たちは全力でサポートし、ともに学んでいきたいと思います。

令和7年9月10日(水):東山院長

 今朝は強い雨音で目が覚めました。今は晴れ間が出ていますが、今日から明日にかけては前線の影響で、くずついた空模様が続くようです。その分これまでの日中の30度超えの暑さは、いくぶん和らぐかもしれませんが、湿度が高くなりますので、引き続き熱中症への警戒は必要です。十分な水分、塩分補給と休憩を取るように心がけたいものです。
 さて、毎年夏から秋にかけて日本列島は台風シーズンに入ります。この台風、1年を通すと年間平均25個前後が発生するそうです。季節によって台風の進路は異なりますので、全てが日本に接近や上陸する訳ではありませんが、7月から10月の台風は太平洋高気圧や偏西風の影響を受けて本州に接近しやすくなります。今まさに日本列島は台風シーズンにあります。

 先週末の台風15号では、大雨のほかにも突風や竜巻により各地で被害が出ました。特に静岡県では、甚大な被害が出ているようで、地元の皆様は大変な思いをしていらっしゃることと思います。これから秋へ移るにつれて天候が短い周期で変化することが予想されます。台風への備えとともに体調管理に気をつけたいものです。

  そして、あさって金曜日以降は再び30度を超える真夏の暑さが戻り、またしばらくの間、続くようです。厳しい残暑とともに新型コロナへの感染予防にも十分お気をつけください。

令和7年9月9日(火):東山院長

 昨日の強い雨が止み、今日はすっきりと青空の広がる朝を迎えました。昨日の夜、空を見上げますと、くっきりときれいな満月が煌々(こうこう)と浮かび上がっていました。もう少しだけ早く雨が止んでいたら皆既月食が見られたかもしれないと思うと、少しうらめしい気もしました。国内では3年ぶりの天体ショーの予定でしたが、次のチャンスは来年の3月3日ということですので、次の機会を待ちたいものです。
 さて、今日は今月9月28日(日)に開催を予定しております当院の病院祭についてのお知らせをいたします。コロナ禍を経て昨年秋に5年ぶりに再開した病院祭ですが、今年も開催をいたします。「ふれ愛 ささえ愛 地域の健康を願って」をテーマに数多くの催し物を企画しております。少しご紹介をいたしますと、血管年齢や肌年齢、骨の健康状態、1日の野菜の摂取量などをチェックする測定コーナーがありますので、ご自身の現在の状況をチェックしてみられてはいかがでしょうか。また、心臓マッサージなどの一次救命処置の実技を学んだり、胃カメラを実際に操作したりする体験コーナー、子どもとご家族が医師や看護師のコスチュームで一緒に写真撮影をするコーナーや認知症予防のトレーニングコーナーなどもあります。そして昨年、大変好評をいただきましたVRの3D画像を用いた病院内や朝日町のツアー見学、認知症の体験コーナーなども予定しています。そして、ひすいホールでは病院バンドの生演奏によるロコモ予防体操も楽しんでいただけます。その他にも子ども向けの縁日、バルーンアート、さらには病院6階からの景色を見ながらのカフェなど盛りだくさんの企画を用意しております。詳しくは院内のポスターや9月号の広報あさひ、みらーれテレビでもお知らせをいたしておりますので、ご覧ください。どうぞ今年も多くの皆様の参加をお待ちしております。

令和7年9月8日(月):東山院長

 秋雨前線が活発になり、昨夜から降り出した雨が今朝も強く、時折り雷も交じる荒れた天候になっています。この雨、午前中は続くようです。通院の際の車の運転、歩行時の足元には十分お気をつけください。

 さて昨日、9月7日は二十四節気の「白露」でした。2週間前の「処暑」から白露へと移ります。昼間の暖かい空気が朝晩に冷えて草花に宿った露が朝日に輝いて見える頃とされています。9月に入っても日中の猛暑はまだ続きますが、さすがに朝晩の空気は少し涼しくなりはじめ、秋の入り口に入った感じがいたします。でも今年に関しては露が宿るのは、しばらく先になるかもしれませんね。
 そんな中、この土日は先週末の台風一過で青空が広がる中、いよいよ本格的に稲刈りが始まっています。大型の稲刈機があちらこちらの田んぼで忙しそうに動き回り、黄金色にたわわに実った稲はあっという間にきれいに刈り取られていきます。そしてコンバインが通った後、ツバメたちがエサの虫を求めて群れをなして飛び交っている様子が印象的でした。当院の周りの田んぼでも徐々に稲刈りが始まっているようです。まだまだ暑さの続く中、大変ご苦労様です。熱中症には十分ご注意ください。

令和7年9月5日(金):東山院長

 台風の影響で昨日から県内も雨模様になっています。今日の午前中をピークに夕方までこの雨が続くようです。気温はこれまでよりは低くなりますが、大変湿度が高くなりますので、熱中症への備えは続けることが必要です。

 さて、このところ北海道や東北地方をはじめとしてクマによる被害のニュースをよく目にします。富山県内でも昨日、この秋に平野部でのクマの出没する可能性が高いとしてツキノワグマ出没警報が出されました。これはツキノワグマの主食となる山間部でのドングリの作柄が不作になるためとのことです。2020年にも県内で360件あまりのクマの出没がありましたが、今年もこの年と同じくらいの出没が予想されています。今月9月から雪が降り始めるまでの間、エサを求めて人里の平野部に移動して来る可能性が高いということです。県はクマを引き寄せるような生ゴミを処分することや柿の木の処理などの対応と警戒を呼び掛けています。
 この夏の間、熱中症警戒アラートには十分過ぎるほどに慣れてきましたが、これからはクマへの警戒も加えておいたほうが良さそうです。自然の中で暮らしていくには本当に様々なストレスがあるものです。

令和7年9月4日(木):東山院長

 9月に入っても30度を超える日中の残暑は続きますが、朝晩になりますと、吹く風には8月と違って少しずつ優しさを感じるようになりました。たわわに実った田んぼの黄金色の稲は深く頭を垂れ、そよそよと風に揺れています。そろそろ本格的な稲刈りの時季が近づいて来ているようです。

 さて、昨夜のNHKテレビのニュースの中で、宮崎地区の鹿嶋神社の話題が放送されていました。ご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。神社の前方に広がる海岸には、沖の島、中の島、辺(へた)の島の3つの小さな岩礁があり、古くはこれらと現在の神社の位置とは陸続きになっていて、岬の先端に宮があったことから「宮崎」の地名が付いたついたということです。

 ニュースでは、海中の映像が流れていました。海底には、大きな洞窟や周辺には人が築いたかのように石が敷き詰められていて、海中庭園や石畳のようにも見えます。周囲にはきれいな魚の群れや海洋生物が写り、まるで竜宮城を思わせるような美しい映像でした。江戸時代から続く言い伝えもあるようですが、詳しいことは謎に包まれたままだそうです。

 この鹿嶋神社、宮崎地区の守り神として重厚なたたずまいで、海に向かってそびえるその姿は、いつ見ても威厳を感じます。朝日町のふるさとの大切な歴史と文化財の1つであり、誇りです。
 そして今日も日中は30度を超え、暑くなります。体調管理に十分お気を付けてお過ごしください。

令和7年9月3日(水):野口事務部長

 雲が広がり、時折り雨が降る蒸し暑い朝を迎えました。この後、お昼過ぎには晴れ間が広がるようで、朝日町の日中の最高気温は31度の予報となっています。9月に入ってもまだまだ暑い日が続くようですので、熱中症には十分お気をつけください。

 さて、これまでも定期的にお知らせをしていますが、県内の各自治体では8月下旬から今月9月にかけて議会が開催されます。朝日町でも9月4日から開会します。9月11日木曜日の午前9時からは町政に関する代表質問、9月12日金曜日の午前9時30分からは一般質問が行われます。

 議会では、町民の皆さんの生活に密着した重要な問題が審議されています。議会の活動や町政の方針などを知るためにも議会を傍聴してみてはいかがでしょうか。議場は役場4階にあり、原則どなたでも傍聴ができます。役場の議場まで足が向かない、時間がないという方のためにケーブルテレビやユーチューブライブを利用した生中継も行っています。併せてユーチュブで配信した映像の録画配信もしており、町のホームページからも見ることができます。また、9月議会は決算議会と言われ、令和6年度の決算内容が審議されます。

 参考までに町の議会は3月、6月、9月、12月と年4回、定期的に開かれております。この議会において病院に関する質問がある際には、私も答弁をしており、いつも以上に身が引き締まり緊張する場面でもあります。

令和7年9月2日(火):東山院長

 9月に入りましたが、今日も強い日差しと高い気温の朝を迎えています。今日の午後からは雨の予報が出ていますが、あまり涼しくはならないようで気温は高いままのようです。引き続き熱中症には十分お気をつけください。

 おととい日曜日の夕方に宮崎地区の城山のすそ野の道を通ったところ、道路脇の畑には色々な草花が咲いているのが目に入りました。長い夏を楽しむかのように元気いっぱいにヒマワリが広がっており、その傍らにはキバナコスモスがゆっくりと風に揺れていました。どちらの花も暑さに大変強いようで、残暑の中でも旺盛に咲き続けていました。そして目を移しますと、すぐ近くにはユズの木がありました。よく見るとゴルフボールほどの実がなっていました。まだ深い緑色の厚い皮で覆われており、葉の色に紛れてあまり目立ちませんが、たくさんの実がなっていました。この後やがて秋になると、次第に熟し始め、その色を黄色に変えて独特の酸味のある香りを漂わせます。きっと12月の冬至には「お風呂の上に浮かんでいるのだろうな」などと想像してしまいました。残暑の中、真冬のユズ風呂を思い浮かべ、なおさら暑さがます思いがいたしました。

 今日も熱中症の注意報が出ておりますので、十分お気をつけください。

令和7年9月1日(月):東山院長

 今日から9月になりました。本来ならば秋の気配を少しずつ感じ始める頃ですが、今年の夏は未だ足踏み状態で厳しい暑さが今後もしばらくは続きそうです。気象庁の発表によりますと、この6月から8月の夏の日本の平均気温は平年より2度あまりも高く、過去の記録を大幅に上回り、統計を取り始めてから最も暑い夏になったとのことでした。思い返しますと、6月からすでに真夏日が連日のように続き、7月には北海道でも40度に近づく危険な暑さとなり、そして先月8月には群馬県伊勢崎市で国内の過去の最高を更新する41.8度を観測しました。

 通常発表される気温は芝の上、1.5メートルの高さの日陰で風通しの良い条件下で観測されていますので、アスファルトの上や直射日光の下ではさらに気温が上昇しています。去年、おととしの夏も過去最高の最も暑い夏になりましたが、今年はさらにそれを上回り3年連続で大幅に記録を更新しました。そして先週末からは太平洋高気圧とチベット高気圧がともに強まり、日本列島をすっぽり覆っています。ちょうど布団を2枚重ねにしたような状況です。想像しただけでも汗が出てきそうですが、これからも暑さへの対策が必要です。

 そして今日から越中八尾おわら風の盆が開催されます。この暑さの中、関係者や観光の皆様も熱中症対策をしながらの見物になりそうです。どうぞ今月も引き続き、体調管理にお気をつけください。

令和7年8月29日(金):野口事務部長

 8月最後の金曜日となりました。来週の月曜日から早いもので9月に入ります。暦の上では暑さがおさまる時季ですが、今日の朝日町の最高気温は33度の予報で、まだまだ残暑が厳しいようですので、熱中症にも十分お気をつけください。

 さて、おとといの8月27日の朝、テレビを見ていましたら、大手デパートでは、来年に向けたおせち商戦がスタートしたとのニュースが流れていました。中には66万円の超高級おせちも登場したとのことで、驚きました。今年から来年にかけての年末年始は2024年と同様に、最大9連休となり、デパートでは家族や親せきが集まるおせちへの需要を期待しているそうです。この66万円のおせちは、輪島塗の重箱に真鯛の寿司など高級食材を詰めてあるそうです。

 一方、この物価高を反映して1万円を切るおせちもあり、手頃なものと超高級おせちの二極化が顕著になっているそうです。最近の調査では、2026年のおせちを購入するとした人は約8割で、全体の7割が「節約は意識しない」と答えているそうです。日頃は節約し、お正月ぐらいは豪華にと考えているのかもしれません。
 ちなみに、我が家でも今年のお正月に初めておせちを購入しました。お味の方といえば、恥ずかしながら今となればほとんど記憶にありませんが、今年の年末も、手頃な値段のおせちでも購入しようかとこのニュースを見て思いました。皆さんのご家庭ではいかがでしょうか。

令和7年8月28日(木):東山院長

 今朝は昨日の雨で少し気温が下がり、久しぶりに心地良さを感じる空気に包まれていました。この後、日中はまだ残暑が続きますので、熱中症に引き続きお気をつけください。
 さて今日は、来月9月28日(日)に開催を予定しております、あさひ総合病院の病院祭についてお知らせをいたします。コロナ禍を経て昨年秋に5年ぶりに再開した病院祭ですが、今年も開催をいたします。「ふれ愛 ささえ愛 地域の健康を願って」をテーマに数多くの催しを企画しております。少しご紹介をいたします。
 血管年齢や肌年齢、骨の健康状態、1日の野菜の摂取量などをチェックする測定コーナーがあります。ご自身の現在の状況を一度チェックされてみては、いかがでしょうか。また、心臓マッサージなどの一次救命処置の実技を学んだり、胃カメラを実際に操作したりする体験コーナー、子どもとご家族が医師や看護師のコスチュームで一緒に写真撮影するコーナー、認知症予防のトレーニングコーナーなどもあります。そして昨年好評を得ましたVRの3D画像を使った病院内や朝日町のツアー見学、認知症の体験コーナーなどもあります。さらには、ひすいホールでは病院バンドの生演奏によるロコモ予防体操も楽しんでいただけます。そのほかにもお子様向けの子ども縁日やバルーンアート、病院6階から景色を見ながらのカフェなど盛りだくさんの企画が用意されています。詳しくは院内のポスター並びに来月9月号の広報あさひ、みらーれテレビでもお知らせをする予定です。今年も多くの方々の参加をお待ちしております。

令和7年8月27日(水):東山院長

 8月も今日を含めて残すところ5日となりました。9月がすぐそこに近づき、そろそろ夏の終わりを感じ始める頃です。残暑はまだまだ厳しい日が続いていますが、秋への移り変わりを知らせてくれる声が聞こえ始めています。セミの声の変化です。毎年6月に入ると、アブラゼミの「ジージリジリジリ」の声が始まります。そして夏の盛りの頃には「ミーンミーン」の声が大きくなり、「シャシャシャ」と鳴くクマゼミの声も混じり始めると、まさに暑さに拍車がかかります。
 そんな中、先日、宮崎地区の城山の鹿嶋樹叢を通ったところ、ツクツクボウシの声に気付きました。それに混じり夕暮れにはヒグラシの声も響き渡ります。海岸線の夕日を背景にして聞く声にはなんとも言えず切なさを感じます。暑い夏もようやく峠を越え、夏の終わりが近づいていることを知らせてくれています。
 本来、セミは夏の季語ですが、ホウシゼミやヒグラシは秋の季語になります。今の時季、まさに彼らの出番のようです。まだまだ残暑が続きそうですが、朝夕に聞こえてくるセミの声で涼しさのシャワーを浴びてみるのも良いかもしれませんね。
 さて今日はこの後日中、雨になるようです。通院や外出の際の車の運転、足元には十分お気をつけください。また、大変蒸し暑い1日になりますので、引き続き熱中症にもお気をつけください。

令和7年8月26日(火):菅原看護師

 毎日暑い日が続いていますので、のどが渇いていなくても、こまめな水分補給を心掛けてお過ごしください。
 さて、今日は日々の仕事について少しお話をしたいと思います。私たち看護師の仕事は、患者さんの命に直接か関わる大切な仕事です、ただ、日々の業務の中では、どうしてもタスクに追われる、時間に追われることが多くなってしまいます。点滴の準備、バイタルの測定、食事介助、排泄介助、記録…。どれも必要なことで、1つ1つこなしていかなくてはいけません。でも、そんな中でこそ、私たちの「心づかい」が生きてくると思っています。例えば、バイタルを測るときに患者さんと他愛もない会話をする。優しい表情で話をし、患者さん安心感を与える。こうした小さな気配りが患者さんにとっては「自分を見てくれている」という大きな安心につながると思っています。
 看護は、単なる処置や作業ではなく、その人の人生の一部に寄り添うことだと私は思います。もちろん毎日100点満点の対応をするのは難しいですし、疲れてしまうこともあります。でも今日1日、自分の中で「これは大切にしたい」と思う1つのことを意識して過ごすだけでも、優しい対応ができるはずです。「当たり前のケアに心を込めて」そう思いながら患者さんに接したいと思います。
 また、患者さんからの「ありがとう」の一言が、私の励みになり、元気の源になります。数か月前の夜勤の日、手術後の女性の患者さんを一晩看ていました。痛みに関して、医師の指示に従い痛み止めを投与したり、身体の向きを整えたり、痛がっていらっしゃった患者さんはその後、うつらうつら途中から眠られ、朝を迎えました。朝、目を覚ました患者さんが私におっしゃられた言葉を今でも覚えています。その患者さんは「あんた、一晩大変やったね。ありがとう」と言ってくださったのです。大変だったのは手術直後で痛い思いをされた患者さんの方なのに、私に対して掛けてくださった気遣いの言葉が、とてもうれしくて、看護師をやっていて良かったなと思う瞬間でした。
 病棟は忙しくて、気持ちの余裕がなくなりそうな時もいっぱいありますが、皆さんにとって今日という日が少しでも穏やかで、笑顔のある1日になりますように私も笑顔で仕事をしようと思っています。

令和7年8月25日(月):東山院長

 8月最後の月曜日になりました。おととい土曜日は二十四節気の「処暑」でした。ようやく夏の暑さがピークを過ぎて、一段落し始める頃とされていますが、今年の猛暑は留まるところをしらないようです。昨日、おとといと連日県内にも熱中症警戒アラートが出されていました。そして今日も引き続き、同アラートが発表されています。全国や県内でもこの暑さで体調を崩したり、救急搬送されたりする方が連日後を絶ちません。どうぞお気をつけください。
 また、この暑さに呼応するように新型コロナウイルスの感染者数は全国では9週連続で増加し続けています。毎年夏場にピークを迎える傾向がありますが、この暑さが続く間は感染予防の対応をしっかりと続ける必要がありそうです。
 そして来週からは9月に入ります。先日、街中でヒマワリを見つけました。この夏の暑さをもろともせず、太陽に向かってまだまだ元気いっぱいに咲いています。この暑さ、うんざりする私たちをしり目にヒマワリたちは、まるで楽しんでいるかのように見え、そのパワーに圧倒される思いがいたしました。

 今日も大変厳しい暑さが続きます。体調管理に十分お気をつけください。

令和7年8月22日(金):東山院長

 8月も終盤に入りました。このところ少しずつですが、夜明けが遅くなり、そして日暮れが早くなってきているのを感じます。暦の上でもお盆を過ぎ、そろそろ小さな秋の気配が感じられてもよさそうなものですが、日中の暑さはまだまだ収まるところを知りません。気象庁の発表では9月から11月の向こう3か月も暖かい空気に覆われやすく平均気温は全国的に高くなる見通しとのことです。これからもしばらくは厳しい残暑が続きそうですので、引き続き熱中症への備えをなさってください。

 そしてそんな中、今週初めには品種によっては早くも稲刈りが始まったようです。すでに採れたての新米が店頭に並んでいるところもあるようです。農家の方の話では、今年の暑さとお盆のまとまった雨で稲の生育が早まっているとのことでした。来月9月になれば、町のあちらこちらでも稲刈りの光景が広がるかもしれません。順調に収穫が進み、今年もおいしい新米を手頃な値段でいただければと思います。楽しみに待ちたいと思います。

令和7年8月21日(木):西木介護福祉士

 皆さんは普段、写真を撮っていますか。今ではスマホなどで気軽に写真を撮ることができます。私は第3子が生まれてからスマホよりもきれいに写真を撮りたくなり、カメラを購入しました。カメラを始めて変わったことは、普段何気なく見ていた景色がとても美しいと感じるようになったことです。

 また、先日患者様に私の祖父母を知っている方がおられ、幼い頃の私が祖父母と一緒に写っているDVDを見せていただくことがありました。祖父母はもう亡くなっているので、とても懐かしく、うれしくなりました。
 写真は大切な瞬間を色鮮やかに記録し、後から見返すことで、その時の感情や思い出を鮮明に蘇らせることができます。これからもカメラを続けていきたいと思いました。朝日町でお勧めの写真スポットがあれば教えてください。

令和7年8月20日(水):野口事務部長

 少し雲が多い朝を迎えましましたが蒸し暑く感じます。朝日町の日中の最高気温は34度の予報で、県内には熱中症警戒アラートが出されています。熱中症には十分お気をつけください。

 さて、先日、今話題の映画「国宝」を観てきました。この映画は6月6日に公開以降、8月17日までの73日間で観客動員数は747万人、興行収入は105億円を記録しています。邦画実写において、今のところ歴代3位となっています。映画の内容は、ネタバレしない程度で少しご紹介しますと、任侠の一門に生まれた主人公は、15歳の時に父を亡くし天涯孤独に、その後、ある歌舞伎役者の家に引き取られ、歌舞伎の世界へ飛び込みます。その歌舞伎役者の跡取り息子と兄弟のように育てられ、親友、そしてライバルとして互いに高め合いながら、歌舞伎に人生を捧げる主人公の50年を描いた作品です。上映時間は175分の長編映画でしたが、場面展開も早く、間延びすることなくあっとう間に上映時間が終了しました。

 私はこれまで歌舞伎は鑑賞したことはありませんが、歌舞伎世界の裏側を見ることができ、また役者さんたちの歌舞伎を演じるクオリティの高さにも感心させられました。いずれは歌舞伎を観てみたいと思わせる映画でした。すでにご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、映画館まで足を運んでみる価値のある作品でした。久しぶりの映画鑑賞も悪くないと思いました。

令和7年8月19日(火):秋山認知症看護認定看護師

 本日は認知症にお話ししたいと思います。認知症のある人は病気の進行により、多くのことを失っていく体験をしていきます。仕事、車の運転、社会参加、家での役割、趣味など日々の活動が難しくなっていきます。認知機能が低下し、以前のように行うことが難しくなり、退屈したり、欲求不満やうつを経験したりする可能性があります。

 認知機能が低下した中でも、その人の興味・関心やできることに着目し、日常生活に関わり、一般的な活動に参加できるようにすることが大切です。活動することは、その人の自己肯定感や幸福感を高めます。日々の日常の活動をいつもどおりの日課に組み込むことも精神的な安定になります。まずどんな活動がその人にふさわしいか一緒に考えて見つけていくことから初めて行きましょう。

令和7年8月18日(月):東山院長

 お盆休みが終わり、今週の土曜日は二十四節気の「処暑」です。厳しい暑さが峠を越し、朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の音が聞こえる頃とされています。しかし、昨日も全国的に体温と同じくらいに気温が上昇するなど猛暑となり、今日も引き続き県内でも30度をゆうに超す予報が出ています。この厳しい残暑、8月から9月に向けても続きそうです。

 さて、夏に涼しさをとる方法は様々ですが、その1つに風鈴の音があります。この風鈴、最近では様々な素材が用いられています。鉄、真ちゅう、銅などの金属、ガラス、陶磁器、竹などそれぞれに涼し気で軽やかな音色を響かせています。私も自宅に久々に銅でできた風鈴を窓に下げてみました。時折吹く風に小さく澄み渡る音が響き、ほんのひと時、暑さを忘れさせてくれます。そして夕暮れに聞こえてくるヒグラシの鳴き声にも涼を感じます。これからまだまだ続く残暑、音のクーラーで楽しみたいと思います。 
 そしてこの暑さの中、新型コロナの感染が広がっています。6月中旬から8週連続で全国的に広がっており、県内でも感染者数が増加しています。大変暑い中ですが、場所に応じては適切にマスクを着用し、手洗い、手指消毒などの感染予防も続けていきたいものです。どうぞご注意ください。

令和7年8月15日(金):東山院長

 先日の大雨の後、また真夏の強い日差しが戻ってきているようです。昨日に続いて今日も日中の厳しい夏さが続きます。

 恵みの雨と十分過ぎるほどの日を浴びて、田んぼの稲はこのところ急成長しています。腰の高さほどに伸びた稲の先では、日ごとに穂が膨らみ、これまで背すじをぴーんと伸ばしていた稲は少しずつ頭を垂れ、背中を丸め始めています。そして緑の中に少しずつ黄色が混じってきています。今年は何かと話題の中心となったお米ですが、最終的に出来栄えはどうなるでしょうか。

 そしてお盆を迎え帰省される方が増え、街中を走る車の数もいつもより多く、県外ナンバーも目立ちます。そんな中、きれいに清掃されたお墓には、花がたむけられ、ろうそくの明かりが揺れています。強い日差しが少し優しくなる夕暮れ時、ヒグラシの声が響き渡る中、お墓に手を合わせる人たちの姿が見られます。
 そして今日は終戦の日です。久しぶりにご家族、親せきが集まり、ゆったりとした時間を過ごされる方もいらっしゃると思います。今日も穏やかで佳き1日でありますように。

令和7年8月14日(木):野口事務部長

 真夏の日差しがまぶしい朝を迎えました。週間の天気予報では、曇りや晴れ曇りの日が多く、最高気温も35度前後の日が続くようです。8月も中旬ですが、まだまだ残暑は厳しいようです。

 さて、この暑さの中、全国でも珍しいペットの犬専用のプールが7月下旬に富山市にオープンしたとの新聞記事が目に留まりましたので、少しご紹介します。7月15日に富山市内にオープンしたドックプール。縦6メートル、横3メートル、深さは1.2メートル、水温は30度前後で、犬には専用の救命胴衣を着用させ、トレーナーが一緒にプールに入り、犬の負担にならないように約20分間泳がせるそうです。犬の運動不足解消し、健康になってもらう目的だそうです。中には病気でリハビリ目的もあるようです。
 運営する方は、年老いた犬の足腰の強化や健康寿命の延伸にも効果があるとのこと。また、水泳だけでなく食事や美容までトータルで指導し、ヘルシーでハッピーなドッグライフを提案したいとの内容でした。今やペットは家族の一員ですが、人のみならず、ペットである犬の健康増進を行うため、ドッグプールがある時代なのかと複雑にも感じました。

令和7年8月13日(水):東山院長

 先週末から降り続いた雨の影響で、ここ数日は猛暑が一段落していました。今朝も涼しい空気に包まれていました。6月から始まった全国的な猛暑の中、県内でも30度を超える真夏日が42日間も続いていたそうです。本当に息つく間もないほどの暑さが続いていましたが、今回の雨で少し和らぎました。昨日は院内では少し寒いといって長袖の上着を着ている方もいらっしゃいました。院内の冷房もあり、ご高齢の方にとっては体温の調節が少し難しかったのかもしれません。 
 そして今日から長雨も止み、日差しが戻り始めそうです。こうなりますと再び気温が上がり始めます。明日以降はまた晴れて30度を超える日がしばらく続く予報が出ています。お盆休みでの屋外でのレジャーや作業、お墓参りをされる方も多いかもしれませんが、引き続き熱中症への備えをなさってください。また、久しぶりにご家族が集まる機会もこれから増えると思われますが、新型コロナ感染も広がっておりますので、こちらも合わせてご注意ください。

令和7年8月12日(火):東山院長

 先週木曜日の立秋の後、この夏の水不足を補うかのように雨が降り出しましたが、度を過ぎた大雨は県内を含めて全国で雨による影響や被害をもたらしているようです。猛暑、水不足、大雨と本当にこの夏の天候は、私たちの体や生活に大きなストレスとなっています。明日以降、今週の日中はまだまだ残暑が厳しいようですが、朝晩の暑さはようやく少し和らぎはじめ、夜には早くも秋の虫たちの声が聞こえ始めています。そして田んぼの稲は青い穂が日増しに膨らみ始めています。立秋を過ぎてほんのわずかですが、秋への移り始めの気配が感じられます。
 さて、この3連休の後、今週は引き続きお盆休みで休養する方が多いかもしれませんが、レジャー等で移動される方も多いかと思います。また、お墓参りをされる方もいらっしゃるかもしれません。まだまだ日中の日差しと暑さは厳しいようですので、体調を崩したり、ケガをしたりすることのないようにお過ごしください。

 そして今日から明日にかけても時間帯によってはまだ強い雨が降ることもありそうです。通院の際にはどうぞ足元、車の運転にはくれぐれもお気をつけください。

令和7年8月8日(金):柏看護師

 暑い毎日が続いております。世間では夏休み真っただ中で、もうすぐお盆となり、あっという間に新学期を迎えることになるでしょう。我が家には夏休みの宿題で頭を悩ます子供がおりますが、最も問題になるのが自由研究です。今はインターネットで何でも調べられる時代ですが、課題を見つけることにも苦労しています。昨年も始業式間近になってから大慌てでした。「何をする?」と聞いても、「わからん」と会話も終わってしまい、こちらも困ってしまい手を出してしまいます。子どもというより親子の宿題という感じです。後から追い込まれないよう、今日からでも声をかけて一緒に頑張ろうと思います。

 皆さんもやるべきことがあるなら早めに取り組んでみてはいかがでしょうか。有意義な時間を大切に過ごしましょう。

令和7年8月7日(木):東山院長

 昨夜から降り出した雨が大変強くなっています。夜間は叩きつけるような大きな雨音に目が覚めました。そして今朝は黒い雲に覆われ、6時を過ぎても暗く雨で視界がかすむ中、道行く車のヘッドライトも煌々(こうこう)と輝いていました。久々に降った雨ですが線状降水帯が発生し、せきを切ったように北陸地方に大雨をもたらしています。現在、朝日町、入善町、黒部市にも大雨洪水警報が出されています。また、あいの風富山鉄道では一部区間の運転の見合わせや遅れも出ているようです。

 一方で雨の影響で気温はこれまでよりも今日は低くなりそうですが、湿度がその分、高くなりますので県内には熱中症警戒アラートが引き続き出ています。今日は大雨とともに熱中症にも引き続き注意が必要です。

 さて、そろそろお盆を前に全国的に人の移動がピークを迎える時期となります。そんな中、新型コロナの感染拡大傾向が続いています。これまで毎年、夏場にピークを迎えますが、当院でも新型コロナの感染で外来を受診される方の数が、このところ目立って増えてきています。現在、入院患者の皆様への面会に際してはマスク着用、手指消毒、そして面会時間の制限をお願いしております。感染拡大の予防として今後も皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 今日はこの後も断続的に強い雨が降るようです。足元や視界が大変悪くなっています。通院の際にはくれぐれもお気をつけください。

令和7年8月6日(水):東山院長

 今朝、トランジスタラジオを聞いていますと、頻繁に雑音が入っていました。今朝の空は黒や灰色の暑い雲で覆われていますが、どうやら雲の中では雷が落ちているようです。今日はこの後、雨交じりの予報が出されていますが、これまでの水不足の解消になるほどのまとまった雨になるかどうか。

 さて、ここ連日、猛暑が続きますと冷たい飲み物や食べ物が欲しくなってきます。毎年夏場は飲食店でもかき氷やアイスクリームが飛ぶように売れて、まさに今が書き入れ時です。ところが、この異常なほどの暑さのため、今年は様子が少し異なるようです。今年は予想外に売り上げが伸びていないとか。これは暑さを避けて、外出する人が減っていることが原因のようです。そういえば暑すぎて好天にもかかわらず、海水浴の人出も例年より減っているとのニュースがありました。

 そして暑さの影響といえばもう1つ。昨日から夏の甲子園で全国高校野球大会が始まりました。暑さへの対策として日中を避けて、開会式が夕方4時から行われました。大会の長い歴史の中で初めてのことです。選手や応援する人たちの体調への負担を考え、試合を午前と午後に分ける朝夕2部制が導入されたり、また試合の途中に選手が水分補給や体を冷やす時間、クーリングタイムを設けたりするなどの配慮もされています。これを参考にして、私たちの日常生活でも同じように十分な水分、塩分の摂取とこまめな休憩を心掛けたいものです。
 今日は少し日が陰っている分、暑さが落ち着くかもしれませんが、依然として熱中症には気をつけてお過ごしください。

令和7年8月5日(火):野口事務部長

 昨日は富山市で県内観測史上最高となる39.8度を記録、朝日町では36.5度まで気温が上がりました。今朝は曇り空の朝を迎えましたが、県内には熱中症警戒アラートが出ています。曇り空でも熱中症には十分おきをつけください。そして今日は全国的には関東地方を中心に猛暑日の予想で、群馬県では最高気温42度が予想される地域もあり、先日、7月30日に兵庫県で記録した国内最高気温41.2度を更新する可能性もあります。

 さて、小学校も夏休みとなり、私が住んでいる町内では早朝からラジオ体操に向かう子供たちの姿を目にするようなりました。眠い目をこすりながら、歩く姿を見ていると、50年近く前の自分の姿に重なるようで、懐かしくも感じます。

 さて、そんな子供の頃、皆さんもやったことがある、あるいわ知っていると思われるゲームの1つに「黒ひげ危機一髪」というものがあります。それに関する記事がありましたので、少しご紹介します。このゲームは黒ひげ姿の海賊が穴の開いたタルに入っていて、その穴に剣を差すと、黒ひげが飛び出すものです。発売から今年で50年を迎え、7月には7代目が発売されたそうです。発売当初は捕らわれた黒ひげの縄を切って助ける。つまり穴に剣を刺して、黒ひげが飛び出したら勝ちというルール設定だったそうです。しかし、その4年後、飛び出したら勝ちか負けは、遊ぶ前に決めるというルールに変更となりました。その後、当時の人気テレビ番組の影響で飛び出したら負けというルールが定着したそうです。そして発売から50年を迎えた今年、黒ひげが飛び出したら勝ちにルールが変更されたそうです。メーカー側は、「勝つという普遍的な楽しさを提案したい」という願いから、1975年の発売当時の遊び方へ原点回帰したとのことです。

 いずれにしても、夏休みやお盆等で親戚等が集まる頃にもなります。懐かしい玩具で盛り上がる機会もあるかもしれませんね。

令和7年8月4日(月):東山院長

 8月最初の月曜日を迎えました。今週8月7日木曜日は暦の上では「立秋」になりますが、暑さはまだまだ続きそうです。先週金曜日に気象庁から先月7月の平均気温に関する発表がありました。統計を取り始めた1898年以降、7月としては最も平均気温が高く、過去30年間の平均を2.89度、3度近く上回り、過去最高だった昨年7月の2.16度を大幅に超えていたとのことでした。そういえば体温を超えるような日が何度もあり、40度以上の日も続いていましたので、これまで経験したことのないような暑さを実感していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。7月の記録更新は3年連続とのことですが、早くも来年の夏を心配してしまいます。
 そして夏休みに入りお盆も近くなり、町内にも帰省やレジャーの方が増えてきているようです。当院の外来にも暑さやお酒の飲み過ぎによる体調不良、そしてケガや事故などで受診される町内の方の数が増えています。また、このところ6週連続で全国的に新型コロナの感染者数もじわじわと増え続けています。こちらも合わせ、どうぞ気をつけて夏休み、お盆をお過ごしください。

 そして今週の半ばからは、久しぶりにまとまった雨の予報が出ています。渇水の状況ですので、まさに恵みの雨となってほしいものです。また、暑さも一段落となればいいと思います。

令和7年8月1日(金):東山院長

 今日から8月に入りました。全国各地で夏祭りや花火大会の話題が聞こえてきます。先週の土日は朝日町でも夏祭りが開催されていました。例年以上の暑さの中、多くの方で賑わっていたようです。
 さて、今年の災害級レベルともいう暑さ。昨日は兵庫県の丹波市では41.2度の国内歴代最高気温となったそうです。41度を超えるといえば、熱めのお風呂に浸かっているような状況を想像してしまいます。本当に危険な暑さです。一方でまとまった雨が降らないため、水不足も日増しに心配され、各地で影響が出始めているようです。富山県の所管する11のダムやため池の貯水率はすでに50%を下回り、先週の時点では朝日町の小川ダムも30%を下回ったとのことです。

 そして渇水の状況で心配されているのが、稲作への影響です。稲が穂をつけ始める今の時季に水が十分に足りなくなると、実が入らず秋への十分な収穫が望めなくなってしまいます。昨日のニュースでは、このため砺波市の山間部の田んぼでは、給水車が出動して田んぼに水を補給する様子が流れていました。水の豊かな富山県でも経験したことのない状況が出てきているようです。そんな中、来週の火曜日以降にはようやく雨の予報が出ています。まさに「恵みの雨」となってほしいものです。

 そして8月に入りましたが、猛暑はまだ続きます。十分な睡眠と栄養を摂り、体力、免疫力を維持するように心がけていきたいものですね。

令和7年7月31日(木):野口事務部長

 早いもので明日から8月となります。そんな中、昨日はロシアのカムチャッカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の地震があり、全国22都道府県の沿岸部に周期的に津波が到達しました。住民や観光客が高台に避難したのをはじめ、コンビニが広範囲で一部営業を取りやめ、JRでも在来線の一部を終日運休するなど鉄道や空の便、高速道路にも影響が出たようです。この酷暑の中での避難となり、長時間とどまる避難先の環境が適切なのかという課題についての検証が必要と専門家が指摘しています。そして、昨日は兵庫県丹波市で最高気温が41.2度を観測し、全国の観測史上1位の気温を更新したとのニュースもありました。地震による津波と災害級ともされるこの暑さ。日頃からの備えを万全にしたいものです。

 さて、先日ラジオを聞いていましたら、この連日の暑さで、「今日も暑いですね」との挨拶に関して、「暑いというと余計に暑く感じる」「別に涼しくなる訳ではないから、うっとうしい」と感じる人が多いのではないかと話していました。しかし、リスクコミュニケーションの観点からは、この暑さで熱中症にならないように、水分補給をして、互いに気をつけることにもつながる必要な言葉掛けであり、そして会話を交わすことで、相手の表情や言葉の抑揚を確認することができれば、体調のささいな変化を読み取ることが熱中症予防にもなると、アナウンサーは話していました。

 先週の7月24日に気象庁が発表した向こう1か月の予報によると、8月も気温は平年より高く、降水量は平年より少ないようです。全国各地では水不足により、公営のプールが中止になっているなど給水節制が行われている地域もあります。また、お米などの農作物への影響も心配されます。日本付近には台風も発生しています。北陸地方への影響は少ないようですが、「恵みの雨」に期待したいものです。

令和7年7月30日(水):東山院長

 このところ、日増しにセミの声が大きく聞こえてきます。街中でも聞こえますが、山や林の近くからは、アブラゼミの絶え間ない大合唱が響いています。この夏の暑さに拍車をかけるような声ですが、その中に混じってヒグラシの声も聞こえてきます。夕暮れ時になると、このヒグラシの声は少し物寂しくもあり、ほんのひと時ですが、暑さを和らげてくれるような気がいたします。
 さて、この猛暑の中、昨日県内でも高齢の女性が畑で亡くなっていたとのニュースがありました。熱中症の可能性があるとのことです。また全国的に雨が極端に少ない日が長期間続き、各地で水不足の被害も出始めているようです。水の豊かな富山県では普段は水不足とはあまり縁がありませんが、この1か月間はまとまった雨が降っていないため川が渇水したり、農業用の貯水ダムの水位もどんどん低下したりしているようですので、今後は心配されるところです。そろそろまとまった雨が待たれます。

 そして今日も県内を含めた北陸三県、東海地方に熱中症警戒アラートが発表されています。屋外だけではなく室内にいても熱中症には十分お気をつけてお過ごしください。

令和7年7月29日(火):東山院長

 連日この猛暑の中、昨日のニュースでは富山市内を走る路面電車のレールが膨張したため、一部の区間で運休したそうです。そういえば先週、北海道の北見市でも同じように地方路線の電車のレールが膨張し、運転を見合わせたとのニュースがありました。まさに今年の暑さは私たちの体調のみならず、社会生活へも影響が見られる点では、災害級と言えるくらいかもしれませんね。
 さて、そんな暑さの中ですが、元気いっぱい空を飛び回っているのがツバメたちです。春に飛来した後、日の出から日没まで巣作りから子育てに一生懸命です。当院の軒先の一部にもいつの間にか巣を作り、気付けば狭い小さな巣の中にヒナたちが身を寄せ合うようにして大きくなっています。親ツバメがエサを運んでくるたびに大きな口を広げる光景は、ほほえましく思えます。毎日見ていると見るたびにヒナたちは成長し、あっという間に親ツバメと同じくらいになります。先日、巣を見ると空っぽでした。どうやら巣立ちしたようです。少し寂しくも思いましたが、日が暮れるとまた巣に戻ってきていました。まだしばらくは寝床に使っているようです。この猛暑の中でもたくましく暮らす姿には、励ましをもらうような気がいたします。
 今日も県内には連日、熱中症警戒アラートが発表されています。どうぞ十分に熱中症に気をつけてお過ごしください。

令和7年7月28日(月):東山院長

 7月最後の月曜日になりました。今月も残すところ今日含めて4日となります。「今日も大変暑いですね」とのあいさつがすっかり定着したこの頃ですが、今日も含めて県内にも11日間連続で熱中症警戒アラートが出されています。そしてまとまった雨が降ったのはいつだったのか、すぐに思い出せないほど雨の量が少なくなっています。梅雨明けして10日ほどが過ぎましたが、日増しにセミの声も大きくなり、照りつける日差しがより強く感じられます。
 さて、今の時季、熱中症以外にも屋外で注意したいものがあります。いくつか特徴的なものとしては、ハチ刺されがあります。ハチの活動が活発になっている時季ですので、草刈りや畑仕事中には十分お気をつけてください。そして山道やヤブの中に入る際にはマダニにも注意が必要です。毎年外来を受診される方がこの時季、増えています。肌の露出を少なくしたり、虫よけスプレーなどを用いて予防したりすることが大切です。そして近頃では意識がすっかり薄くなってしまっている新型コロナですが、夏場に入りこのところ5週連続で全国的に感染者数が増加しています。毎年、夏場に1つのピークがありますので、これからの夏休みやお盆で人の交流が多くなる中、十分にお気をつけてお過ごしください。

令和7年7月25日(金):東山院長

 今週に入ってからもずっと猛暑が続いております。昨日も富山県を含めて全国33都道府県に熱中症警戒アラートが出されていました。「33都道府県」と申し上げましたように、この中に北海道が含まれていました道東の北見市では39度を超え、観測史上最も高い記録的な暑さとなったようです。この暑さのため北見地方を走るJR線がレールの膨張を警戒して、一時運休したというニュースも見られました。本当に驚かされます。この夏、日本では避暑地を探すのも一苦労するかもしれません。

 そしてこの暑さの中、夏の全国高校野球大会の予選が各地で行われ、県内でもいよいよ明日、決勝戦が予定されています。来月8月5日から甲子園球場での本戦が始まりますが、今年も大会では暑さへの対策として、試合の時間を気温の最も高くなる昼の時間帯を避けて、午前と夕方に振り分ける2部制が一部導入されるとのことです。また、試合の途中には10分間の休憩時間、クーリングタイムを設けて水分補給や体力の回復を図り、選手たちの体調管理がなされるようです。

 この暑い時間帯を避けたり、こまめな休憩や水分補給をしたりすることは私たちの日常にとっても大変であることに変わりはありません。ここ数年の暑さはこのまま続けば、災害級のレベルになりつつあるようにも思えてきます。自分自身の体調を管理し、また周りの人と声を掛け合いながら互いに見守ることも忘れないようにして、過ごしたいと思います。今日も県内には熱中症警戒アラートが出されていますので、どうぞお気を付けてお過ごしください。

令和7年7月24日(木):野口事務部長

 今年は空梅雨であったとはいえ、7月18日の梅雨明け以降は、連日、大変な暑さとなっており、今日は北海道の一部地域では最高気温が40度の予想が出されています。皆さんも熱中症には十分、お気を付けください。

 さて、この猛暑に関して連日、報道されていますが、先日、テレビで富山市内において若い男性2人組が日傘をしている風景が映し出されていました。日傘と言えば女性のものというイメージがあったので、強く印象に残りました。そこで調べてみると「日傘男子」という言葉がありましたので、少しご紹介します。

 近年の猛暑を背景に性別を問わず日傘の需要が拡大しているそうです。10代から40代の男性600人を対象に実施したインターネットの調査によると、2024年に日傘を使用していると回答した人は17.8%に昇り、2023年の8%から増加しているそうです。さらに「男性が日傘を使用することに対してどう思うか」という質問には、87.4%が肯定的な回答を寄せるなど、日傘に対する意識も変わりつつあるそうです。日傘の購入者の中心は20代で、次いで30代と若年層が多く、地域別では東京都が最多で、神奈川県や大阪府が続き、徒歩異動の多い都市部で特に需要が高いことが伺えるとのことでした。

 富山県は車社会であり、私も日傘を使った経験はありませんが、使用した人は、直射日光が和らぎ、涼しい、との声があるようです。日傘は性別を問わない暑さ対策の必需品としての認知が広がっていることが伺えます。日傘男子が当たり前の風景になるかもしれませんね。

令和7年7月23日(水):東山院長

 昨日は暦の上では「大暑」を迎え、熱中症警戒アラートも出される中、全国的に熱中症で救急搬送された方が多かったようです。当院でもやはりこの暑さで体調を崩し、救急搬送された方がいらっしゃいました。また、夜も熱帯夜で大変寝苦しい夜も続いています。この猛暑、全国で様々な問題が出始めているようです。お隣の新潟県の上越市では、水不足のため田んぼの稲が一部で白く枯れ始めているところも出ているとのことでした。また、北海道では35度を超える場所が昨日は大変多く見られたそうで、今日はさらに40度に迫るところもあるとの予報が出ています。もともと夏も涼しい北海道では、一般家庭ではクーラーはほとんど普及していないようですので、さすがに今年の猛暑の中では厳しい状況のようです。 
 昨日のニュースでは汗をぬぐいながら、戸惑っていらっしゃる北海道の皆さんの様子が流れていました。向こう1週間の天気予報を見ても暑さが少し和らぐような気配は今のところなさそうです。日中の屋外での作業はできるだけ控え、こまめな休憩と水分・塩分の補給をして熱中症に備えたいものです。また、家族や近くの人の間でも互いに声を掛け合い、見守り合うと良いと思います。

令和7年7月22日(火):東山院長

 先週金曜日に県内も梅雨が明けました。すでに続いていた猛暑ですが、太陽の日差しがよりいっそう強くなり、日中は危険なほどの暑さとなっています。この三連休中も体調を崩したり、農作業中のケガをしたりなどして当院の救急外来を受診された方も複数いらっしゃいました。そして今日は二十四節気の「大暑」です。約2週間後の「立秋」までは1年で最も暑さの厳しい期間となります。
 さて、そんな暑さの中ですが、朝日ヒスイ海岸パークゴルフ場では、多くの方々が連日プレーを楽しんでいらっしゃいます。2010年10月にオープンして、間もなく15周年を迎えるようですが先日、利用者数が30万人に達したとの記事が新聞にありました。今ではすっかり町民の皆様の健康増進とふれあいの場として定着しています。私の外来でもよくパークゴルフを楽しんでいらっしゃる皆様のお話しをよく聞きます。中には先日、「ホールインワンを達成した」とうれしそうに話す方もいらっしゃいました。大変暑い中ですが、これからも十分な暑さ対策をしながらパークゴルフを通して、フレイル予防につなげていけるといいですね。

 そして今日も大変な暑さで熱中症警戒アラートが出されています。十分に気をつけてお過ごしください。

令和7年7月18日(金):吉田係長

 昨年の令和6年7月3日に新しい紙幣が発行され、1年が経ちました。
 皆さんもご存じのように新しく発行された紙幣は1万円札、5千円札、千円札の3種類です。発行して1年が経ちましたが、自分の財布の中身を見ると、未だに古いお札と新しいお札が入り混じっている状態です。皆さんの財布はいかがでしょうか。私は支払う際はできるだけ古いお札を先に支払っていますが、財布の中身が全て新札になることは、ほとんどないような気がします。 
 そんな中、先日の新聞にこの新しい紙幣の流通に関する記事がありましたので、少しご紹介します。日本銀行が新しい紙幣の流通状況を発表し、紙幣全体の中で占める割合は令和7年5月末時点で28.8%と3割に届かなかった状況で、低金利で「たんす預金」が増加したことやキャッシュレス決済の広がりが要因とみられるとのこと。

 また、5月時点で世の中に流通する紙幣は約160億枚で、このうち新紙幣に置き換わったのは約50億枚との内容でした。確かに、街中で買い物するなどをする際、財布から現金を出さず、スマートフォンで決済する光景をよく目にします。最近では、給料を従来の銀行振込か電子マネーかを選択できる企業もあるようです。
 今後キャッシュレス決済は、ますます進みそうですが、何だか現金の重みや大切さを肌で感じる機会が失われるようにも思いますが、皆さはいかがでしょうか。

令和7年7月17日(木):堀川副師長

 今日は午後から行われる高校生の看護見学についてお話したいと思います。
 この高校生の看護見学は、高校生が看護の仕事や看護に対する理解を深め、看護職への進路選択の参考に役立ててもらうことを目的に毎年行われています。先週7月10日には高校生3名が来られました。それぞれが看護師など、看護に携わる仕事に就きたいという希望をもちながら体験や座談会での質問を積極的に取り組む姿を見て、看護の未来に対する希望と可能性を感じ、また私たち看護師にとっても、とても大きな刺激となりました。

 本日は1名の高校生が来られる予定となっています。はじめに病棟見学をして、体温測定や血圧測定、車いすやストレッチャーを使用した搬送の体験を病棟看護師とともに行います。次に6階で行われる院内デイケアに参加します。看護師の言葉掛けや患者さんの表情や反応などを間近で見ることで、看護師と患者さんの関わりを感じてもらいたいと思っています。最後に若手看護師との座談会を予定しています。年齢の近い若手看護師から看護学校を受験したときのことや看護学生時代の話を聞いて、今後の進路選択に活かしてもらいたいと考えています。

 今日は緊張しながら参加する高校生もいるかと思います。患者さんも職員の皆さんも院内で高校生を見かけたときは優しく見守り、温かい言葉をかけてもらえたらと思います。私たち担当看護師も参加した高校生の皆さんが充実した日になれるよう笑顔でサポートしたいと思います。

令和7年7月16日(水):魚住診療情報管理士

 7月も半ばになりました。毎日暑いですね。先週末、草むしりをしながら、あと少しもう少しと思いながら立ち上がったところ、思った以上に体に熱がこもり、ふらふらしました。ほんの短い時間でしたが、危険だなと実感しました。過信しないこと、無理をしないことも熱中症の対策として大切ですね。また、こまめな水分補給や屋内での適切なクーラーの使用を心掛けたいですね。
 さて、当院は新病院の開院から今年でちょうど20年が経ちます。来たる9月28日(日)、20年のお祝いを兼ねた「第3回病院祭」を開催します。そこで広報・アメニティ・ボランティア委員会では、中央受付、小児科外来前、病棟サロンの各所に「ありがとうを伝えよう!」をテーマにメッセージカードをご用意しました。この20年、色々なことがあったと思います。ぜひ、ご家族やご友人、大切な方へ感謝の気持ちをカードに書いて、専用ポストにご投函ください。職員宛のメッセージも大歓迎です。お寄せいただいたメッセージは、病院祭のパネル展示やステージイベントでご紹介する予定です。病院祭当日のご参加も心よりお待ちしております。

令和7年7月15日(火):野口事務部長

 雨上がりの蒸し暑い朝を迎えました。この後、天気は回復し、晴れ間が広がるようで、日中の最高気温は31度の予報となっています。

 さて、以前にもお伝えしましたが、皆さんは、「Locopi(ロコピ)あさひまち」をご存じでしょうか。マイナンバーカードを活用したサービスで、当院を含め町の公共施設や町内の商業施設等に設置されている専用の読み取り機にタッチすることで、町の応援にもつながるロコピポイントがたまります。そしてその機能の中に、あさひまちコインがあります。これは財布やスマホがなくても、マイナンバーカードをタッチするだけで、町内の商業施設や飲食店での支払いが可能な地域通貨です。

 また、100円支払うごとにロコピポイントが10ポイント貯まり、貯まったポイントは町の特産物が当たる抽選会で利用できます。このあさひまちコインは当院や病院横のアイン薬局でも利用可能で、診療費等を支払うことができます。

 このあさひまちコインを利用するには、Locopiあさひまちの利用登録と現金チャージが必要となります。利用登録は朝日町役場で平日午前9時から午後5時15分まで、ショッピングセンターアスカで火曜日と木曜日の午前10時から午前11時30分まで行っています。なお、あさひまちコインの現金チャージは当院の中央受付でも行うことができますので、皆さんもぜひ、あさひまちコインを利用してみてはいかがでしょうか。

令和7年7月14日(月):東山院長

 連日、大変な暑さが続いております。このところ日中は熱中症警戒アラートが出される日もたびたびあり、また夜は熱帯夜で寝苦しくて、各ご家庭でのエアコンはフル活動になっている状況かもしれませんね。この暑さ、様々な方面に影響が出始めているようです。その1つが夏野菜の高騰です。キュウリ、トマト、ナス、ピーマンなどは例年より高値になってきているようです。暑さのため曲がって育つキュウリが多くなったり、また水分不足でトマトが黄色くなったり、しなびてしまう被害も出ているそうです。皆様のご家庭の畑の夏野菜の出来栄えはいかがでしょうか。私も少し育てておりますが、そういえば例年よりは曲がったキュウリが少し多いような気もします。それでも取れたての味はかわらず、おいしくいただいております。

 この季節、外来では日焼けした手の方を多く見かけることがあります。聞けば畑や草むしりにいそしんでいらっしゃるとのこと。普段は腰やひざが痛くても楽しい畑仕事は別なのかもしれませんね。畑作業中に熱中症で倒れるケースも毎年見られています。日差しの強い日中を避けて、また周囲に人の目の見守りのある環境の下で作業するようにしたいものですね。 
 いよいよ来週火曜日は暦の上では「大暑」になります。1年の中で暑さのピークを迎えます。今日も日中、県内は熱中症警戒アラートが出されております。引き続き体調管理に十分お気をつけください。

令和7年7月11日(金):秋山認知症認定看護師

 皆様、認知症は何かと聞いて、まず思い浮かぶのは物忘れだと思います。新しいことが覚えられない。覚えていたことが思い出せなくなっていきます。本日は認知症の物忘れ以外の症状の1つである理解力、判断力の障害についてお伝えしたいと思います。

 1つ目は考えるスピードが以前に比べて遅くなります。本人に急がせず、考える時間を作ってあげることが必要です。2つ目は2つ以上のことが重なるとうまく処理できなくなります。一度に処理できる情報の量は減りますので、簡単に手短に伝えることが必要です。3つ目はいつもと違う出来事が起きると容易に混乱しやすくなります。予想外のことが起きたときは本人のわからない部分を補ってあげ、不安にさせない関わりが必要です。4つ目はあいまいな言葉がけが理解できなくなってきますので、具体的に伝える必要があります。

 どうしてもできないことに注目してしまいますが、その人ができていることに着目して、そこを伸ばす関わりをすることで、本人の自信を損なわず認知症の症状を悪化させないことにつながります。

令和7年7月10日(木):水島主任看護師

 今日は午後から行われる高校生の看護見学についてお話したいと思います。

 この高校生の看護見学は、高校生が看護の仕事や看護に対する理解を深め、看護職への進路選択の参考に役立ててもらうことを目的に毎年行われています。今年度は本日と来週7月17日に行われます。本日は4名の高校生が当院に来られることになっており、はじめに病棟見学をして、体温測定や血圧測定、車いすやストレッチャーを使用した搬送の体験を病棟看護師とともに行います。次に6階で行われる院内デイケアに参加します。看護師の言葉掛けや患者さんの表情や反応などを間近で見ることで、看護師と患者さんの関わりを感じてもらいたいと思っています。最後に若手看護師との座談会を予定しています。年齢の近い若手看護師から看護学校を受験したときのことや看護学生時代の話を聞いて、今後の進路選択に活かしてもらいたいと考えています。
 今日は緊張しながら参加する高校生もいるかと思います。患者さんも職員の皆さんも院内で高校生を見かけたときは優しく見守り、温かい言葉をかけてもらえたらと思います。私たち担当看護師も参加した高校生の皆さんが充実した日になれるよう笑顔でサポートしたいと思います。

令和7年7月9日(水):佐伯看護師

 今日は7月9日の語呂合わせで「泣く日」です。皆さんは涙を流して泣いていますか。最近、私が泣いたことを話したいと思います。

 私は2歳の子どもの育児に追われています。夫婦で頑張っていますが、日々多忙で自分の時間が少なくつらいと感じることがあります。そんな悩みを周りの人に相談したところ「育児は今しかない。大人になったら旅立ってしまうから、子どもと一緒にいられる時間は子どものうちしかない」と言われました。今はべったりくっついてくる子どもも成長したら自分から離れてしまう。それは成長すれば当たり前のことですが、想像したら少し寂しい気持ちになり涙が出ました。

 私はまだママ3年目。育児が終わるのはまだまだ20年以上先のことです。毎日大変ですが、今しかない育児の時間を楽しみ、子供からの愛情をかみしめ、20年30年後には夫婦で楽しかったねと振り返りたいと思います。

令和7年7月8日(火):宇津部長代理

 連日、暑い日が続いていますが、体調を崩されませんよう、どうぞご自愛ください。

 辛く長い冬が去ったと思えば、気づけば夏真っ盛りのような猛暑。歳を重ねれば重ねるほど、季節はめまぐるしく移り変わります。私の幼い頃を思い起こすと、田んぼの畦から生えるツクシを見ながら春の匂いを感じ、夏にはセミシグレ、天高く澄み切った空を見上げて秋の風を感じ、冬は白く静かな雪景色。五感で感じたひとつひとつが大切な思い出です。年を重ねても、その瞬間のひとつひとつを大切にし、普段忘れがちな感謝の気持ちも大切にしたいものですね。

 感謝の気持ちを表す言葉「ありがとう」の語源について調べてみました。仏教に由来するそうです。「この世で最も不幸な人は感謝の心のない人である」と言われます。何をしてもらっても、当たり前と思い、感謝の心がなければ、不平不満ばかり出て、幸せを実感することはできません。感謝できる人が幸せなのであり、その感謝を「ありがとう」という言葉で表すと、相手も「喜んでもらえてよかった」とうれしくなります。これを仏教では「自利利他(じりりた)」というそうです。

 ただ今、中央受付付近の専用コーナーに「ありがとうを伝えよう!」をテーマに春の四重奏をモチーフとしたメッセージカードをご用意しております。病院にまつわる心温まるエピソードや心の支えにしている言葉、うれしかったことなど、感謝の気持ちをカードや便せんに綴ってみませんか?ご家族やご友人、大切な人、職員宛のメッセージも大歓迎です。お寄せいただいたメッセージは、9月28日(日)に開催される病院祭でご紹介する予定です。病院祭の詳しい情報は、順次お知らせしてまいりますので、ぜひご参加ください。

令和7年7月7日(月):廣田沙緒理看護師

 今日は七夕です。織姫と彦星が年に一度だけ天の川を渡って再開できる日。そんな言い伝えのある七夕ですが、昔から願い事を短冊に書く日としても親しまれています。今、来院されている方も入院中の方もきっと、「早く元気になりたい」「安心して過ごしたい」などそれぞれの願いがあることと思います。私たち職員一同、その願いに寄り添いながら今日もできる限りのお手伝いをさせていただきます。

 今夜、天の川は東寄りの空に現れ、南から北へ流れるように見えるとのことです。皆さんの願い事が空に届く七夕の日になりますように。正面受付には七夕飾りが展示されています。まだご覧になっていない方は、ぜひお立ち寄りください。

令和7年7月4日(金):東山院長

 日中の暑さだけではなく夜も熱帯夜となり、大変寝苦しい日々が続いております。連日、私も寝る前にはエアコンをつけ、タイマーを使用しています。でもエアコンが切れると、朝方の日の出前にはすでに寝苦しくて目が覚めてしまいます。かといってエアコンをつけっぱなしにしますと、今度は肌寒さを感じて目が覚めます。なかなか調整が難しく悩ましい夜が続きます。皆様はいかがでしょうか。

 また、この夏の暑さで苦しんでいるのは人間だけではないようです。昨夜のニュースによりますと、富山市の城址公園のお堀では、たくさんのシラサギが死んでいるとのことでした。原因を調査中のようですが、連日の猛暑の可能性が考えられているそうです。

 そして今日も大変危険な暑さが予想されるため、環境省と気象庁から今年最多となる富山県を含む全国21府県に熱中症警戒アラートが発表されました。富山県のアラートの発表は今年初めてとなります。普段以上に熱中症への備えをして、無理のない環境でお過ごしください。

令和7年7月3日(木):野口事務部長

 良く晴れた朝を迎えました。すでに梅雨が明けたような天候で、朝日町の日中の最高気温は33度の予報となっています。週間天気予報を見ると、週明け早々にも北陸地方の梅雨明けの発表があるかもしれません。

 さて、朝日町はビーチボールの発祥の町です。ビーチボール競技は「いつでも」「どこでも」「だれでも」が気軽に楽しめる生涯スポーツ、コミュニティスポーツとして全国各地に普及しています。そして、あさって7月5日の土曜日と6日の日曜日の両日には、60歳以上を対象とした「ひすいカップ ビーチボール全国大会」が朝日町文化体育センター「サンリーナ」で開催されます。今回で32回目の開催となります。今年の大会には北は岩手県から南は広島県まで全国10都県、44市区町村から159チーム、765名の選手の方が参加する予定です。最高年齢の選手は、男性では89歳、女性では85歳です。地元、朝日町からは男子3チーム、女子6チームが参加されます。

 大会では60歳以上とは思えないような若々しいプレーが随所に見られ、白熱した試合が展開されます。皆さんも、7月5日と6日の両日、サンリーナに出かけ、応援されてみてはいかがでしょうか。

令和7年7月2日(水):東山院長

 7月に入りましたが、昨日も大変暑い1日でした。夕方6時頃でも外気温は30度近くを示していました。海岸線に出てみますと風はほとんどなく、入善町の洋上の巨大な3基の風車もあきらめたかのように止まっていました。また、波もなく水鏡となった海面にはオレンジ色の夕日の光が照り付けていたそんな光景でした。
 今日のニュースを見ますと、先月6月の平均気温は統計を取り始めた1898年以降、過去最高となり平年に比べると2.34度上昇していたそうです。過去130年近くで最も暑い日本の6月だったということになります。地球の温暖化は確実に進んでいるのでしょうか。
 そして今日は雨模様の1日になりそうですが、7月下旬並みの気温で30度を超える見込みです。湿度も高く大変不快な暑さが続きます。熱中症の予防とともに体調の管理にくれぐれもお気をつけください。

令和7年7月1日(火):東山院長

 今朝、月別のカレンダーを1枚めくりましたらヒマワリ畑の挿絵が現れました。季節を先取りするかのような暑さの6月に続いて、今日から7月に入ります。西日本は先週、早々と梅雨明けとなりましたが、週間天気予報を見ますと県内も早ければ今週中にも梅雨明けの発表があるかもしれません。熱中症の危険性が高まってきます。
 熱中症は毎年、7月から8月をピークに増加してきます。昨年の消防庁の発表をみますと、5月から9月の間に熱中症により救急搬送された方はおよそ10万人、9万7,578人で前の年よりも6,000人以上増えていたそうです。年齢区分別を見ますと、高齢者が最も多く全体の約6割を占めています。重症度別では軽症が最多で65%、次いで中等症、重症の順になっています。亡くなられた方も120人いらっしゃいました。また、熱中症の発生場所別を見ますと住居が38%と最も多く、次いで道路、屋外、仕事場の順になっています。これらをみても熱中症の対応としてはご高齢の方では、室内でもエアコンを適切に使用し、こまめな水分補給や塩分の補給とともに家族や近くの方々の見守り、声掛けが大変重要です。
 一方で幸い新型コロナの感染は現在、全国的に落ち着いていますが、例年真夏に感染が拡大する傾向が見られています。今後の状況によっては今年も熱中症への対応をしながら場所や状況に応じて感染への備えも必要になります。
 今日も大変厳しい暑さの1日になりそうです。どうぞ体調に気をつけてお過ごしください。

令和7年6月30日(月):平木医事係長

 今日はマイナンバーカードでの保険証確認についてお知らせします。
 昨年12月よりマイナンバーカードによる保険証確認が本格的に始まり、約半年が経過しました。当院における1日あたりのマイナンバーカードによる保険証確認件数ですが、昨年10月は29.1人でしたが、本格的に始まった12月は76.4人、今年4月は80.5人、5月は86.2人、6月は83.2人となっており、マイナンバーカードによる保険証確認も浸透してきていると考えております。
 現在、お手元にある保険証の有効期限は、市町村国保や後期高齢者は7月31日まで、社会保険など有効期限の記載のないものは本年12月1日まで有効であり、これまでどおり提示による確認もできますが、マイナンバーカードをお持ちの方は有効期限以降、マイナンバーカードでの保険証確認をしなければならなくなりますので、今後の保険証確認については、マイナンバーカードによる保険証確認にご協力をお願いいたします。
 当院では認証機を中央受付窓口に2台、正面入口入って右側に2台設置しております。初めて使用される方や使い方がわからない方は、係の者が使い方をお伝えしますので、中央受付にお越しください。使い方に慣れておられる方は、受付の待ち時間の軽減にもなりますので、正面入口横の認証機もご利用ください。

令和7年6月27日(金):東山院長

 早いもので6月も今日を含めて残り4日となりました。来週7月に入りますと、七夕の時季となります。当院の正面玄関入口には、ささやかながら七夕の竹飾りを準備しております。どうぞ皆様の願いを短冊に込めて書いていただければ幸いです。併せて少し先ですが、来たる9月28日日曜日には今年も病院のお祭り、病院祭の開催を予定しております。今回、病院祭にあたり当院や当院の職員に向けてのメッセージカードへの記入を企画しました。皆様からのメッセージをお待ちしております。
 そして今日はもう1つご案内がございます。当院の西側にある救急入り口のそばには、薬草園があります。この薬草園は朝日町のボランティア団体の「カワセミの会」の皆様が、毎年春先から細やかな手入れを続けて育て上げた薬草たちです。ハーブやドクダミ、ゲンノショウコ、ヒキオコシ、スギナなど多くの種類があります。今日はカワセミの会の方々が、これらを用いて作られたお茶を来院の皆様にご提供いたします。すでに毎年の恒例となりましたこの薬草園のお茶の振る舞い。本日も深い味わいとふれあいのひとときをお楽しみいただければ幸いです。カワセミの会の皆様、大変お疲れ様でございます。深く感謝申し上げます。ありがとうございます。

令和7年6月26日(木):東山院長

 今週に入ってからは梅雨らしい天候が連日続いております。今朝も空は厚い雲に覆われて、時折り雨が交じっています。今日の日中の気温は午後から上昇し、湿度も大変高くなりますので熱中症への備えとして、室内では適切にエアコンを使用し、除湿をすることやこまめな休憩と水分摂取を心掛けて過ごしたいものです。
 さて、先週6月21日は夏至でした。今の時季は1年を通して最も昼間の時間が長くなっています。これに対して1番昼の短い日が冬至ですが、夏至と冬至の差は5時間ほどにもなるそうです。季節の変化の大きい日本では、四季折々のなす美しい風景とは裏腹に、私たちへの体調へは大変大きなストレスとなっていることがあります。これから夏の本番に向けて太陽の日差しは強くなり、気温や湿度も上昇します。また、日が長くなることで睡眠のリズムも微妙に変化することがあります。1日の生活パターンが気付かないうちに乱れてしまっているということもあるかもしれませんね。暑い日でもシャワーだけではなく、少しぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、十分に水分を取るようにし、そしてお休み前には適度にエアコンを使うのも良いでしょう。
 そして今週末、土曜日以降は日差しが戻り、夏日となる日も多くなりそうです。天気予報では晴れマークがずらりと並んでいます。そうなりますと事によると、早くも梅雨が明ける可能性があるのかもしれません。季節の変化、大変激しくなっております。どうぞ体調の管理にお気をつけください。

令和7年6月25日(水):魚住診療情報管理士

 早いもので、もうすぐ7月です。すでに真夏のような暑い日が続いていますね。 
 さて、夏に旬を迎える野菜。キュウリ、トマト、ナス、トウモロコシ、ズッキーニなどがおいしい季節となりました。私は最近、水ナスの浅漬けづくりに凝っています。水分を多く含む夏野菜は、ビタミンやミネラルが豊富で、夏バテ防止が期待できるようです。バランスの取れた食事を心掛けたいですね。
 今朝の話題は当院の広報・アメニティ・ボランティア委員会からイベント開催のお知らせです。今日から中央受付付近の専用コーナーに「ありがとうを伝えよう!」をテーマに春の四重奏をモチーフとしたメッセージカードと便せんをご用意しました。病院にまつわる心温まるエピソード、心の支えにしている言葉、うれしかったことなど感謝の気持ちをお好きな色のカードや便せんに綴ってみませんか。ご家族やご友人、大切な人へ、職員宛のメッセージも大歓迎です。お寄せいただいたメッセージは秋に開催される病院祭でパネル展示をしたり、ステージイベントでご紹介したりする予定です。

 併せて七夕の短冊もご用意しました。願い事を書いて飾っていただけるとうれしいです。ありがとうの輪が広がり、皆さんの願いが叶いますように~。

令和7年6月24日(火):舟川さやか看護師

 皆さんはスマホ認知症という言葉をご存じですか。最近テレビで東京都葛飾区脳神経内科に国内初のスマホ認知症外来が設立されたという話題が聞こえてきて、私は思わず手を止めて見ました。スマートフォンの長時間・高頻度の使用により、脳の疲労や情報処理能力を超えることで、集中力が低下し注意散漫になる。感情のコントロールができなくなったり、物忘れが多くなったりするといった認知症に似た症状が引き起こされる状態で、予備軍は1,000万人に上ると言われているそうです。スマホ認知症のチェック項目には人や物の名前がすぐには出てこない。何かを取りに来て目的を忘れる等といった項目があり、自分も当てはまるものがいくつかありました。
 スマホ認知症の対策としてスマホの使用時間を少なくして1日に取り入れる情報量を減らすことが大切です。適度な運動、十分な睡眠、バランスの取れた食事も効果的とのことです。スマホ認知症は放置すると、アルツハイマー型認知症や若年性認知症を発症する可能性があるそうです。
 また、スマホを見る時間を減らすことで、スマホ認知症だけでなく首のこりやうつ病などの様々な心身の不調を改善することができます。いつも子供に注意ばかりしていますが、自分もスマホの利用状況を見直して、スマホの利用時間を減らす対策をしていきたいと思いました。皆さんもスマホと上手に付き合い、脳を健康に保つように意識していきましょう。

令和7年6月23日(月):東山院長

 先週末は連日30度を超える厳しい暑さが続きました。まるで梅雨が明けた後のように強い日差しが照りつけ、吹く風もまるでファンヒーターのように熱く感じられました。田んぼの稲は日ごとに伸びてその青さを増しています。田んぼの場所によっては、稲の根付けのため田んぼの水を引いているところもありました。この暑さで地面は細かくひび割れて、そして地面は反り返るように干からびていました。夏至を過ぎたばかりですが、今年も長い夏が続きそうです。
 そして昨夜から一転して、まとまった雨になりました。今日の最高気温は25度前後の予報が出ています。昨日より10度も低くなりますが、湿度が大変高くなっていますので、引き続き熱中症にも十分ご注意をください。気温が高くなくても湿度が高いと熱中症にかかりやすくなることがあります。また、家の中でも室温や湿度が高いと危険性が高くなります。ちなみに熱中症の救急要請の発生する場所で最も多いのが住宅の敷地内で、全体の4割近くを占めていると言われています。適切にエアコンを使い、こまめに水分を補給して、十分な休養を取るようにしたいものです。家の中でも十分ご注意ください。

令和7年6月20日(金):野口事務部長

 今朝も夏のような朝を迎えています。日中の最高気温も30度の真夏日の予報となっています。週間予報では、日曜日以降はしばらく曇りや雨が続くようです。ただ、最高気温は30度を超える日もあるようで、蒸し暑くじめじめした気候となりそうです。
 さて、1週間後の来週6月27日金曜日のイベントをお知らせいたします。病院の西側、救急外来入り口付近に薬草園があります。この薬草園では当院を拠点に活動されている朝日町のグールプ「カワセミの会」の皆さんが丹精込めてハーブや薬草を育て、こまめに水やりや草刈りを行っておられます。そして来週6月27日の金曜日、午前9時から病院正面玄関付近で、この薬草園で育ててきたラベンダーやペパーミント、アルケミラなどをハーブティーにして来院される方々に無料で振る舞うことにしています。また、ハーブティー以外にも、ヨモギやドクダミをブレンドし煎じた薬草茶も提供する予定です。
 このハーブティーや薬草茶の振る舞いは、6月27日金曜日の午前9時から午後1時頃まで行う予定です。当日は、ご家族や友人とともに爽やかなハーブティーなどを飲みに、当院の正面玄関入口まで、ぜひ、訪れてみては、いかがでしょうか。

令和7年6月19日(木):東山院長

 先週の火曜日(6月10日)に北陸地方は梅雨入りしたばかりですが、今週に入ってから強い日差しと連日30度を超える晴れの日が続いています。まるで梅雨明けした8月のような厳しい暑さとなっています。そして早くも熱中症警戒アラートが出されている地域もあります。全国では熱中症の救急搬送が相次ぎ、畑で倒れたり、乗用車内で亡くなったりしている方のニュースも聞こえてきます。天気図を見ますと太平洋高気圧が日本列島を覆うように大きく張り出しているせいで、梅雨前線が遠く離れている状況のようです。この真夏のような天候は今週いっぱい続くようですので、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
 梅雨の晴れ間は特に熱中症になりやすいとされています。十分な休憩とこまめな水分補給をし、無理のない少し余裕を持った行動計画にすることも大切かもしれません。特に高齢の方や小児では、体温の調節の働きが十分に対応しきれず、熱中症の危険性が高まることがあります。お互いに見守り、声を掛け合って過ごしたいものです。そして今日も昨日以上に湿度が上がり、じめじめとした暑さの1日になりそうです。どうぞ十分、体調管理に気をつけてお過ごしください。

令和7年6月18日(水):秋山認知症認定看護師

 皆様、「認知症基本法」という言葉を聞いたことはないでしょうか。認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ、支え合いながら共生する活力ある社会である共生社会の実現の推進を目的として令和6年に施行されました。
 基本理念の中に、認知症の人が尊厳を保持しつつ、希望を持って暮らすことができるようにと述べられています。認知症の人を含め一人の人として地域で自立した日常生活・社会生活を営むことができるようにすること。国民が共生社会の実現の推進のために必要な認知症に関する正しい知識及び認知症の人に関する正しい理解を深められるようにする施策などが挙げられています。 
 皆様、社会での役割や置かれている環境は様々ですが、その中で認知症の人でも地域の一員として過ごせるように、私たちは何ができるか考えるきっかになればと思います。

令和7年6月17日(火):田重田看護師

 本日は言葉の意味とイメージについてお話ししたいと思います。 
 私は先日、息子に「勉強するように」と声を掛けました。その後、息子の様子を見に行くと絵を描いていました。その様子を見て私は息子に「勉強して」と言ったのですが、息子は国語辞典を開いて「勉強」の部分を指さし、「ぼくは勉強しているよ」と言いました。私も国語辞典の意味を見ると、「勉強とは学ぶこと、学問や芸能を極めること」と書いてありました。何気なく普段、言葉を使っている中で私は気付くことがなく、息子に勉強イコール宿題や学習といった意味で言葉を伝えていたんだなということを気付くことができました。実際、それに気付いたとき息子が行っていることに対して、とても素晴らしいなと感じ、また、「しっかりと言葉の意味を理解して使っていたんだな」ということに気付かされました。

 そんな中、言葉の意味とイメージ、また類似する言葉について私は考えるようになりました。最近では、特に「梅雨」という言葉に対して、どんなものなのだろうと調べることがありました。梅雨とは東南アジアにおける雨季の一種だそうです。雨季という言葉を聞くと、ジャングルにたくさんの雨が降って川があふれ、周りが川のようになってしまうというイメージを私は持っていました。一言で雨季といっても多種多様なものがあるそうです。普段、言葉とは私たちが発しているものですが、その意味を調べてみると普段とは違った意味合いで物事を見ることができるかもしれません。皆さんも一度、気になる言葉を調べてみてはいかがでしょうか。

令和7年6月16日(月):東山院長

 おととい、昨日の土曜・日曜日は梅雨時らしいまとまった雨が全国で続いたようです。県内でも大雨に関する注意報や警報が出されていた地域もありました。病院近くの川も増水し、田んぼの用水路の水は水かさを増して、あふれ出しそうな勢いで流れていました。 
 今日も終日、曇り空のすっきりしない天候が続くようですが、午後からは気温が30度前後まで上昇する予報が出ています。湿度も高くなっており、また風も弱く、熱中症を起こしやすい条件となっているため厳重な警戒が必要です。室内でも適切にエアコンを使用し、のどが渇く前からもこまめに水分を取るようにしたいものです。そして明日以降は日本列島に夏の高気圧が張り出し、このため梅雨前線は南の方に押し下げられます。結果、梅雨が明けた後のように今週1週間は連日晴れて、県内の最高気温も30度を超える日も続く見込みです。

 今週の土曜日6月21日は二十四節気の夏至になりますが、早くも梅雨明けの8月上旬のような暑さになりそうです。梅雨の晴れ間は命に関わるような重篤な熱中症が発生しやすい時季でもあります。夏至の前にまるで梅雨明けの後のような猛暑が来るかもしれません。どうぞこの1週間は特に体調の管理にお気をつけください。

令和7年6月13日(金):山口介護福祉士

 私は現在40歳、3人の子育てをしながら日々、家庭と仕事に追われる毎日を送っているアラフォーママです。目まぐるしく過ぎて行く日々の中で、私の心を支えてくれているのは「推し」の存在です。最近では「推し活」という言葉を耳にする機会も増えました。

 推し活とは年齢や立場を問わず、誰かを好きでいられる喜びを感じられる、すてきなライフスタイルだと私は思っています。40代になった今だからこそ自分らしい推し方ができるようになりました。年齢を重ねても誰かを応援する気持ちに年齢制限はありません。人と比べることなく自分のペースで推し活を楽しみながら毎日を前向きに過ごしています。今日も推しを心の支えに1日を大切に過ごしていきたいと思います。皆さんもどうかすてきな1日をお過ごしください。

令和7年6月12日(木):東山院長

 空は薄い雲に覆われておりますが、時折り日の差すさわやかな朝となりました。タチアオイの花も少しずつ茎の先端に向かって花を咲き進めています。

 昨日は南シナ海で台風1号が発生したとのことです。例年は5月から台風が発生し始めますが、6月に第1号の発生がずれ込んだのは、大変珍しいとのことでした。今後は台風によって梅雨前線が刺激されますと、日本列島にも強い雨が降る可能性があります。今日は晴れて落ち着いた天候になるようですが、これからはいよいよ本格的な梅雨の時期に入ってきます。体調を崩さないようにどうぞお気をつけください。
 北陸も梅雨に入りましたが、今日と明日は好天が続くようです。梅雨の間の貴重な晴れ間になりそうですので、有効に使いたいものですが、熱中症には十分お気をつけください。

令和7年6月11日(水):東山院長

 昨日の昼頃から降り出した雨は今朝もまだ少し残っていました。九州地方を中心に全国的に強い雨の地域もありました。北陸地方も昨日、梅雨入りとなりました。平年より1日、昨年より12日早いとのことです。ただ、今日はこの後、県内は雨が上がり、午後からは晴れ間ものぞくようです。

 さて、毎日この朝の放送の中で色々な季節の話題を取り入れてお話をさせていただいております。その中で、これからの梅雨時の風物詩の1つにホタルがあります。昨年、一昨年のこの朝のあいさつの原稿を読み返しますと、6月10日前後には「すでにホタルが舞い始めているのを見かけました」との内容がありました。 
 私は毎年、家のそばの田んぼのあぜ道や用水路で小さな光を見つけます。今年は今のところ、まだ見かけていません。皆様はすでに見かけられましたでしょうか。梅雨時の夜、一雨ごとに成長する稲の間を飛び交うホタル。小さな光に心をいやされる思いがいたします。今年も楽しみに待ちたいと思います。

令和7年6月10日(火):東山院長

 先週末から昨日までは好天に連日恵まれておりましたが、今日はこの後、昼頃から一転して終日、まとまった雨の1日になりそうです。お出掛けや通院の際の足元、車の運転などは十分にお気をつけください。

 さて、これから梅雨入りを控え本格的に暑い時季に入ってきますが、それに備えて熱中症の対応が必要となってきます。今朝はこれについて少しご案内をいたします。熱中症は一般に気温や湿度が高いと起こりやすいと思われがちですが、実は熱中症を引き起こす要因には、この環境のほかに体、そして行動の3つの要因があります。気温や湿度が高く、風が弱い。急に暑くなる。エアコンのない部屋などの環境の要因はよく言われることと思います。一方で2つ目の要因として私たち自身の体の問題があります。高齢の方や乳幼児、持病のある方、栄養不足、下痢や感染症での脱水、寝不足や二日酔いなどの場合には体温調節がうまくいかなくなる可能性があります。そして3つ目の要因は行動です。激しい運動や慣れない作業、長時間の屋外の仕事や水分補給ができないなどの場合です。これら3つの要因が合わさると体温調節がうまくいかず、体内に熱がこもり、熱中症を引き起こすようになってきます。
 熱中症の予防のためには、まず自分自身の体調をよく知ること。日々発表される熱中症の気象情報を参考にして無理な行動を控えて、こまめな水分補給や適切なエアコンの使用などによって環境の変化にできるだけ小さくすることも大切です。環境、体、そして行動、この3つの要因を注意していただいてこれからの夏を乗り切っていただけたら幸いです。

令和7年6月9日(月):東山院長

 先週末から好天が続き、気温も連日高くなってきました。日中は半そでの姿がすっかり活躍し始めているようです。今日も引き続き、晴れて気温も高くなりそうですので、屋外での作業や運動の際には熱中症への備えが必要です。どうぞご注意ください。

 6月も第2週に入り、昨日、九州北部と四国地方が梅雨入りしたそうです。明日以降は県内の予報でも傘のマークが並んでいます。そろそろ北陸も梅雨の入り口に近づいて来ているのかもしれません。 昨日の夕暮れ、私は通い慣れた道で2つの発見をしました。1つはアジサイの花が咲き始めているのを見かけました。まだ数は少ないですが、小さいながらも紫色の花手まりをきれいに作っていました。そしてもう1つがタチアオイです。しっかりとした茎が大人の背丈ほどに伸び、多くのつぼみを付けています。茎の下から上に向かって順番に赤い花が咲き始めているのを見かけました。アジサイそしてタチアオイ、どちらの花も来るべき梅雨が近づいているのを私たちに知らせてくれているように思いました。

令和7年6月6日(金):東山院長

 今日も昨日に続いて青空と澄んだ空気に包まれ、大変心地よい朝を迎えました。日中の気温は昨日よりもさらに高くなり、今日は30度前後の真夏日になる予報が出ています。空気は乾燥気味ですので、比較的からっとした暑さになるかもしれませんが、屋外での作業や運動の際にもそろそろ熱中症への備えが必要となりそうです。こまめな水分補給をして、体調や体力に過度の無理がかからない範囲での行動計画にしたいものです。また、日が長くなっていますので、朝夕の涼しい時間帯を利用するのも良いかもしれません。

 そして今週末は好天に恵まれそうですが、来週からは雨の日が多くなるようです。梅雨前線が北上し始め、そろそろ梅雨に入る気配を見せているのかもしれません。この時季の貴重な晴れの日を有効に使いたいものです。体調を崩したり、ケガのないようどうぞお過ごしください。

令和7年6月5日(木):東山院長

 今朝は大変よく晴れて青空のもと、うろこ雲が広がり大変からりとした空気に包まれています。今日は二十四節気の9番目に当たる「芒種(ぼうしゅ)」です。次の夏至の前の節気に当たり、ちょうどそろそろ梅雨入りの時季と重なる頃で、これから気温が上がり湿気も多くなり始めます。

 そしてこの時季の草花の中の小さな主役の1つにドクダミがあります。普段は何気なく通る道端や足元のあまり目立たない場所にひっそりとしているドクダミですが、今頃の季節になると緑の葉を広げ白く小さな花びらを付け始めます。決して派手さはありませんが、少しだけ膝を折って顔を近づけて見ると、純白の4枚の小さな花びらが点々と咲き広がり、まるで足元を控え目に照らしている光の粒のように見えてきます。

 普通のドクダミは4枚の花びらを付けますが、まれに5枚のものがあります。これがラッキードクダミです。見つけると何か良いことがあるとされています。毎年この時季に朝のあいさつで、このことをご紹介しておりますが、この話を覚えてくださっている方もいらっしゃいます。昨日も外来に受診された方が「今年はまだラッキードクダミが見つかっていません。大変残念」とお話をしてくださいました。まだまだこれからたくさんの花が咲きますので、きっと見つかることと思います。皆様も運試しに探してみられてはいかがでしょうか。

令和7年6月4日(水):野口事務部長

 雨上がりの朝を迎えました。この後、天気は回復し、晴れ間が広がるようです。週間予報では、明日以降、最高気温が高くなり、30度に迫る日もありそうです。そして、来週の後半には梅雨入りの可能性もあるかもしれません。

 さて、皆さんは、「Locopi(ロコピ)あさひまち」をご存じでしょうか。マイナンバーカードを活用したサービスで、当院を含め町の公共施設や町内の商業施設等に設置されている専用の読み取り機にタッチすることで、町の応援にもつながるロコピポイントがたまります。そしてその機能の中に「あさひまちコイン」があります。これは財布やスマホがなくても、マイナンバーカードをタッチするだけで、町内の商業施設や飲食店での支払いが可能な地域通貨です。また、100円支払うごとにロコピポイントが10ポイント貯まり、貯まったポイントは町の特産物が当たる抽選会で利用できます。このあさひまちコインが昨日の6月3日から当院や病院横のアイン薬局でも利用可能となり、診療費等を支払うことができるようになりました。

 このあさひまちコインを利用するには、Locopiあさひまちの利用登録と現金チャージが必要となります。利用登録は朝日町役場で平日午前9時から午後5時15分まで、ショッピングセンターアスカで火曜日と木曜日の午前10時から午前11時30分まで行っています。

 なお、あさひまちコインの現金チャージは当院の中央受付でも行うことができますので、皆さんもぜひ、あさひまちコインを利用してみてはいかがでしょうか。

令和7年6月3日(火):東山院長

 今朝は小雨が交じり、厚い雲が空一面に広がっています。今日、日中も気温はほとんど上がらず、少し肌寒さを感じる1日になりそうです。外出には上着と傘が必要かもしれません。服装で調節し、体調を崩さないようにどうぞお気をつけください。
 さて、先日ホームセンターに行ってみたところ店頭にはキャンプや海水浴の用品、そして花火などがすでに並んでいました。これからの夏に向けての商戦が早くも始まっていることを感じました。気付けば月別のカレンダーも今年6枚目となり、1年の半ばに差し掛かっています。この6月は初夏から本格的な夏への移り変わりの時季になります。これから梅雨になれば湿度も高くなり、気温の上昇も相まって熱中症の危険性が高くなり始めます。また、これからは台風の発生する時季にも入りますので、気圧の変動が知らず知らずのうちに私たちへの体調へも微妙に影響を及ぼすこともあります。
 一方、カレンダー以外にも自然の移り変わりで6月を知らせてくれているものがあります。花暦(はなごよみ)です。曇天の空のもとで咲くアジサイ、ハナショウブ、アヤメ、ラベンダー、そしてドクダミたちも梅雨から夏への時の流れを私たちにそっと教えてくれている気がいたします。

令和7年6月2日(月):東山院長

 6月最初の月曜日になりました。先週末から昨日にかけて梅雨の走りを思わせるような少し肌寒い雨の日が続いておりました。田んぼの稲は一雨ごとに成長し、水面に写る緑が日増しに濃くなってきています。今日はこの後、日中晴れ間ものぞき、この時季らしい天候になりそうです。
 さて、皆様にお知らせとお詫びがございます。先週の新聞・テレビなどの報道にありましたが、この度、当院の管理体制の不備により当院を受診されました一部の患者様の個人情報が紛失する事態が発生してしまいました。現在のところ外部への情報の流失や二次被害は確認されておりませんが、多くの患者の皆様、ご家族、そして関係者の皆様に大変ご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。今後は個人情報の管理、セキュリティに関する再教育、組織的な情報管理体制のさらなる強化と徹底を図り、より厳格に対応してまいります。住民の皆様との信頼を築けるようこれからも努力を続けてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

令和7年5月30日(金):平木医事係長

 今日はマイナンバーカードでの保険証確認についてお知らせいたします。
 昨年12月よりマイナンバーカードによる保険証確認が本格的に始まり、約半年が経過しました。当院における1日当たりのマイナンバーカードによる保険証確認件数ですが、昨年10月は29.1人でしたが、本格的に始まった12月は76.4人、今年4月は80.5人、5月は87.3人となっており、マイナンバーカードによる保険証確認も浸透してきていると考えております。 
 現在、お手元にあるこれまでの保険証は、記載されている有効期限か有効期限のないものは今年12月1日まで有効であり、これまでどおり提示による確認もできますが、マイナンバーカードをお持ちの方は有効期以降、マイナンバーカードでの保険証確認をしなければならなくなりますので、今後の保険証確認についてはマイナンバーカードによる保険証確認にご協力をお願いいたします。
 当院では認証機を中央受付窓口に2台、正面入口入って右側に2台設置しております。初めて使用される方や使い方が分からない方は、係の者が使い方をお伝えしますので、中央受付へお越しください。使い方に慣れておられる方は、受付の待ち時間の軽減にもなりますので、正面入口横の認証機もご利用ください。

令和7年5月29日(木):東山院長

 おととい昨日と、このところ良く晴れて穏やかな日が続いています。予報では今日も日中は過ごしやすく好天が続きますが、夜からは雲が厚くなり、夜半過ぎからは雨になるようです。そして週末は傘のマークが並んでいますので、今日の晴れ間を有効に使いたいところですね。
 さて、先日病院の近くの大屋の海岸線を通ってみたところ砂地にハマヒルガオが咲き始めていました。アサガオによく似た形で淡い紅色の花を付けていました。文字どおり朝に咲くアサガオに対して、日中に花を開きます。行儀よく同じ方向を皆で向き、浜辺を吹くそよ風に小刻みに震えるようになびゆく姿は、微笑ましくもありました。ちなみにこのハマヒルガオの花言葉は「きずな」だそうです。砂地の下で互いの茎がはうように組み合っている様子から、この花言葉がきているとされています。そしてこの花は夏の季語でもあります。
 次の日曜日からは6月に入ります。自然の草花も梅雨から夏への準備に入っているようです。私たちの体も季節の変化に順応できるよう今のうちに準備をしておくのが良いかもしれません。

令和7年5月28日(水):東山院長

 今朝は青い空と心地よい空気に包まれた五月晴れの朝で始まりました。山々の緑はいっそう濃くなり、はるか遠くの山の頂の残雪もいつの間にか、ずいぶんと少なくなりました。街中の草花も日増しに成長し、勢いを増していますが、当院でも草花の見頃を迎えている場所があります。正面玄関西側にあります救急外来入り口の横に薬草園がありますが、色とりどりの花が咲き誇っています。シャクヤクそしてドクダミ、ハーブなど薬草として用いられる草花がきれいに咲いています。
 この薬草園、3年ほど前から朝日町のボランティア団体の「カワセミの会」の皆様によって始められ、現在も管理されています。鑑賞の楽しみ、見る楽しみはもちろんですが、毎年ここで採れるハーブなどを用いて当院の玄関前でおいしいお茶を来院の方々へ提供し、おもてなしをしていただいております。ご賞味された方もいらっしゃるかもしれません。今年も来月以降にこのおいしいお茶の振る舞いの企画がされることと思います。どうぞお楽しみになさってください。

 当院は地域の皆様とともに互いに支え合いながら日々の診療を行っております。心より感謝申し上げます。

令和7年5月27日(火):福田内科医師

 連日いわゆるオレオレ詐欺などの特殊詐欺に関するニュースが報道されていますが、実は私自身も先日ちょっと驚くような体験をしました。
 ある日、自分の携帯電話に男の声で「警察です」と名乗る電話がかかってきました。私の名前も知っていたので話を聞いてみると、「ある事件に関わることで、そちらの県からこちらの県まで来てほしい」とのことでした。簡単に行ける場所ではなく、どこか様子がおかしいと感じたので、「今すぐ行くのは難しい。こちらから折り返すので電話番号を教えてください」と伝えたところ、電話は突然切れてしまいました。不審に思いその県の警察署の公式ホームページを見てみると、『警察が個人に直接電話をかけることはありません。このような電話は詐欺です』とはっきり書かれていました。しかも、かかってきた電話番号の番号の末尾が110番になっていて、いかにも本物らしく見せかけていました。こうした手口にも注意が必要です。

 実際、最近も富山県で40代の方が警察からかかってきたように見せかける手口にだまされて、お金をだましとられるという被害が出ています。このように誰にでも起こり得る身近な問題です。少しでも怪しいと感じたらすぐに対応はせず、いったん冷静になりましょう。そして自分から折り返すと言って電話番号を聞く、あるいは正規の窓口を調べて確認することが非常に有効です。皆さんもどうか十分注意してください。

令和7年5月26日(月):田島緩和ケア認定看護師

 気持ちの良いお天気の朝を迎えました。今日は、がん看護外来についてお話させていただきます。

 国立がんセンターの統計では、日本人の2人に1人が「がん」になると言われ、誰しもが、がんを他人事とは言えない時代になっています。がんと診断され治療を受ける中では、体だけではなく心にも辛さを感じたり、悩み抱えたりする方もおられると思います。
 がん看護外来では緩和ケア認定看護師が、がんと診断された患者さんやご家族のお話しをお伺いし、治療や生活面での不安や悩み、疑問に対して一緒に考え支援いたします。医療者に相談したいことがあるけれど、外来受診の時にはなかなかゆっくり話ができない、聞いてみたいことがあるけれど、こんなことを聞いても良いのかなとためらってしまう、今の気持ちを誰かにゆっくり聞いてほしい、などモヤモヤする気持ちを抱えておられる時には、ぜひ、がん看護外来にご相談ください。緩和ケア認定看護師が一緒に考え支援いたします。ご予約は正面玄関前にある総合相談窓口にお問い合わせください。
 今週は5月最後の週です。今週1週間は、この時季らしい陽気で過ごしやすい日が増える予想になっているようです。もうすぐやってくる梅雨に備えて体調を整えていきたいですね。

令和7年5月23日(金):野口事務部長

 吹く風は少し冷たいものの良く晴れた朝を迎えました。今日は終日、雨の降る心配はなさそうです。

 さて、今週の地方新聞に学校給食で人気のメニューを県内市町村の教育委員会で集計したところ、カレーライスが堂々の1位との見出しがありました。朝日町では、リクエスト献立など特別の日には、ニンジンを型抜きすることもあるとのことでした。各ご家庭でもカレーライスは、小さいなお子さんから大人まで人気があり、家庭ごとに色々な隠し味もあるのではないでしょうか。
 ところで最近の物価高騰により、目にするようなった言葉に「カレー物価指数」というものがあります。これは民間の調査会社が計算し、毎月公表しているもので、カレーの調理に必要な原材料や光熱費などの価格を基に、カレーライス1食当たりのトータルコストを示す値です。2025年3月のカレーライス物価指数は1食あたり421円となり、前月からプラスの14円、1年前の3月からは103円上昇し、12か月連続で最高値を更新しています。高騰するお米のほか、ジャガイモ、ニンジン、輸入牛肉が高値で推移したことが要因のようです。今後の予想として、備蓄米の流通量増加に伴い、値上がりペースは少し緩やかになるかもしれないとのこと。コメ担当大臣という思いで取り組みたいと発言された新しい農林水産大臣に期待したいものです。

令和7年5月22日(木):東山院長

 今週は週明けから気温の高い日が続いていました。昨日、県内は30度を超え、早くも真夏日となりました。クーラーを使われたご家庭もあったかと思います。そして今朝はまとまった強い雨で始まり、厚い雲で空は覆われています。今日の日中はほとんど気温がこの後、上がらず午後から夕方にかけては、15度前後まで下がるようです。昨日は7月、そして今日は4月頃の気温となります。日ごとの寒暖の差、そして日中と朝晩の寒暖の差が大きくなりますので、体調を崩さないようにお気を付けください。 
 さて、このところの梅雨の走りを思わせる天候の中、この時季の主役の草花たちもその成長に勢いを増しています。その中の1つにドクダミがあります。足元の低い位置にあまり目立つことがなく、広がっていますが、膝を折り、顔を近づけて見ると小さな白い花を付け始めているのを見つけました。このドクダミ。その名前のおどろおどろしさから、とかく嫌厭される向きもありますが、毒をためる、毒を止めるの意味があり、十薬との別名を持ち古くから薬用として大切にされています。そしてその名に反して愛らしい小さな白い花を付けます。通常はこの花びらは4枚ですが、まれに5枚のものがあります。これはラッキードクダミと呼ばれ、見つけると何かしら幸運がもたらされると言われています。うっとうしいこれからの梅雨の時季、ラッキードクダミを探して見られてはいかがでしょうか。心が晴れやかになるかもしれませんね。

令和7年5月21日(水):魚住診療情報管理士

 今朝は、すこし曇っていますが、穏やかな青空が広がって良いお天気ですね。近年、天気予報を見ると、「体感温度」という言葉を目にします。体感温度とは人がその場の環境で、どの程度寒くまたは暖かく感じるかを数値で表したもので、個人差もありますが、実際の気温とは異なり、温度や湿度、日光や風の影響を大きく受けます。例えば指数10は「防寒着が必要な寒さ」、指数100は「猛烈な暑さ」と表すそうです。日本気象協会の発表によると、今日の朝日町の 体感温度指数 は、90「外に出てみるとかなり暑いなあ」と表現されています。今日も暑くなりそうです。こまめな水分補給を心掛けたいですね。

 さて、みなさんが病院を受診する時にお持ちになる診療券。カードには、患者番号・氏名・生年月日・性別が記されています。患者番号は、ひとりの患者さんにひとつのID番号となっています。初めて受診された日に番号が決まりますので、数年ぶりに受診されても、ご結婚などで苗字が変わっても患者番号は変わりません。永久番号です。

 また、当院では、患者さん(またはご家族)の同意をいただいて、黒部市民病院と双方向にカルテの情報を参照できる、地域連携システム「扇状地ネット」を運用しています。接続の際には、双方の病院で、患者さんが同一人物であることを慎重に確認しています。お名前、ご住所、電話番号などに変更がございましたら、どうぞ中央受付までお知らせください。

令和7年5月20日(火):秋山認知症看護認定看護師

 突然ですが、1984年に朝日町を中心に制作された映画「朽ちた手押し車」をご存じでしょうか。日本海の漁村を舞台に認知症の父親と末期の母親を抱えた家族を描く内容です。認知症や尊厳死というテーマでありますが、まだなじみが薄い時代で1984年にこれを題材にしたことに驚かされます。当時は早すぎた異色の題材のためか劇場未公開となり、2013年に「お蔵出し映画祭」で上映され、満場一致でグランプリを獲得し、ようやく日の目を見られるようになりました。主演である俳優の三國連太郎、唯一の未公開作品でした。そして朝日町でも上映会が開催されました。今聞いておられる方の中にもこの映画を見た方もおられると思います。
 「朽ちた手押し車」が制作されてから40年の月日が経ちました。1984年頃と比べ社会的な環境も変化していますが、40年が経ち今まさにこの町で制作された見るべき映画ではないのかと個人的には思います。またこの映画が上映される機会があるといいですね。

令和7年5月19日(月):東山院長

 先週金曜日、5月16日に九州南部の梅雨入りが発表されました。沖縄に先んじて九州南部が全国で最初の梅雨入りになったのは、史上初めてだそうです。県内も週末は雨や曇り空の天候が続いていました。そろそろ梅雨の走りを思わせる日がこれから出てくるかもしれません。日本気象協会の予想を見ますと、北陸地方の梅雨入りは6月中旬で平年並みか遅くなる予想となっています。ちなみに昨年の北陸地方梅雨入りは6月22日でした。
 5月も後半になりますと、また季節が一歩進みます。道すがら足元を見ますと、ドクダミは低いながらもすでに青々とその葉を広げ、またアジサイも大きな葉を豊かに膨らませ始めています。もう1、2週間もすれば、純白な小さな花や七色の鮮やかな大きな花手まりが街中のあちらこちらで見え始めるかもしれませんね。 
 一方で来るべき蒸し暑い梅雨から夏に備えて私たちの体も今から慣れておく必要があります。これからの晴れの日は大変貴重です。適度に汗をかき、体温調節機能を今から整えておくと良いかもしれません。

令和7年5月16日(金):東山院長

 昨日は暖かいを通り越して汗ばむほどの陽気の1日となりました。
 昨日の夜、私は帰宅時に病院の外へ出たところ夜の空気にも初夏の気配を感じました。暖かさの中、萌え出づる若草の香りが空気に包みこまれるようにして漂っていました。また、カエルの大合唱中でもありました。そしてこのところ日の出がどんどん早くなってきています。今朝の日の出は4時42分とのことでした。朝4時ともなると早くもスズメたちのさえずりが始まり、また、田んぼでは朝早くから農薬をまく機械や草刈り機などのもモーターの音が辺り一面に鳴り響いています。
 朝の日の出は来月6月中旬をピークにこれからまだ早くなっていきます。一方、日の入りは逆に日ごとに遅くなってきています。ちなみに今日の日没は18時52分になり、こちらも6月下旬頃までは遅くなっていきます。日中の時間が伸びるにつれて、私たちの生活リズムにも微妙に影響し始めてきています。私も冬場に比べると、このところ朝の起床時間が1時間ほど早くなってきていることに気付きます。皆様はいかがでしょうか。

 また、これからは徐々に暑さへの対応として適度に汗をかくことも体調の維持に必要となります。散歩、パークゴルフ、畑仕事など屋外への運動がとても効果的ですが、こまめに休憩と水分を摂りながら無理のない範囲で続けられると良いと思います。夏に向けての準備期間に入っております。

令和7年5月15日(木):白又看護師長

 新緑がまぶしく、風薫るさわやかな季節となりました。本日は「看護の日」のイベントについてご案内いたします。毎年5月12日は「看護の日」です。この日は近代看護教育の母と呼ばれ、看護の発展に大きく貢献したフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ制定されたものです。ナイチンゲールは看護師の象徴として、思いやりと献身の心を体現し、多くの人々に影響を与えました。「看護の日」は看護の心、ケアの心、助け合いの心を全ての人が育むきっかけとなるように1990年に旧厚生省によって制定されました。 
 この日を記念して、全国各地で様々な看護関連イベントが開催されていますが、当院でも本日、「看護ふれあい広場」を開催いたします。健康相談や認知症相談コーナー、排便に関するお悩み相談のほか、看護部の紹介PR活動などを行います。時間はこのあと10時から12時まで、場所は1階正面玄関のエントランスです。診察の待ち時間や受診後など、お気軽にお立ち寄りください。地域の皆様に私たち看護職の仕事や取り組みを知っていただく機会になればと願っております。それでは皆様のご参加を心よりお待ちしております。

令和7年5月14日(水):東山院長

 昨日は終日晴れて暖かく、日中は屋外では汗ばむほどの陽気となりました。湿度も低く、洗濯物が乾きやすく洗濯日和であったかと思います。そして今日も好天が続きます。昨日以上に気温も上昇して、日中は25度以上の夏日になりそうです。屋外での運動や作業ではこまめな休憩と水分補給を忘れずに取りたいものですね。
 さて、私は先日の日曜日にふるさと美術館に足を運んでみました。現在2つの作家の展示がなされています。今朝はこれについて少しご紹介いたします。1つは特別展です。東京都出身の鈴木美緒さんの作品です。「遠くて近い、時の景色」と題し、布や糸、そして古くなったボタンを用いた作品です。展示室に入ると空間いっぱいに広がる幻想的なその造形に圧倒されます。四季の美しさや優しさ、そしてまた、どことなく哀愁を感じさせる大作でした。
 そしてもう1つは企画展です。朝日町出身の画家、井口文秀氏の作品展です。教科書の挿絵や絵本に出てくる柔らかでぬくもりのある水彩画です。私たちが学校や幼い頃の絵本で目にした覚えのある懐かしい絵がたくさん展示してあります。見ているうちに何となく心が優しくなる、そんな作品展です。お時間のある方、ぜひともご覧になってみてはいかがでしょうか。

令和7年5月13日(火):水島知佳看護師

 5月10日から16日までの1週間は愛鳥週間だそうです。目的は鳥を大切にすることの認識を深めること、鳥の保護活動の推進、鳥の観察や学習の推進だそうです。愛鳥週間の活動の中で、身近に思い浮かぶものにバードウォッチングがあると思います。日本では最も身近な野鳥であるスズメ、ツバメ、カワセミなどをはじめとして600種以上の野鳥がいるそうです。
 野鳥を思い浮かべる中で小学生の頃に行われたツバメ調査を思い出しました。調べてみたところ、目的はツバメの現状把握、自然への関心の高揚、地域への理解だそうです。また、調査は1972年から45年間続きましたが、少子化の影響もあり、2015年5月に終了したそうです。あの頃、目的もわからずでしたが、探検気分でわくわくしながら家々を回っていたのが懐かしいです。皆さんはツバメ調査を覚えておられますか。最近はツバメもなかなか見ることもなく残念です。見る機会があったらぜひ、愛鳥週間のことを思い出していただけるとうれしいです。
 これから暑い日が増えてきますが、ちょっとした心がけで熱中症などになる危険性を低くすることができます。自分の体調の変化に気をつけながら元気で健康に過ごしましょう。

令和7年5月12日(月):東山院長

 5月も中旬に入りました。この時季はめっきり春めく日が多くなりますが、その中でも時折り早くも夏の気配を感じさせる日が入り混じり始めます。おととい土曜日は暖かな南風が吹き込んだ影響で、気温が一気に上昇して朝日町でも30度近くまで気温が上がりました。次の日、昨日の日曜日に病棟から眺めた山々の雪は一変でその量が減ってしまった印象を受けました。
 そして街中では、あちらこちらで庭先ではツツジの花が見ごろとなっています。これに混じってアヤメやショウブなど初夏の花もそろそろ咲き始める頃です。また、魚津の海岸では春の蜃気楼もたびたび観測されているとのニュースも目にします。これからは春から夏にかけて暑さに体を慣らしていく時季になります。日頃から軽い運動や入浴などで汗をかくことで徐々に体温の調節の働きを高めていくと良いと言われています。季節の変わり目、体調を崩さないようお気をつけください。

令和7年5月9日(金):東山院長

 昨日の青空とは打って変わって今朝は薄い灰色の雲に覆われております。今日はこの後、夜には雨になり、まとまった量の雨が降る時間帯もあるようです。
 さて、このところ人工知能、AIに関する話題が連日のように聞こえてきます。各国で開発競争が進む中、人間の知能に関する仕事をコンピューターが学習して人間に替わって行えるようになってきています。以前から将棋や囲碁の名人とコンピューターの対戦では、時に名人でも負かされてしまう様子はどきどき目にします。先日のニュースでは、中国で人工ロボットによるハーフマラソン大会が開催され、2時間40分で走り切ったロボットの様子が放映されていました。見るとまだ少しぎこちない動きはありますが、人間に近いリアルな動き、それを見ると驚きと少しの怖さも感じます。SF映画や小説の世界が現実になってくるかもしれません。
 医療の中でも人工知能、AIは取り入れられレントゲン画像検査の診断の補助や手術用ロボットが普及しつつあります。当院でも画像診断や手術の補助として一部、AIを導入しています。今後も私たちの生活の中でAIの活躍する場面が広がってくると思われますが、人間の管理と責任のもとで正しく使用されることが理想です。
 どんなにAIが発達しても人でなくてはならない部分は大切にされていかなくてはならないと思います。

令和7年5月8日(木):野口事務部長

 雲一つない良く晴れた朝を迎えました。まさに五月晴れといった天気です。朝日町の日中の最高気温は19度の予報で、1日を通して雨の降る心配もなく、さわやかな1日となりそうです。
 さて、今月の広報あさひ5月号に宮崎地区にあるヒスイテラス内に新しくオープンしたカフェの紹介記事がありました。少しご紹介しますと、お店の名前は「今日もかえりたいメロン エ カフェ」です。すでに訪れてみたという方もいらっしゃるかとは思いますが、朝日町草野地内で水耕栽培したこだわりのメロンをふんだんに使用したスイーツやドリンクが楽しめるとのこと。スイーツ以外にもオリジナルの2種類のカレーライスもあり、使用されている米は町の農家の方が丹精込めたもので、カレーに添えられているレタスも町内で水耕栽培され、またメロンのピクルスもあり、朝日町の魅力が詰まったカレーということです。

 ヒスイ海岸の雄大な景色を眺めながら、スイーツや食事を楽しむことができそうです。一度訪れてみてはいかがでしょうか。私も、近いうちに訪れたいと思っています。

令和7年5月7日(水):東山院長

 今朝は昨日からの雨が残っています。小雨の中、街中のツツジが赤や白の花を鮮やかに咲かせています。
 さて、今年の春の大型連休が終わりました。各ご家庭ではいかがお過ごしでしたでしょうか。県内各地では春のお祭りの模様が連日、新聞やテレビニュースで放送されていました。朝日町でも境地区の関所まつり、宮崎地区の稚児舞などが開催され、活気にあふれていたようです。また、県内外からの帰省や旅行で人の往来が多くなり、当院の救急外来を受診された方もたくさんいらっしゃいました。そしてこの連休中に病院の周囲の田んぼでは一気に田植えの準備が進んでいました。終日、トラクターの音が鳴り響き、その後にはきれいに水張りがされた田んぼの風景が広がっています。これに伴いカエルの鳴き声も日に日に大きくなり、大合唱が始まっています。春が夏へと移り行く時季になりました。
 今日この後は晴れ間が広がり、明日にかけてはお天気が続くようです。穏やかな春の日を有効に使いたいですね。

令和7年5月2日(金):東山院長

 昨日は終日、大変晴れて穏やかな一日でした。一転して今朝は雲の広がる空となっており、この後はお昼にかけて雨交じりになりそうです。今日の日中は傘があったほうがよさそうですね。この後の連休中の予報を見ますと、晴れ間と雨が短い周期で日替わりのように入れ替わる空模様になりそうです。
 さて、街中を通りますと春の草花があちらこちらで見られますが、そんな中でひときわ目を引くものの一つにハナミズキがあります。淡い紅色の花がきれいに咲き並ぶその姿には、気品が漂います。春には明るい白や紅の花をつけ、また秋になると赤い実をつけ紅葉も楽しめることから樹木の中でも根強い人気があるようです。ご家庭の庭や街路樹などでも良く見かけますが、本当にきれいで心をひかれます。ソメイヨシノは終わりましたがチューリップ、菜の花、スイセン、芝桜、そしてシャクナゲなど次々と競い合うように春の花のリレーが続いていきます。私もこの連休中には境地区の護国寺さんへシャクナゲ見物に訪れてみようかと思っています。皆様はいかがでしょうか。

令和7年5月1日(木):東山院長

 今日から5月です。今朝は雲一つない青空の朝を迎えています。その分、ひんやりとした空気にも包まれています。今日は終日、良く晴れて日中の気温も25度前後まで上昇するようです。一日の気温の差が大きくなりますので、服装で調節したり、日中は水分を意識して摂ったりするなど体調管理にお気をつけください。 
 そして今日は八十八夜。立春から数えて八十八日目に当たります。ついこの間、立春を迎えたと思っていたら、あっという間に3か月近くも過ぎてしまいました。「八十八夜の別れ霜」の言葉にあるようにこの頃には次第に朝晩の気温が安定化し、霜が降りることがなくなり初夏の訪れを感じるようにもなってきます。そして茶摘みや田植えの準備が本格化する頃でもあります。町内のあちらこちらの田んぼも田おこしが終わり、辺り一面に土の色が多く見られるようになりました。
 いよいよ季節は移り、これからは日によっては初夏の気配を感じることがあるかもしれません。本格的な暑さに向かって徐々に体を慣れさせていくように、この時季はしたいものです。また、大型連休中でもありますが、屋外での作業やレジャーでのケガや事故の無いよう、どうぞお気をつけください。

令和7年4月30日(水):平木医事課係長

 今日は処方せんの使用期間についてお知らせいたします。 
 皆様、処方せんには使用期間があることをご存じでしょうか。国が定める保険医療機関及び保険医療療養担当規則において「処方せんの使用期間は交付の日を含めて4日以内とする」と定められています。当院でお渡ししている処方せんも交付日から3日後を使用期間として記載しております。この使用期間は土、日、祝日も含みますので、木曜日に受診し処方せんが交付された場合は使用期間が日曜日までとなります。かかりつけの調剤薬局が土、日休業されている場合は薬を受けることができる期間が木曜、金曜の2日のみとなってしまいますのでご注意ください。
 調剤薬局へ行かず、処方せんの使用期間が過ぎてしまった場合どうなるかといいますと、処方せん自体が無効となってしまい、病院で改めて処方せんを交付し調剤薬局へお持ちいただくこととなります。しかし、一度、保険証を使用し診療し、処方せんを交付していることから改めて保険証を使用しての処方せん交付ができないため、診察料及び処方せん料を自費診療として請求させていただくこととなります。
 患者様におかれましても処方せんの再交付を受ける際、金銭的なご負担も大きくなることから処方せんが交付された際は当日に調剤薬局へ行き、お薬を受けるよう心がけていただければ幸いです。どうしても当日行けない場合は、次の日など早めに使用期間内に必ず調剤薬局でお薬を受けましょう。

令和7年4月28日(月):東山院長

 早いもので4月最後の月曜日となりました。折しも今週はゴールデンウィークに入っております。お出掛け、屋外のレジャー、スポーツなどを楽しむには最適の季節になりました。また、田植えや畑仕事で忙しくされる方もいらっしゃるかと思います。これからは25度を超えるような暑さの日もあるようですので、そろそろ熱中症への予防と対応を今年も準備しておくと良いかもしれません。毎年ゴールデンウィーク中には帰省や旅行で町内を訪れる人が多くなり、県外ナンバーの車も多く見かけるようになります。また、春祭りなどの行事が各地でも催されるようになります。 
 そんな中、事故やケガ、そしてお酒の飲み過ぎで体調を崩すなどして当院を受診される方が毎年見られます。その日の天候やご自分の体調、そしてスケジュールの内容などを総合的に判断し、無理のない範囲で春の日を楽しめると良いですね。どうぞ楽しく連休をお過ごしください。

令和7年4月25日(金):東山院長

 今朝の空は少し厚く雲に覆われていますが、その分、空気が澄んでいました。夜明けとともに早くからツバメたちは田畑の上を何度も旋回を繰り返しながら、忙しそうに飛んでいました。病院から近い東側の山肌には、このところの陽気を受けて新緑が日ごとに目立つようになり、また、山全体が大きくなったような印象を受けます。まさに「山笑う」の春といったところでしょうか。

 今週末から来週にかけては週間予報のイラストでは、晴れのマークがずらりと並んでいます。過ごしやすい気温の日が多くなりますが、中には日中は25度を超える夏日の予報も見られています。これからはその日ごとの予報を確認し、ご自身の体調に合わせ、無理のない1日の行動計画をとるようになさってください。 
 そして来週からは大型連休に入ります。毎年この時季はケガや事故で当院を受診される方も増える時季です。どうぞお気をつけください。

令和7年4月24日(木):東山院長

 おととい気象庁は5月から7月までの3か月予報を発表しました。それによりますと向こう3か月間は平年に比べて全国的に暖かい空気に覆われやすく、このため気温が高くなるとのことでした。そういえば昨年も早い時季から厳しい暑さになった記憶があります。そろそろストーブはお役御免となりますが、早くも次は暑さへの備えが必要になる頃です。今の時期からエアコンの点検を済ませておき、来るべき暑さと熱中症への対策を取っておくと良いかもしれません。

 そしてこの春も花粉症に悩まされた方も多かったことと思われますが、4月下旬に入り各地でスギ、ヒノキの花粉はそろそろ終わりを迎える頃になりました。それでもゴールデンウィーク頃までは各地で花粉がわずかに飛ぶ日もあるようです。晴れた風の強い日には飛散量も多くなることもありますので、敏感な方は今しばらく注意が必要です。これからの暖かい日中はパークゴルフや畑作業などを楽しむ方、そして間もなく始まる田植え作業をなさる方などは日々の熱中症に関する情報も参考にして、体調管理に十分お気をつけください。
 今朝は昨夜からの雨が残っていましたが、この後、日中は晴れ間が広がるようです。雨上がりの穏やかな春の日となりそうです。

令和7年4月23日(水):魚住診療情報管理士

 今朝は雨が降っています。桜の花が散った後、今は菜の花やチューリップが咲き始めました。鮮やかな新緑に移り替わる景色を日々眺めていると、あっという間にもうゴールデンウィークを迎えます。過ごしやすい時季ではありますが、すでに汗ばむような暑い日もあります。少しずつ暑さに慣れるよう、体を動かしたり衣替えをしたりして軽やかに過ごしたいですね。

 さて、「五十の手習い」という諺(ことわざ)があります。何かを習ったり覚えたり、新たなことに挑戦して学ぶのにいくつになっても遅くはないという意味があります。「これからの人生において、始めようと思った今日が一番若い!」という考え方もあります。私は、昨年末から、家族の楽器を借りてウクレレ教室に通い始めました。ウクレレの持ち方から教わるほどの初心者でしたが、毎回いくつかのコードを教わり、お題の曲をいただいては少しずつ練習してきたところ、数か月でなんとか「演奏しているふう」になってきました。教室で教わっていると、あっという間に時間が過ぎていることに驚きます。それほど夢中になっているのだと思います。

 みなさんの趣味や好きなこと、挑戦してみたいことはなんですか。頭の中で思っていながら先延ばしにしていることはありませんか?この若葉の季節から始めてみてはいかがでしょうか。

令和7年4月22日(火):東山院長

 桜の散り終わりとともに日中の気温の高い日が多くなってきました。中では夏日となる日もみられています。
 そんな中、先週末からは各地で田おこしが始まり、田植えの準備に余念がないようです。先日、高速道路を走ってみたところ田んぼの奥には既に水が張られ、青い空や残雪の山々が水鏡にきれいに映し出されていました。そして先週土曜日には「春の使者」ツバメ初飛来を見かけました。元気な声でさえずりながら田畑の上をすれすれに低空飛行したかと思うと、突然に翼を返してあっという間に空高く舞い上がり、機敏な動きを繰り返していました。さらにはおととい日曜日には宇奈月温泉のトロッコ電車が一部区間で運転を開始したとのニュースも流れていました。続々と春にまつわる活発な動きがあちらこちらで始まっているようです。今日も日中は晴れて暖かく穏やかな1日になりそうです。

令和7年4月21日(月):片山副看護部長

 私は入退院支援センターと地域医療連携室の総括を担当しています。当院は「住民の健康な生活を支えるための医療と介護の提供」を理念に、地域に根ざした医療・看護・介護の実践に取り組んでいます。
 入退院支援センターでは、入院前から退院後の生活まで見据え、患者さんとご家族が安心して療養できるよう支援しています。地域医療連携室では、かかりつけ医をはじめとした地域の医療機関や福祉・介護などの様々な関連機関と密に連携し、円滑な入退院や在宅復帰を支えています。これらの部門は、病院と地域をつなぐ重要な窓口で橋渡しを行う役割を担っております。職種を超えた「つながり」を大切にして、患者さん中心のケアが継続されるよう、より一層取り組んでいきたいと思います。

 入院に際して不安を感じてられる方、また退院後の生活にご心配がある方は遠慮なく私たちにご相談ください。

令和7年4月18日(金):東山院長

 先週末から今週前半は寒の戻りとなって大変寒い日が続きました。一転して昨日から急に暖かくなり、日中は汗ばむ陽気となっています。今日も昨日以上に気温が上昇するようですが、夜からは天候が下り坂で雨の予報が出ています。
 雨といいますと、あさって4月20日は二十四節気の「穀雨(こくう)」です。田畑の準備が整い、穀物の成長を促す雨が降り、暖かくなり始める頃とされています。そろそろ田んぼは田植えの準備が始まる頃と思われます。掘り起こされた土の中から虫が目覚め、それを目当てに鳥たちが集まります。やがて水の張られた水田からは、ほどなくカエルの初鳴きも聞こえてくるようになります。そして田んぼの畔には赤や紫の鮮やかな芝桜が地表を滑るようにして先広がる光景があちらこちらで繰り広げられる頃となってきます。

 これからしばらく春の息吹を感じながら穏やかな春の日を送りたいものです。好天の中、畑仕事やパークゴルフなど屋外での活動の際にはケガのないよう十分お気をつけください。

令和7年4月17日(木):野口事務部長

 良く晴れた朝を迎えました。今日の朝日町の日中の最高気温は24度の予報で、昨日よりも9度高く夏日に迫るような気温となるようです。明日も最高気温が25度以上の夏日となる予報が出されています。急に気温が高くなる日が続くようですので、こまめな水分補給をするなど熱中症にも、お気をつけください。

 そうした中、環境省と気象庁は、熱中症のリスクが高まった際の注意を呼びかける「熱中症警戒アラート」や重大な健康被害が生じる危険な暑さとなる恐れがあるときに発表する「熱中症特別警戒アラート」の運用を、来週の4月23日から全国で始めるとの発表をしました。昨年の6月から8月の日本の平均気温は平年を1.76度上回り、2023年と並んで1898年の統計開始以降で最も高かったそうです。

 春夏秋冬の「しゅんかしゅうとう」の季節がある日本ですが、最近では夏の期間が長くなり、春と秋を感じる期間が短く、夏と冬の二季に変化して来ているという研究者もいます。2年前に国連の事務総長は「地球温暖化の時代は終わった。地球沸騰化の時代が到来した」とも発言していました。
 ちなみに、気象庁によると現時点で今年の夏は昨年のような記録的な暑さになる可能性は低いとされていますが、全国的には平年より高くなる見通しとなっています。さて、この予報は当たりますでしょうか。

令和7年4月16日(水):東山院長

 4月に入ったと思っていたら、すでに半ばを過ぎ折り返しになりました。ようやく見頃を迎えていた桜の花もおととい、昨日の強い雨風で散り始めてしまいました。また、日中も気温が上がらず花冷えの肌寒さと雨が今朝も続いています。花見の期間はどうしても上を向いてしまいがちでしたが、気づけば足元にはスイセンの花が咲き並び、草地には無数のツクシが元気よく背筋を伸ばしています。 
 今日の午後からは晴れ間が出るようですが、風が強いためまだ寒く感じられそうです。そして明日以降、日中は20度を超える日が多くなり、25度以上の夏日もあるようです。朝と夜、そして日によっても気温の差が大きくなる時季ですので、体調を崩さないようにお気をつけください。バランスの取れた食事、十分な睡眠、そして適度な運動を心掛けていきたいものです。雨風が強くなっております。通院の際は十分お気をつけください。

令和7年4月15日(火):秋山認知症看護認定看護師

 4月も半ばを迎えました。4月は新しい年度を迎え、少なからず気が張る日々を過ごしている方もおられるかと思います。今回は認知症になっても安心できる環境について話をしたいと思います。 
 認知症の人にとって「なじみの環境」を作ることで安心して過ごすことができます。その人が大事にしていた物、見慣れた物、使い慣れた物、思い出の物など身近にあるということです。私たちは見慣れない物、使い慣れていない物があるとそれなりにストレスを感じています。認知症の人もとても敏感に感じとっておられますので、その人にとってなじみの物があるとリラックスできると思います。また、好みの物や慣れ親しんだ飾りや慣れた配置にすることなど工夫をすることで、認知症の悪化が抑えられるかもしれません。

 誰しも安心できる場所、居心地のよい場所で過ごしたいと思っています。その人にとって安心できる環境は人それぞれですが、その人にとって何がよいか考えて行くことが必要です。皆様も安心できる環境について考えてみてはいかがでしょうか。

令和7年4月14日(月):林副看護部長

 私たちの病院は高齢化が進むこの地域で患者様一人一人に寄り添い、最善の医療とケアを届けることを使命としています。そのために私たち看護師は固定チームナーシングを実践しています。これは決まった看護師が継続して患者様を担当し、病状の変化を細やかに捉えながら安心できる関係を築いていく看護体制です。患者様もいつもの看護師がそばにいることで不安が和らぎ、より安心して治療に臨めるはずです。また、私たち看護師も患者様の人生に深くかかわり、ともに歩む喜びを感じながら看護に向き合っていくことを目標としています。 
 このチーム医療は看護師だけで成り立つものではありません。医師、リハビリ、薬剤師、介護スタッフ、そしてご家族皆様が支え合い1つのチームになってこそ患者様の笑顔を守ることができます。「あなたがいてくれて良かった」そう言っていただける看護をこれからもみんなで届けていきたいと思います。そのために気軽に何でも病院スタッフに声を掛けてください。患者様、ご家族様、病院で働くスタッフが安心、安全な環境となるように取り組んでいきたいと思います。
 
 これからも私たちは心を込めて看護を届けます。患者様とともに病院スタッフとともに一歩ずつ歩んで行きましょう。皆さんの声を大切に精一杯がんばっていきたいと思います。本日も安全、安心な看護の提供に努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

令和7年4月11日(金):東山院長

 昨夜、ラジオを聞いていたところ雑音が入るようになりました。ほどなく遠くで雷の低い音が聞こえ始めました。次第にラジオの雑音は頻回となり、雷鳴が近づいてきたかと思うと今度は窓越しに稲光が差し込み、家全体が振動するほどの雷が落ちました。その後しばらくの間、強い雨と雷が続いていました。低気圧の影響で全国的に荒れた天候になっていたようです。ニュースによりますと奈良県の学校のグランドに落雷があり、複数の生徒に大きな被害があったようで大変心配されます。春は短期間で天候が変わりやすいこともあり、注意が必要です。

 この強い雨で盛りを迎えた桜にも影響が出そうです。今朝、有磯苑の前を通ったところ満開の桜は散り始め雨に濡れた道路上には、花びらがびっしりと敷き詰められたように張り付いていました。待ち望まれていた花も今週中が見ごろのピークでしょうか。待つ人の心も知らず潔く散る桜。少し憎らしくもあり、わびしくもあります。

 今日はこの後、午後から回復し、明日にかけて天候は晴れ間が続くようです。この春の短い花の見頃を楽しむ最後のチャンスになるかもしれません。そして今朝は足元が大変悪くなっておりますので、通院の際はくれぐれもお気をつけください。

令和7年4月10日(木):東山院長

 少し肌寒く、厚い雲に覆われた朝を迎えています。昨日の夜、帰宅時に空を見上げたところ薄い雲にかすみがかかり、柔らかにほのかにかすんで見える月がありました。秋の澄んだ夜空の月とは異なり、春の夜のおぼろな月でした。月の周りには大きな光のかさが掛かっていました。月に掛かった薄雲の中に含まれている氷の粒に月の光が当たり、プリズムのように反射してこの月がさが現れるようです。そういえば小さい頃、この月がさが見えた次の日は雨になる兆しと教えられたものでした。果せるかな、今日は時折り雨交じりの1日になるようです。

 そして街中には満開の桜が今咲き誇ります。人工的にライトアップされた夜の桜も大変きれいですが、春のおぼろ月のほのかな明かりに染まる桜にも深い風情を感じます。今週はまさに桜の見頃になります。日中も夜も十分に楽しみたいものですね。

令和7年4月9日(水):野口事務部長

 雨の降る朝を迎えました。この後、日中は晴れて、朝日町の最高気温は16度の予報となっています。昨日よりも気温は低くなり、少し肌寒く感じる1日となりそうです。

 さて、当院では地域住民の皆さんに持続的な医療と介護を提供するため定期的に職員を募集しています。令和7年度はスタートしたばかりですが、現在、今年度1回目となる令和8年4月採用予定の職員を募集しています。募集している職種は看護師、薬剤師、作業療法士、臨床検査技師などです。採用予定人数はいずれの職種も若干名で、受付期間は4月30日の水曜日が必着となっています。職員募集の詳しい内容は、広報あさひ4月号や病院と町のホームページにも掲載しておりますので、ご覧いただければと思います。

 また、当院では採用の確保が困難な医師や看護師、薬剤師を志す学生に対して修学資金貸与制度を設けています。現在の修学資金貸与の状況ですが、医学生は2名、看護学生は8名、そして薬学生は1名となっています。職員募集や各種修学資金貸与制度に興味・関心のある方は、病院総務課までお気軽にお問い合わせください。

令和7年4月8日(火):東山院長

 今朝は花曇りの穏やかな朝を迎えています。朝晩はまだ寒さを感じますが、日中の気温は高くなり、今日は5月中旬並みの暖かさとなりそうです。街中の桜は見頃を迎え春の陽気に包まれています。
 春を表す俳句の季語に「山笑う」があります。木々がいっせいに芽吹き、萌え出ずるとともに山全体が厚みを増し、鳥のさえずりも大きくなってきます。遠くに見える山肌の所々には山桜がぽつぽつと彩を添えており、ちょうど山が笑うときのえくぼにも見えてきます。

 『故郷(ふるさと)や どちらを見ても 山笑う』 正岡子規が故郷の愛媛県松山の春を詠んだ歌です。その愛媛県宇和島では早くも田植えが始まったとのニュースが昨日流れていました。町内でもそろそろ田おこし作業が始まる頃でしょうか。動き出した春は西から足早に東へと移っていくようです。そんな中、今週は年に一度のお花見をゆっくりと楽しみたいものです。日中の気温の差が大きい時期ですので体調を崩さないようお気をつけください。

令和7年4月7日(月):東山院長

 先週末から開花し始めたソメイヨシノの桜。街のあちらこちらでお花見ができるようになってきました。舟川べりの桜並木も徐々に咲き始め、見物の人も増え始めているようです。街中では県外ナンバーの車も多く見かけるようになっています。一昨日、昨日の休日は当院の駐車場から会場へのシャトルバスの運行も始まっています。今週は暖かい日が続くようですので、これから桜、チューリップ、菜の花も見頃を迎えることと思います。今ではすっかり全国的に有名になった春の四重奏ですが、年々訪れる人が増えているようで、特に昨年はコロナ禍明けもあって期間中に11万人の見物客が訪れたそうです。朝日町が1年のうちで最もにぎわいを見せる時期でもあります。
 そして昨日、4月6日から春の全国交通安全運動が実施されています。いつもの通い慣れた道でも運転や歩行時には安全を確認し、事故の無いようにお気をつけください。

令和7年4月4日(金):山﨑看護部長

 桜が美しく咲き誇る季節となり、肌寒い日が続いていますが、週末には舟川の桜も見頃を迎えます。春は新しい出会いの季節でもあり、私たちの病院にも新しい仲間を迎えることができました。今年度、当院の看護部には5名の看護師と1名の介護福祉士、合わせて6名の新しいスタッフが入職いたしました。今はまだ研修中ですが、これから共に学び合いながら、地域の皆様のお力になれるよう努力してまいります。
 当院の理念は「住民の健康な生活を支えるための医療と介護を提供し、住民の幸せと地域の発展に貢献すること」です。私たちは患者さんお一人お一人が、その方らしい生活を安心して送れるよう医療や介護を通じて支えていくことを大切にしています。皆様の笑顔が私たちの励みです。
 新しいスタッフも加わり、さらに力を合わせて皆様に安心と温かさをお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。何かお気づきの点やお困りごとがありましたら、どうぞ遠慮なくお声かけください。これからも皆様の健康と幸せを支える存在でいられるよう病院全体で力を尽くしてまいります。

令和7年4月3日(木):東山院長

 今朝は厚い雲に覆われた空ですが、寒さはずいぶん緩んで朝布団から出やすくなりました。昨日のニュースを見ますと、富山市内の松川べりの桜が見頃を迎えて、たくさんのお花見をする人の姿が映っていました。
 この桜の開花の発表には全国各地の標本木が用いられています。でも、同じ県内でも地形や環境によっては開花の時期には多少のずれがあります。皆様の地域ではいかがでしょうか。私は例年、病院の近くの有磯苑の桜を自分の中の標本木としています。昨日の朝を見ますと、まだ完全には開花していませんでしたが、今朝通ってみますとかなり多くのつぼみが開花し始めており、遠目から見ても桜色がしっかりとわかるようになってきました。この分で行くと今週末から来週後半にかけて松川べりも見物の人で今年も大変なにぎわいを見せることと思います。
 そして春を感じることとして、もう1つ音があります。キジの鳴き声です。毎年この時季になると早朝から「ケーンケーン」と甲高い音が辺りに響きます。ニワトリならぬキジの初鳴きで朝を迎えるこの頃です。
 週間予報では日中の気温はこの後、安定して春の穏やかな日が多くなるようです。年に一度の桜を十分に楽しめればいいですね。

令和7年4月2日(水):東山院長

 今朝は薄曇りの空が広がっております。そして気温も低く、寒い朝を迎えております。花曇り、花冷え、といったところでしょうか。今朝、病院に来る前に有磯苑の前を通ってみたところ、桜並木はずいぶんと赤味を濃くしていました。近づいて見てみると、ほとんどのつぼみは、今までよりより膨らみ桜色を帯び始めています。中には今にもほころびかけて、開花しそうなつぼみもいくつか見られました。東京などでは今、満開の桜が見頃を迎えているとのこと。今週から来週にかけては、いよいよ県内も華やかな春を迎えるようです。
 そして今日はスギ花粉の飛散が大変多くなっています。また今後はヒノキの花粉も飛び始める頃になりますので、十分に花粉症対策をなさってください。

令和7年4月1日(火):東山院長

 今日から令和7年の新年度が始まりました。3月の送別会や卒業式での節目を終えて、4月に入り新たなスタートになります。これから新入学や就職などで新しい生活が始まるご家庭もあることと思います。当院でも新人職員の採用や職員の人事異動によって院内に新しい顔ぶれが加わります。これに伴い外来、病棟を含めて診療の担当や受け持ちに一部変更があります。なじみの薄い職員を見かけることもあると思いますが、これまでと同じくお気軽にお声掛けください。
 新しいスタッフが加わり、これからも地域の皆様の健康な生活を支えるための医療と介護を提供してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 今日もまだ寒の戻りが続き、寒さが強い朝になっています。日中もあまり気温が上がらないようです。体調を崩さないよう、暖かくしてお過ごしください。

令和7年3月31日(月):東山院長

 3月の最終日を迎えました。今朝は晴れていますが、大変冷え込んでおります。病院の東側の山の頂付近には薄っすらと雪が積もっています。先週3月27日の木曜日は朝日町で最高気温が29.1度と3月としては記録的な暑さになっていたかと思えば、翌日以降は寒気の入り込みで一転して真冬並みの寒さとなっています。昨日の夕方には雪が降っていて少し驚きました。ここ数日の日中の気温の温度差が20度以上もありますので、体調を崩さないようお気をつけください。今週後半以降は徐々にまた暖かくなってくるようです。
 昨日、有磯苑の周りの桜並木を通ってみますと、つぼみはだいぶ膨らむ赤味を帯びており、中には間もなくほころびそうなものもありました。その桜の木の下ではスイセンの花が黄色や白の鮮やかな色を見せていました。春の景色があちらこちらで広がり始めています。そして今日で令和6年度が終わり、明日からは令和7年度が新たに始まります。また新しいページの始まる春です。

令和7年3月28日(金):水島主事

 もうすぐ3月が終わり、来週の火曜日からは新年度に入ります。この時期はどうしても慌ただしくなることもあり、あまり考えたことはなかったのですが、ふと年度について疑問に感じ、調べてみたのでお話しいたします。
 年度とは明治時代の会計年度が元となっており、会計年度が初めて制度化された明治2年は4月始まりではなく、10月始まりだったそうです。その後も何度が時期の変更があり、明治19年に現行の4月となったそうです。また、国によって年度始まりは違うようで、アメリカだと10月、学校は9月、企業は1月始まりとバラバラになっており、他の国もそれぞれ決まりがあるようです。

 こう聞くと、日本の4月始まりは桜で春を感じ、気分を一新してスタートできるのでいいですね。もうすぐ春の四重奏のイベントも始まります。皆様も桜を見て新しい年度の始まりを感じてみてはいかがでしょうか。

令和7年3月27日(木):東山院長

 今朝は薄日が差していますが、昨日と同様に黄砂のため空はくすんだ黄色に染まり、何となくどんよりしています。今日は午後からはこの黄砂は遠のくようです。一方で花粉の飛散は今日も大変多くなっているようですので、花粉症や呼吸器に持病のある方は黄砂とともにご注意ください。そして今日はこの後、暖かな南風の影響で午前中から気温が上昇し、お昼頃には25度を超えて今年初めて県内は夏日になる予報が出ています。3月としては記録的な暖かさになるかもしれません。朝の肌寒さと日中の汗ばむ陽気が入り混じる1日になりそうです。衣服で体温を調節し、また、水分を摂るなどの対応をして体調を崩すことのないようご注意ください。 
 そしてこの暖かさに誘われて、春の使者ツバメの姿も見られる頃でしょうか。もうすでに姿を見かけた方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。また、桜前線も少しずつ北上を続けてきており、県内の開花の予想は4月3日となっています。ちょうど1週間後にはあちらこちらでお花見も始まりそうです。

令和7年3月26日(水):野口事務部長

 少し風の強い朝を迎えました。この後も晴れて、朝日町の最高気温は17度の予報となっています。週末の予報では明日、木曜日から曇りや雨の日が土曜日まで続くようです。

 さて、昨日、病院から帰る際、車のフロントガラスや屋根には薄く黄砂が積もっていました。そして、ふと西の空を見上げると夕日が普段のオレンジ色ではなく薄黄色で、まるで大きなお月様のようにも見え幻想的な風景でした。この黄砂、今日も全国の広い範囲で飛来するようです。視界の悪化や洗濯物、車の汚れのほか、健康への被害にもご注意ください。

 さて、春分の日を過ぎ桜の開花が間近となる頃は別れの季節でもあります。毎年のことですが、この時季、何だか落ち着かない気分になります。当院でも3月末に医師や看護師、コメディカル、事務を含めた職員が退職や異動により病院を去ることになります。それぞれ第2の人生、そして新天地での活躍を心から願うとともに、これまでの病院での勤務に感謝の気持ちを込めて見送ることにしています。

 一方、春は出会いの季節でもあります。間もなく迎える4月には、当院にも新たな仲間が加わります。新たな出会いに期待するとともに人と人の縁を大切にしたいと思います。

令和7年3月25日(火):山本看護部長

 この時季は本当に風が冷たく寒暖差も激しいですが、予報では今週は気温20度の日が続くようです。舟川べりの桜も徐々に開花の準備でしょうか。 
 「桜咲く」と言えば昨日、看護師と介護福祉士の国家試験の合格発表がありました。看護師では今年の合格者数は全国で5万7千人ほどだったそうです。4月から当院の職員となる新卒者たちからも次々「合格しました」という連絡が入り、迎える私たちも親のような気持ちで一緒に喜ぶことができました。毎年、約5万5千人前後の看護師が誕生します。これは、ものすごくたくさんの数字に思えますが、実は必要数に対して年々割合が減少していて、あちこちで看護師不足が起きています。いわゆる2025年問題という状況です。小さい頃に「大きくなったら看護師さん」という子どもが多く、なりたい職業ランキングでは上位だったはずですが、最近は少子化も後押ししてか入学希望者が少なく、閉校になった看護学校も増えてきました。
 そこで、私たちが所属する看護協会という団体では、小中学生に看護職の魅力ややりがいを伝えることを目的に、学校に出向いて「看護の出前講座」を行っています。聴診器や酸素飽和度の測定器を使ったバイタル測定の体験、見えにくいゴーグルをつけて歩いたり、足に動きにくいサポーターをつけたりして生活の不便さを感じる患者さん体験、マタニティージャケットを着用した妊婦さんの体験などです。生徒さんたちは真剣な表情で話を聞き、聴診器で心臓の音、肺の音、おなかの音を聞いて、友だちと音や心拍数の違いなどに気付いて大盛り上がりします。この経験が将来、看護の道への興味につながればと思います。

令和7年3月24日(月):東山院長

 先週の春分の日が過ぎた後、急に日中の気温が上がり始めました。おとといと昨日は20度を超えて1か月以上も季節を先取りした陽気となりました。日中、自動車の運転中も冷房が必要なほどでした。そしてこの気温の上昇と空気の乾燥、加えて風も強いため極めて多くの花粉も飛び交っています。花粉症の方には本当につらい時季に入ったと思います。また、すでに今の時季は大陸からの黄砂が飛来し始めています。こちらもアレルギーや呼吸器の病気などをお持ちの方は注意が必要です。花粉の情報とともに黄砂の予測を毎日チェックして、体調の管理にお気をつけください。状況によっては洗濯物の外干しや屋外での長時間の作業などは控えたり、あるいは対策を取ったりすることなども必要です。
 一方、桜前線はいよいよ高知と熊本からスタートしたようです。来週中には県内でも桜の開花が聞かれることと思います。できればこれからの花見の時季、風の穏やかな日に楽しみたいものです。

令和7年3月21日(金):東山院長

 昨日20日の春分の日は晴れの天候でしたが、気温はあまり上がらず吹く風がとても冷たく感じられました。今日も晴れ間が続き昨日よりは気温は上がるようですが、西風が強く、また花粉の飛散が大変多くなりますのでお気をつけください。
 そしてあさって23日日曜日は彼岸の明けとなります。明日以降は日中の気温が高くなり、来週には20度を超える日も出てくるとの予報が出ています。これからは全国から桜の開花の便りが次々と聞こえてきそうですね。あさひ舟川の春の四重奏も4月2日から4月16日までの2週間、今年も開催されます。毎年多くの観光客でにぎわいを見せますが、ちなみに昨年の人出は11万人だったそうです。今年もきっと全国各地から多くの見物客が訪れると思われます。当院の病棟の南側からもこれからの時季、舟川べりの桜並木の帯びが見られます。あと2週間もすると街中が桜色に染まりそうですね。華やかな春本番、今から心待ちにしたいと思います。

令和7年3月19日(水):魚住診療情報管理士

 昨日の日中の穏やかな日差しから一転、今朝は雨が降り気温が冷え込んでいます。週末にかけてまた暖かくなるようですが、日々の寒暖差に備えて衣類を重ね着したり羽織ものをプラスしたりして、快適に過ごせるよう工夫したいですね。
 さて、4月1日から、あさひまちバスとノッカルあさひまちの回数券が、現行の11枚綴りから12枚綴りに変更となります(金額は変わりません)。ノッカルはおひとりで乗車する場合、回数券が3枚必要ですので、ぴったり2往復できるようになります。新しくノッカルをご利用になりたい方の登録も随時受け付けています。お試し乗車1回分からの回数券購入も可能ですので、受診の予約に合わせてぜひご利用ください。また、マイナンバーカードをお持ちの方はLoCoPi交通チケットとしてチャージによる購入もできます。
 バスのダイヤ改正(3/17)に伴い、朝日町役場からは、新しい時刻表の冊子と泊駅前・あさひ総合病院前発/着の時刻表が届きました。糸魚川市役所からは、毎週水曜日運行の「青海地域医療受診者送迎バス」の年間運行カレンダー(時刻表)が届いています。ご入用の方はどうぞお気軽に中央受付までお声がけください。

令和7年3月18日(火):東山院長

 昨日は春の彼岸の入りでしたが、天候はまったく冬へ逆戻りしてしまいました。北海道では大雪となり、県内も真冬並みの寒さとなっています。今朝見ますとすぐ近くの山の頂は薄っすらと雪化粧されていました。整理しかけた冬物の服や靴を再び取り出した方もいらっしゃるかもしれませんね。この寒の戻り、明日まで続くようですのでどうぞ暖かくしてお過ごしください。
 さて、そんな中で今日から甲子園球場で春の選抜高校野球大会が始まります。まさに球技の春、球春の到来です。そして今週後半からは日中の気温がかなり上昇して、いよいよ春本番の暖かさへと移って行きそうです。先週、舟川べりを通ったところ桜並木には花見用のぼんぼりが施されていました。遠くを見ますと2月に降り積もった大雪で朝日岳はすでに春の四重奏の準備が整っているように見えました。これから今週後半の陽気で桜のつぼみも一気に膨らみ始めることでしょう。ちなみに県内の開花予想日は4月2日、そして満開は4月7日頃が予想として出ています。今から心待ちにしたいと思います。

令和7年3月17日(月):東山院長

 3月に入り、徐々に春らしさを感じる日も出てきました。先週の木曜と金曜日は気温も高く、晴れて穏やかで車の運転中にはクーラーが必要なくらい暖かかったです。一方、昨日おとといの土日は一転して冷たい雨模様となりました。そして今日は春の彼岸の入りですが、どうやら季節は冬へ逆戻りしているようです。
 「春に三日の晴れなし」の季節のことわざがあります。今の時季は暖かで穏やかな春の日は長続きしないことを表すものです。春の天候が短い周期で目まぐるしく変わる原因は偏西風にあります。この偏西風、夏は日本列島の北に冬は南に偏り流れていますが、春にはちょうど日本の上空を通ります。この偏西風に乗って西から高気圧と低気圧が交互にやって来るため短い周期で春の天候が変わります。そして今日も終日、冷たい雨毛様の1日となりそうです。今週前半は日替わりの天候ですが、後半からは晴れて、ぐんと暖かくなってくる予報も出ています。

 朝晩の気温の変化も大変大きくなっていますので、こまめに衣服などで対応し体調を崩さないようにしたいものですね。また晴れた日には花粉の飛散も多くなってきますので、十分お気をつけください。

令和7年3月14日(金):西川看護師

 入職してほぼ1年が経ちましたが、毎日学ぶことがたくさんの日々です。
 今日は3月14日でホワイトデーですね。ホワイトデーはバレンタインデーにチョコレートをもらったお返しとして、男性が女性にプレゼントを送る日です。ホワイトデーの由来として、白という色は純粋さを象徴するとされており、清らかな愛を伝える日としてホワイトデーに選ばれたとも言われているそうです。私は家族にバレンタインをもらったので、日頃の感謝の気持ちを伝えてお返しするつもりです。

令和7年3月13日(木):東山院長

 このところ朝目覚めて、布団から出るのがだいぶスムーズになってきました。まだ肌寒いですが、震えるような冷え込みもなくなりました。また、夜明けが日ごとに早くなっているのを実感します。朝5時半を過ぎる頃にはすでに薄明るくなり始めています。そして夕暮れ時も少しずつ長くなってきています。日中の時間が伸びてきて私たちの体も冬から春へと順応し始める頃かもしれません。衣服や靴などもそろそろ春物の出番となりそうですが、この時季は寒の戻りがありますので、日によってこまめに調節する必要がありそうですね。 
 これから4月にかけて季節の変わり目となります。バランスの取れた食事、質の良い十分な睡眠、そして散歩などの適切な運動を心掛けたいものです。来週17日月曜日は彼岸の入り、そして20日木曜日は春分の日を迎えます。暑さ寒さも彼岸まで。あの厳しかった2月の寒さが終わり、もう少しすると穏やかで過ごしやすい日が多くなってきます。そしていよいよ花見の季節へと移っていきます。心待ちにしたいと思います。

令和7年3月12日(水):川﨑看護師

 今日は私の趣味について話ししたいと思います。私は小学生の時から祖父の影響で三味線を習っています。三味線といってもいくつか種類があり、私が引けるのは唄やおはやしに合わせて演奏する長唄三味線と力強い演奏が特徴の津軽三味線です。三味線は右手でバチを動かし、左手で弦を押さえるため脳が非常に活性化されます。演奏中は集中しているため楽しいことから嫌なことまで全部忘れることができ、日々のリフレッシュになっています。
 私が三味線をしていて良かったなと思う場面は、やはり聞いてもらえた方に喜んでいただけたことです。三味線に加え、太鼓や唄、踊りが合わされば日本の和を感じる瞬間となります。最近では民謡をする人が少なくなっており、合奏する機会も減りつつあります。高齢化が進み、辞めていく人が多いようです。よく難しそうと言われますが、80歳から始め発表会に出ている人もいます。脳の活性化のために皆さん、民謡を始めてみませんか。

令和7年3月11日(火):秋山認知症看護認定看護師

 本日は最高気温も13度まであがるようです。
 ところで本日は東日本大震災から14年が経ちました。14年前の日、私は当院で勤務中で大きな横揺れを感じました。その後、テレビから津波の中継やニュースを見て、これが同じ国の出来事なのか現実なのかと唖然(あぜん)とし、恐怖を覚えていました。

 現在も関連死を含めた2万2千人を超える死者・行方不明者がいるとの報告があいます。被災者に関しては福島県を中心に依然、約2万7千人が避難生活を送っておられます。被災して残された家族は大切な方や仲間を失った喪失感、孤独感、後悔、無力感にさいなまれ心身の苦痛は計り知れないものがあります。それでも何とか前を向こうと励まし合い、日々を送っておられます。
 SNSで「NHKこころのフォト~忘れない~」というページから、残された方たちがどう生きようとしているのかを知ることできます。それでは残された家族のメッセージを一部引用させていただきます。「歩みの中で、私が何より伝えたいことは、いまという時間の大切さだと感じました。いまを生きてほしい」。というメッセージです。

令和7年3月10日(月):東山院長

 昨日からようやく本格的な日中の春の日差しと温もりを感じ始めます。街中に残っていた雪はほぼ消え、北向きの日陰にわずかに残るだけになりました。茶色のごつごつとした田畑の土がむき出しになり、春の日を浴びて辺りには土の持つ独特のにおいが漂い春の訪れを感じさせます。また、1月末の暖かな陽気で一旦は芽吹き始めたフキノトウですが、2月の大雪に深く覆われていましたが、このところの陽気で再び活気を取り戻し、山すその斜面でなどではたくさん顔を見せ始めています。キャベツのミニチュアのような愛らしい姿があちらこちらで仲良く並んでいます。

 そしてこの春の主役の桜。近づいてよく見ると枝にはまだ小さく堅そうですが、つぼみが少しずつ膨らみ始めているのが見えます。この後、確実に季節が進み、暖かい日が続くようであればツバメの姿を見かけるのもそう遠くないかもしれません。

 今朝は大変晴れて冷え込み、田畑には霜が降りていましたが、この後、日中はこの時季らしい落ち着いた陽気になりそうです。春の1日、有効に使いたいものですね。

令和7年3月7日(金):東山院長

 今の時季はまだ冬と春とが入り混じっているようです。今朝も冷え込んで吹く風がとても冷たく感じられます。今日の午後からは晴れ間ののぞく時間もあるようですが、気温は終日低いままの予報になっています。どうぞ暖かくしてお過ごしください。

 一方で春の話題として、甲子園球場で行われる春の全国選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が今日、行われるそうです。そして3月18日からいよいよ熱戦が始まる予定になっています。病院玄関口の外来や病室のテレビからは毎年、この時季になると高校野球中継の声が流れてきます。そして2週間も経ち大会が終わる頃、街中には本格的に桜の花が咲き始めます。まだ足踏みをしている春ですが、高校野球が春の暖かさを運んできてくれることでしょう。

 さて、県内には現在、食中毒警報が出されています。1月下旬から2月末にかけて県内でノロウイルスによる食中毒が多発しています。毎年、冬から春にかけてはノロウイルスをはじめとする感染性胃腸炎の流行が見られますので、日常生活での注意が必要です。外出先からの帰宅時やトイレ後の手指洗浄消毒を徹底したいものですね。ノロウイルスには消毒用エタノールは有効ではありませんので、十分な手洗いも必要です。ぜひお気をつけください。

令和7年3月6日(木):野口事務部長

 冷たい雨の降る朝を迎えました。予報では今日の朝日町の最高気温は6度で、雨の降る時間帯が多くなるようです。土曜日以降は晴れ間が多く、日中の気温も上がり、春の訪れを感じる日が多くなりそうです。

 さて、これまでも定期的にお知らせをしていますが、県内の各自治体では3月議会が開催されており、朝日町でも3月3日から開会しています。来週の3月11日火曜日の午前9時からは町政に関する代表質問、3月12日水曜日の午前10時からは一般質問が行われます。

 議会では、町民の皆さんの生活に密着した重要な問題が審議されています。議会の活動や町政の方針などを知るためにも議会を傍聴してみてはいかがでしょうか。特に3月議会は令和7年度の新年度予算に関する審議が行われ、予算議会とも言われます。議場は役場4階にあり、原則どなたでも傍聴ができます。役場の議場まで足が向かない、時間がないという方のために、ケーブルテレビやユーチューブライブを利用した生中継も行っています。併せてユーチュブで配信した映像の録画配信もしており、町のホームページからも見ることができます。参考までに町の議会は3月、6月、9月、12月と年4回、定期的に開かれております。この議会において病院に関する質問がある際には、私も答弁をしており、いつも以上に身が引き締まり緊張する場面でもあります。

令和7年3月5日(水):東山院長

 今日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。冬の間、土の中や落ち葉の下で冬ごもりをしていた虫たちもそろそろ春の暖かさを感じて外へはい出してくる頃とされています。今朝はあいにく昨夜からの冷たい雨が続いています。明日にかけてもぐずついた天候が続くようですが、週間天気予報を見ますと今週末からは晴れる日も多くなり、気温も上昇してくる見込みです。このあと三寒四温を繰り返しながら春本番へと移っていきます。 
 一方でこれからの季節はスギ花粉の飛散も多くなる頃です。花粉症の方にとっては大変つらい状況になるかもれません。花粉への対策をとりながら治療については当院耳鼻科へもご相談ください。感染症対策としてのマスクの適切な着用は花粉症対策にとっても鼻の症状を軽くする可能性もありますので、有効に使いたいものですね。
 
 今日は大変足元が悪くなっております。通院の際にはどうぞお気をつけください。

令和7年3月4日(火):東山院長

 先週末の暖かな日から空気が入れ替わり、昨日からは寒の戻りとなっています。今朝も大変冷え込んでいます。この後日中もほとんど気温は上がらず、寒さの厳しい1日になりそうです。どうぞ体調を崩さないようお気をつけください。うにお過ごしください。

 さて、先日の新聞に白鳥の北帰行が始まっているとの記事を目にしました。富山市の田尻池で越冬した白鳥の群れが、雪をまとった剣岳を背景にして飛び立って行く姿が写真とともに紹介されていました。長かった冬が終わり、遠くシベリアへ目指して遠い旅に出ます。この北帰行、10年ほど前に私も一度見かけたことがありました。病院の玄関を出たところ、何やら聞き慣れない鳴き声が頭の上から聞こえてきました。ふと空を見上げると10羽前後の白鳥がⅤ字型にきれいに列をなして、北の方向に飛んで行くのが見えました。確か2月下旬頃だったと思いますが、偶然に見かけた北帰行に小さな感動を覚え、群れが見えなくなるまでしばらくの間、空を見上げていたのを思い出します。自然は私たちに季節の移り変わりを知らせてくれているようです。これからしばらくは三寒四温を繰り返し、徐々に春本番へと進んで行くと思われます。
 それでは今日も寒さ厳しい1日ですが、どうぞお気をつけてお過ごしください。

令和7年3月3日(月):東山院長

 2月の寒さから一転して3月に入った途端、一気に暖かくなりました。特におとといの土曜日は3月を通り越して、4月並みの陽気となり、町並みに降り積もっていた雪はみるみると融けていきます。あんなに細く狭くなっていた道幅も元どおり広々とし、車の運転もしやすくなりました。 
 一方、今日からまた寒さが逆戻りし、気温の低い日が続くようです。寒暖の変化の大きい、これからの春先、体調を崩さないようにお過ごしください。

 さて今日は3月3日、ひな祭りです。ひな祭りの主役と言えばひな人形です。各地では色々なひな人形に関する催しが行われています。当院でも正面玄関入口にひな人形が飾られています。このひな人形は「御殿飾り」と呼ばれるもので、江戸時代後期から昭和にかけて作られた特に明治、大正時代頃に京都を中心に取り入れられていたそうです。京都の御所をモチーフにした御殿の中に内裏ひなが飾られています。今ではあまり見ることのできない貴重なひな飾りです。これは当院の眼科の渡辺このみ医師の実家に代々伝わるもので、今回特別に展示させていただいております。この様子は3月1日の北日本新聞でも紹介されていました。ひな人形の展示は今日が最終日となります。どうぞ圧倒的な存在感と豪華さ、そして繊細さをお楽しみください。

令和7年2月28日(金):平木医事係長

 今日は、マイナンバーカードでの保険証確認と受付番号の表記の変更についてお知らせいたします。昨年12月よりマイナンバーカードによる保険証確認が本格的に始まり、約3か月が経過しました。当院における1日あたりのマイナンバーカードによる保険証確認件数ですが、昨年10月は29.1人でしたが、本格的に始まった12月は76.4人、1月は74.5人、2月は70.6人となっております。お手元にある保険証は記載されている有効期限か有効期限のないものは本年12月1日まで有効であり、これまでどおり提示による確認もできますが、マイナンバーカードをお持ちの方は有効期限以降マイナンバーカードでの保険証確認をしなければならなくなりますので、今後の保険証確認については、マイナンバーカードによる保険証確認にご協力をお願いいたします。

 当院では認証機を中央受付窓口に2台、正面入口入って右側に2台設置しており、初めて使用される場合は、係の者が使い方をお伝えしますので、中央受付へお越し下さい。使い方に慣れておられる方は、受付の待ち時間の軽減にもなりますので、正面入口横の認証機もご利用ください。
 続きまして、受付番号の表記の変更についてお知らせいたします。当院の電子カルテ更新に伴い、受付票の番号の表示が変更となりました。これまでは診療科ごとに受付番号が付けられていましたが、診療科に関係なく病院全体での受付番号の表示となり、お持ちの受付票には受付番号は1つだけの記載となっております。本日は現在お持ちの受付票の番号でお呼びすることとなり、複数の診療科を受付された方は、どの診療科へ行っても同じ番号でお呼びすることとなりますのでよろしくお願いいたします。お呼びする順番は予約の有無や診療内容、急患などにより番号順にならないことがありますので、ご了承ください。

令和7年2月27日(木):東山院長

 おととい火曜日から日中の日差しとぬくもりが戻り始めました。厳しい寒さと大雪でとても長く感じた2月ですが、今日含めて残すところ2日。明後日からはいよいよ3月に入ります。気付けば夜明けが少しずつ早くなり、また夕方は6時を過ぎてもまだ薄明かりが残っています。春はすぐそこまで来ているようですね。

 さて、先日の土曜日、日曜日に入善町で毎年恒例の入善ラーメンまつりが開催されていました。足を運ばれた方もいらっしゃるかもしれませんが、私も行ってきました。とはいってもラーメンを食べるためではなく、バスの献血者の健診が目的です。当院でもよく日赤の血液センターからの血液で治療のために輸血をすることがあります。時には献血のお手伝いをさせていただくのも毎年の恒例です。当日は50名以上の方に献血のご協力をいただきました。初めての方もあれば何度も献血をしていらっしゃる方もありました。驚いたのは中には200回を超える献血の方もいらっしゃいました。本当に頭の下がる思いです。折しもちょうど昨日の午後、当院の玄関前でも献血がありました。昨日、献血をしていただいた皆様、大変ありがとうございました。皆様の善意で広がっている献血の輪です。お手伝いをさせていただき、改めて大切に血液を使わねばならないと感じた1日でした。
 今日はこの後、気温も高くなり、日中の日差しのぬくもりを感じることができそうですね。

令和7年2月26日(水):魚住診療情報管理士

 今朝は雨が降っていましたが、少しずつ晴れ間が見えてきました。今月は、毎日早朝から天気予報や「富山県道路情報」のサイトのカメラ画像とにらめっこをしながら、通勤手段を車にするのか電車にするのか考えてばかりいました。「局所的に短時間で降り積もる雪」とテレビなどでよく耳にしましたが、実際に、吹雪であっという間に辺り一面が真っ白になり、視界不良のなかでの車の運転は心細くとても怖かったからです。

 今週は、ようやく厳しい寒さと雪から解放され、春の暖かい空気が日本列島に流れ込むようです。週末にかけて各地で気温が急上昇するそうです。雪が降り積もる土地に暮らし、冬の厳しさを知っているからこそ、暖かな春の訪れを心から喜び迎えられるのかもしれませんね。それでもまだ、しばらくは冷え込む日もあると思います。体調を崩されないよう、どうぞくれぐれもご自愛ください。

 さて、4月から、あさひまちバスとノッカルあさひまちの回数券が、現行の11枚綴りから12枚綴りに変更となります(金額は変わりません)。受診される日の天候や、ご自身の体調、検査や治療内容に応じて、公共交通を利用されてはいかがでしょうか。新しくノッカルをご利用になりたい方の登録も随時受け付けています。マイナンバーカードをご利用の方は、LoCoPi交通チケットとしてチャージ購入もできますので、お気軽に中央受付までお声がけください。

令和7年2月25日(火):東山院長

 先週、1週間にわたり降り続いた今回の雪がようやく止みました。まるで晴れることを忘れたかのような空模様でしたが、今朝はすっきりとした青空が広がり、まぶしく太陽が輝いています。2月上旬の立春後の寒波と合わせてこの3週間のうち、まるまる2週間雪が降り続きました。街の景色は白一色となり、道路や駐車場の脇に積まれた雪はあちらこちらに大きな山を作っています。また、先日2月22日土曜日は最低気温が朝日町でマイナス6.7度を記録し、これは2月の観測史上最低だったということです。いかに今回の寒波が厳しくそして長かったかを物語っています。
 さて、本日より当院の電子カルテシステムが更新され、新しいシステム運用が開始となります。今日からは外来受付の際の受付番号が各科で共通の番号となります。複数の診療科を受診される際、各科全て同一の番号となります。これまでの運用と異なる点がございますので、お気をつけください。当院のスタッフがお声掛けをさせていただくこともありますが、ご不明の際にはお気軽に近くのスタッフにお問い合わせいただければ幸いです。

令和7年2月21日(金):東山院長

 このところ毎朝のあいさつに「今日も冷えますね。よく降りますね」の言葉がすっかり定着してしまいました。そして今朝も強い冷え込みで氷点下になっているようです。日中もあまり気温が上昇しないようですので、凍える1日になりそうです。

 どうやら今回も長引いているこの寒気。来週の初め頃まで続くようです。除雪の作業で疲れることも多いかと思います。作業中の事故やケガにはくれぐれもお気をつけください。また、低温の中、室内外の急激な気温の差は体へ大きなストレスがかかり、血圧が急激に変動することがあります。入浴時のヒートショックも起きやすい時季ですので、トイレも含めてできるだけ家の中の温度の差が少なくなるよう工夫したいものです。

 来週火曜日からは、ようやく日中の気温も上昇し始めるようです。春はもうすぐそこまで来ているようです。もうしばらくの辛抱ですね。今日も通院の際の車の運転、歩行時のケガや事故の無いようお気をつけてお過ごしください。

令和7年2月20日(木):東山院長

 2月に入って2回目の強力な寒波の影響が今日も続いています。断続的に降る雪もさることながら大変気温が下がり、連日、氷点下を記録して体や私たちの生活に大きなストレスがかかっております。道路や通路は凍結しており、大変危険です。車の運転、歩行の際にはいつも以上にお気をつけください。

この厳しい寒さ、まだしばらく続くようですのでケガや事故、そして体調を崩さないようお過ごしください。

 このところはこの大雪と厳しい寒さが連日話題となっていますが、一方では冬場に感染の拡大が心配されていた新型コロナをみますと、感染者数は3週連続で前の週を下回り落ち着きを見せています。また、インフルエンザの感染の報告者数も県内、全国ともに減少傾向が続いています。この後、来週以降3月にかけて徐々に暖かくなっていくと思われますが、昨シーズンは3月に入ってからインフルエンザが再び増加した経緯がありますので、こちらも頭の中に置いておく必要があるかと思います。

 この2月の大雪と寒さで少し春が遠のいた感じもしますが、来週の土曜日からは3月に入ります。この寒さもうしばらくの辛抱かもしれません。

令和7年2月19日(水):野口事務部長

 厳しい寒さの朝を迎えました。午前7時時点での朝日町の気温はマイナス1.9度となっています。強い寒波の影響により、今日を含めしばらく雪と低温が続くようです。路面も凍結していますので、歩行の際には転倒に十分お気をつけください。

 さて、朝日町では、マイナンバーカードを活用した新しい公共サービスパス「ロコピあさひまち」を行っています。病院においても正面入口付近に専用読取機を設置し、マイナバーカードをタッチすることでポイントがたまり、たまったポイントは町の施設利用券や特産品と交換することができる抽選会に参加できます。このロコピあさひまちに参加するには、マイナンバーカードの登録が必要で、平日は役場、病院でも月曜日の午前中に行っています。登録は5分程度で完了します。

 また、今月の2月14日からこのロコピあさひまちを活用した地域通貨、あさひまちコインのプレミアムキャンペーンを実施しています。例えば5万円チャージした場合、55,000円分の買い物ができる。つまりチャージ額に対して10%のプレミアムが付与されます。このあさひまちコインの利用可能店舗は町内の55店舗となっています。そして、あさひまちコインのチャージできる場所は、役場、らくち~の、そして当病院となっています。当院では午前8時30分から午後5時15分まで中央受付でチャージができます。あさひまちコインは、朝日町の事業者支援や町内消費の持続的な活性化、経済循環の向上を目的としています。皆さんもこの機会にマイナンバーカードを活用した新しい公共サービスパスロコピあさひまちに参加してみてはいかがでしょうか。

令和7年2月18日(火):東山院長

 先々週の大雪で高く降り積もった雪で街の景色は一変していました。そしてその後、先週の後半は逆にこの時季としては暖かな日が続き、日ごとに雪は減り、ようやく田畑の大地の茶色が見え始めていた頃になりました。今日は二十四節気の「雨水」です。降る雪が雨へと変わり、降り積もった雪や氷がゆっくりと解け始める頃とされています。しかし、すんなりと春が来るわけではないようです。          
 昨日の夜から再び強い寒気の影響で雪模様になりました。今朝も大変寒い中、雪が降り始めています。明日いっぱいは積雪が増える可能性があり、また気温も低くなるようです。今回の寒気も2週間前と同じく、長い間居すわる様相を呈していますので、今週いっぱいは注意が必要のようです。2月に入っての大雪と低温の中、歩行や除雪作業に伴う事故で来院される方も増えています。また気温の低さで体調を崩す方もみられています。今週は外出などの計画は安全を第一として見直しや変更も必要かもしれません。そしてよりいっそうの寒さへの備えをして体調管理にお気をつけください。

 本日の通院の際も足元にはくれぐれもご注意ください。

令和7年2月17日(月):船屋看護師

 今日は、転倒転落について少しお話させていただきます。転倒の原因は加齢に伴う身体能力の変化、フレイル、認知症、足のトラブル、内服薬の影響、環境等多くの要因があります。転倒は歩くことへの自信喪失を招き、外出頻度や室内移動の減少、廃用性症候群、わずかな距離の移動でも転倒してしまう悪循環をきたす可能性があります。転倒による骨折で高齢の方の生活は一変することも少なくありません。看護師は患者さんが安全に入院生活を送れるようベッドの位置や高さを工夫したり環境を整えたりするなどの対策をしても転倒が起こることがあります。
 私は転倒を防ぐための手っ取り早い方法や対策があれば知りたいと思い日本転倒予防学会に参加した同僚に質問しました。答えは「手っ取り早い方法はない。原因が様々であるため、ますは転倒しない身体づくりや転倒しても骨折しない骨になることがとても重要」とのことでした。転倒しても骨折しない丈夫な骨と筋肉を持つにはカルシウムやビタミン、タンパク質などバランスの取れた食事と運動、もちろん睡眠も大切です。ローマは1日してならず。毎日の積み重ねで頑丈な骨と筋肉を手に入れましょう。

 転んで痛い思いをする方が減って皆様が毎日健やかに過ごせますように。そして皆様の健康寿命が1日でも長く続きますように。

令和7年2月14日(金):東山院長

 今朝、病院へ出勤する途中、西の空に月が出ておりました。冷たい小雨の交じる薄曇りの空でしたが、真珠にように丸い月がほんのわずかにピンク色を交えて優しく輝いていました。先週の寒波で高く降り積もった雪も少しずつ低くなり、あの厳しかった1週間をまるでねぎらってくれているかのような月でした。今日はこの後、晴れ間が出て明日にかけては穏やかな天候が続くようです。この時季、貴重な晴れの日を有効に使いたいものですね。一方、週間天気予報を見ますと来週月曜日以降は、再び寒波が入り込み、厳しい寒さと雪の日が再び続くようです。まだすんなりと春は来てくれないようです。 
 そしてこの時季、どうしても運動不足にもなりがちです。当院では当院オリジナルのロコモ予防体操を作成しております。これは5年前に発表したものですが、みらーれテレビや病院のホームページでも放映しています。また、団体でご利用いただける方にはDVDもお配りしております。転倒の予防、フレイル予防として1年を通して室内で楽しく行っていただけると思います。冬の間にこそぜひ、ご利用いただければ幸いです。

令和7年2月13日(木):田中香介護福祉士

 今日は苗字と名前について話したいと思います。田中という苗字は全国苗字ランキングでは1位佐藤さん、2位鈴木さん、3位高橋さんに次いで4位が田中さんだそうです。そして私の住んでいる地域は入善町の田中地区です。そのため近所の人の苗字もほとんどが田中さんです。私は10年前に嫁に行き、田中という苗字になりました。近所の人からはあなたは田中地区で4人目の田中香さんだよと教えてもらい、4人もいるのかと驚きました。そんなこともあり、すぐに名前を覚えてもらえていい反面、日常ではちょっとした困りごともあります。
 それは住所も名前も同じなため、まれに郵便物が間違えて届いてしまうことです。名前だけを見て開けてしまい大変なことに、あやまりに行ったことも。また、ある時は子供が熱を出して保育所から病院に連絡があったようです。私は出勤していたのですが、実はこの病院に、もう一人田中香織さんがいたため、今日は休みのようですと連絡されてしまいました。携帯電話にも連絡があったようですが、仕事中で連絡が取れず、困って夫に連絡があったそうです。夫から「今日は仕事じゃなかったのか。病院に連絡したけど休みだと言われて、電話きたぞ」と怒りの連絡がありました。その時、病院にも同姓同名がいるのだとわかりました。

 皆さんもそんな出来事があったりしませんか。ぜひそんなエピソードがあれば聞いてみたいものです。そんな日々ですが、そんなことも運命だと思って過ごしていきたいです。

令和7年2月12日(水):東山院長

 立春の声を聞いた途端にやってきた激しい寒波でした。先週から今週にかけておよそ1週間にわたり記録的な大雪の日が続きました。1月中の過ごしやすい日が続いたこともあり、いきなりの大雪に生活にも大きな影響が出ました。除雪作業中の事故やケガなどの当院の外来を受診された方もたくさんいらっしゃいました。また、室内の低温により体調を崩された方もいらっしゃいました。特に高齢の方にとっては本当にストレスの多い1週間であったと思われます。
 昨日あたりからはようやく雪も一段落し、晴れ間の時間帯も出てきています。今朝も青空が広がっています。でもその分、冷え込みは大変強くなっております。足元も凍っておりますのでご注意ください。この後、すんなりと春に向かえば幸いですが、2月中はまだ厳しい寒さや雪の日もあるかもしれません。どうぞこの後、体調管理に十分お気をつけください。そして除雪中のケガや歩行時の転倒にも十分ご注意ください。

令和7年2月10日(月):秋山認知症看護認定看護師

 皆さん寒さが続く中、暖かく過ごされていますでしょうか。本日はラジオについてお話させてください。皆さんラジオミューという名前を聞いたことはないでしょうか。新川地域のローカルなニュースを中心に情報を伝えています。朝一番の情報番組や音楽番組、スポーツ情報、商工会や企業からの情報などがあります。その他に「われらまちづくりタイ」という番組があります。これは地域住民がゲスト参加し、次の方へバトンをつなぎ、パーソナリティと話を繰り広げ、まちづくりの輪を広げていく番組です。自分が活動していること、お勧めしたいことや場所などを話します。毎週月曜日19時から生放送です。皆さんの知り合いが出るかもしれません。皆さんも取り組んでいることや地域でお勧めするもの、アピールしたいことなどございませんか。パソコンのインターネットやスマートフォンでも聴くことできるので、お時間があれば聴いてみてはいかがでしょうか。

令和7年2月7日(金):東山院長

 今朝もまだ容赦なく雪が降り続いております。今週初めから降り出した雪は衰えることを忘れたようにますます強くなっています。街中の色は消え、白一色となりまた道路や建物の凹凸(おうとつ)の境界がわかりづらくなり、吹雪で視界も悪くなっています。終日、除雪車が忙しくフル稼働しても除雪が追いつかないところも多くなってきているようです。

 当院の駐車場や通路でも職員が夜明け前から、そして日中も懸命に除雪作業を行っております。来院の皆様にはご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、ご理解いただければ幸いです。そして凍結した雪道や濡れた院内の廊下での転倒のないようくれぐれもご注意ください。歩行の際は歩幅を小さくし、足の裏全体を路面につけるようゆっくりと歩くようになさってください。ちょうどペンギンが歩く姿をまねるのが良いかもしれません。また、転倒時のケガを少なくする意味でも帽子と手袋付けて歩行されるのが良いでしょう。どうぞ雪道、院内の廊下、滑りやすくなっているところがあるかもしれません。ご注意ください。

令和7年2月6日(木):東山院長

 街中は白一色となりすっかり景色が変わってしまいました。屋根の軒下には大きく長い氷柱(つらら)がずらりと並んで垂れ下がっています。この冬一番の強く長引く寒気と冬型の気圧配置の影響で、おとといから厳しい寒さと大雪が続いています。昨日に続いて今日も積雪が増え、積もった雪が風に吹かれて舞い上がり視界も大変悪くなっています。主要道路をはじめとして当院の回りの道路や駐車場も適時除雪を行っておりますが、次から次へと降り積もる雪に追いつけないところもあるかもしれません。通院の際の車の運転や歩行時の足元にはくれぐれもお気をつけください。

 そして雪と寒さの中ですが、先週1月27日から2月2日までの県内のインフルエンザと新型コロナの感染状況の発表が昨日ありました。猛威を振るっていたインフルエンザですが減少傾向が続き、ようやく警報レベルの収束の基準である一定点当たり10人を下回りました。しかしこの後、昨シーズンのようにこれまでのA型に変わり、B型インフルエンザが流行する可能性も残ります。引き続き注意が必要です。また、新型コロナも年末年始をピークとして感染者数は減少傾向にあるようにも見えますが、依然として一定のレベルでの増減を繰り返している状況が見られています。こちらも合わせて引き続き注意が必要と思われます。
 今週いっぱいはこの雪が続きそうです。くれぐれも体調を崩さないよう、そして雪の事故に遭わないようお気をつけください。それでは今日も1日、暖かくしてお過ごしください。

令和7年2月5日(水):野口事務部長

 今シーズン一番の寒波により県内をはじめ全国各地で大雪となっています。午前7時時点の朝日町の積雪は45センチで、病院周辺の道路は雪により道幅が狭く、また病院内の駐車場などの除雪が不十分なこともありますので、通院の際には足元に十分ご注意をお願いいたします。現在も大雪警報が出ていますので、今日を含めしばらく雪が降り続く予報です。併せて気温の低い日も続くようですので、不要不急の外出は控えたほうが良さそうです。

 さて、昨日の新聞で県内の病院で電子カルテシステムの不具合が発生し、約1時間半にわたって、外来患者の診療を中止したとの記事がありました。昨年の9月にも県内の大学病院でシステム障害により、予約患者ら約1,500人以上に影響が出たことを思い出しました。
 電子カルテは今や医療機関の診療に欠かせないものとなっており、当院でも平成17年度より電子カルテシステムを導入し、今月下旬に3回目となるシステム更新を予定しております。電子カルテは医療業務の効率化や情報の共有と連携により、診療の精度が向上するなどのメリットがありますが、一方、システム障害やコンピューターウイルスへの対応、導入費用が非常に高額となるなどのデメリットもあります。当院でも万一のシステム障害に備え対策を行っていますが、100%安全ということにはなりませんが、今後も引き続き患者さんが安心できる病院運営に努めたいと思います。

令和7年2月4日(火):東山院長

 昨日のニュースを見て少し驚きました。新潟地方気象台から昨日、2月3日北陸地方で春一番が吹いたとの発表がありました。これは去年より12日も早く、1999年に気象台からの発表が始まって以来、最も早い春一番になったそうです。この春一番、立春から春分の間に初めて吹く暖かく強い南風の定義がありますが、まさに立春の日に吹いたようです。 
 春一番の声を聞くとこのまま春へと季節がすんなりと移るかと思うと、そうはいかないようです。この暖かい南風を吹かせる低気圧が通過した後は冬型の気圧配置となり、冬に逆戻りすることがよくあるそうです。まさに今日からがそのパターンとなり、併せてこの冬一番の強い寒気が入り込み、しかも今回は長く居座るとのこと。強烈な寒の戻りとなりそうです。今日からおよそ1週間は大雪と低温に注意が必要です。特に明日、2月5日は雪の量が多くなりそうです。この時期、不要不急の外出はできるだけ控えて、また予定を見直すことも必要かもしれません。雪にまつわる事故やケガには十分ご注意ください。院内の廊下でも床が濡れて滑りやすくなっているところもあるかもしれません。どうぞ足元にお気をつけください。

令和7年2月3日(月):東山院長

 新年の真新しいカレンダーが早くも1か月分をめくりとり2月に入りました。今日は二十四節気の「立春」です。今年の冬は雪が少なくて比較的過ごしやすいと思っていたところ、先週は少しまとまった雪と厳しい寒さとなりました。暦の春はまだ名ばかりのようです。そして昨日とおとといは、晴れ間も出ていましたが、明日からは再びこの冬一番の強い寒気の入り込みで雪の予報が出ています。体調を崩したり、雪にまつわるケガをしたり事故のないようお気をつけください。

 さてそんな中、2月の声を聞きますと、そろそろ桜の開花の話題が出始めます。気象情報会社ウェザーニューズから発表された今年の桜の開花予想を見ますと、全国の都市の中で最も早いのが東京都心で3月21日となっています。これは平年より3日早いそうです。北陸も平年より早くなる見込みで県内は4月1日から4月5日の予報が出ています。今はまだ白い冬が続きますが、あと2か月もすると、街中には桜が咲き始め春の陽気に包まれる光景があちらこちらで見られることでしょう。少し気が早いかもしれませんが心待ちにしたいと思います。

 そして寒さ厳しい折、ピークは過ぎつつありますがインフルエンザと新型コロナの感染者数はまだ高いレベルにあります。この時季、寒さ対策とともに感染予防にもお気をつけください。

令和7年1月31日(金):東山院長

 新しい年が明けて、はや1月も今日が最終日となりました。明日からは2月に入りますが、今の時季が1年で最も寒い季節です。

 おとといから本格的に降り始めた雪は今朝も続いております。街中はすっかり雪で覆われ、今朝5時頃からすでに大型の除雪車が暗やみの中、黄色のランプを点灯して忙しそうに道路の除雪をしていました。冬の除雪作業は本当に大変だと思います。当院でも皆様に安心して来院いただけますよう駐車場や通路の除雪を行っております。大型特殊免許を取得した当院のスタッフが雪の降るたびに夜明け前から交代で作業をしております。雪を解かす融雪装置の稼働と併せて、できる限りスムーズに駐車していただけますように心がけておりますが、降る雪の量やタイミングによっては時にはご迷惑をお掛けすることもあるかもしれません。ご理解いただければ幸いです。そして院内は廊下の所々、濡れて滑りやすくなっている所があるかもしれません。どうぞお気をつけてください。

 今回の雪はピークを過ぎて今日の午後からはようやく落ち着くようです。通院の際の自動車の運転や歩行時の足元には十分にお気をつけください。

令和7年1月30日(木):野口事務部長

 昨日からの雪が今朝も続いています。冷たい強い風も吹き、この時季らしい冬の朝を迎えています。今日の天気も雪が降りやすく、最高気温も平年より低くようです。防寒対策をしっかりなさってください。

 さて昨日、当院では病院内での火災を想定した火災避難訓練を実施しました。火災を発見してからの消防機関への通報や院内の通知等を迅速、正確に行うことと院内に配置されている消火設備、器具等の設置位置を正確に把握し、それを使用して消火活動を行うことや患者さんを避難誘導する訓練です。
 この訓練は消防法に基づき、年2回行うもので、昨日は夜間を想定した訓練で、消防署の立ち合いのもと、夜勤時間の少ない職員で速やかに患者さんの避難、誘導を目的としています。なお、訓練では実際の患者さんを誘導するのではなく、職員が患者役となり、看護師が誘導、避難を行いました。訓練終了後には、消防署からの講評があり、指摘事項については次回の訓練に活かすこととしています。この火災避難訓練は毎年行っていますが、ともするとマンネリとなりがちですが、いざという時に備えるため気を引き締めながら病院の安全対策に努めてまいりたいと思います。

令和7年1月29日(水):医事課 水島主事

 すでにご存じの方も多いかと思いますが、来月の17日から確定申告が始まります。そこで本日は確定申告の医療費控除についてお話いたします。
 医療費控除とは、前年の1月1日から12月31日までに支払った医療費の合計が一定額を超える場合に適用となる所得控除のことです。この支払った医療費とは本人が支払った医療費に限らず、生計を一にする家族の分も含めることができますので、自分の医療費が少額であっても家族の分を含めると医療費控除が適用となる場合がありますので、ぜひ一度計算してみてください。
 まだ申告期間まで3週間ほどありますが、支払った医療費を計算し、医療費控除の明細書を記載のうえ添付する必要がありますので、今のうちに準備しておくと良いかと思います。また、医療費の領収書に関しては添付の必要はありませんが、5年間の保管が必要です。申告が終わったからとすぐに捨ててしまうことがないようお願いいたします。

令和7年1月28日(月):東山院長

 先週、月曜日の大寒を過ぎた後も雪もなく、気温も高目でこの時季としては過ごしやすい日が続いています。おととい日曜日も日中に青空が広がり、風も穏やかで太陽のぬくもりを感じました。外へ出て海岸線を通ってみたところ早くも春の使者を見つけました。山すその線路脇の斜面にフキノトウが小さな芽を出していました。毎年同じ場所で見かけるのですが、今年は根雪がなく暖かなせいでしょうか早くも芽吹き始めていました。小さく膨らんだ緑のつぼみにぎっしりと春へのエネルギーが詰まっているようです。親指の先ほどの小さな命がそう遠くないうちにやって来る春を教えてくれているようでした。 
 さて、先週1週間の全国のインフルエンザと新型コロナの感染状況をみますと、インフルエンザは2週ぶりに減少し、前の週から半減していました。ようやくピークを越えたような可能性がありますが、引き続き感染対策が必要です。一方、新型コロナウイルスも2週ぶりに減少に転じていました。
 今朝は冷たい雨ですが、この後も日中は気温が上がらず寒い1日になりそうです。そして明日以降は久しぶりに雪の予報が出ています。感染予防とともに暖かくしてお過ごしください。

令和7年1月27日(月):東山院長

 早いもので1月も最後の月曜日になりました。まだ寒の内ですが、今のところまとまった積雪もなく気温も平年に比べて高目で比較的過ごしやすい冬になっています。 
 そんな中、先日の新聞を見ますと、この冬はミカンの価格の高騰が続いているようです。前の年に比べて3割から4割も高くなっているとのことでした。原因は昨年1年を通した気温の高さが影響しているとのことです。そして、もともとミカンには収穫量が増える表年と収穫量の減る裏年が1年ごと交互にあり、今年が裏年に当たることも重なったようです。ミカンにはビタミンCや食物繊維といった栄養が豊富に含まれていて、生活習慣病の予防やダイエット、美肌効果もあるとされ、私たちの生活の中で手軽に食べられる大切な果物の1つです。特にコタツで温まりながらミカンを食べる習慣は日本の冬の定番ともいえます。このところ主食のお米をはじめとして、あらゆる食材や日常生活品の物価の高騰が続き、家計への負担になっています。大自然の変化や様々な世界情勢も複雑にからみ合って私たちの生活へ影響を及ぼしているようです。
 
 さて、来週月曜日はいよいよ暦の上で立春です。春が近くなりますが、明日以降はまた雪の予報が出されています。どうぞ暖かくしてお過ごしください。

令和7年1月24日(金):野口事務部長

 曇り空の朝を迎えました。日中の最高気温は7度の予報で、昨日よりは3度ほど低くなりますが、平年のこの時季としては、まだ暖かいようです。

 さて、昨日の新聞を見て気になる記事が2つありましたので、少しご紹介します。1つ目は、レギュラーガソリンの全国平均小売価格が1リットル当たり185円10銭となり、過去最高値を記録した2023年9月上旬以来、約1年5か月ぶりの高値で、富山県では185円60銭となった記事です。政府が価格を抑制するための補助金を抑制したことが要因です。地方は、車社会であり、食料品をはじめとした物価高のおり、家計への負担がますます大きくなりそうです。
 2つ目は2024年に倒産や休廃業・解散した医療機関が過去最多の786件だったという記事です。診療所が全体の7割を占めたとのことで、医薬品や医療・検査機器の価格高騰などコストが増大する一方、新型コロナ関連の補助金削減などで収入が減り、資金繰りが悪化した医療機関が増えたとの分析でした。
どちらも明るいニュースでなく恐縮なのですが、当院でも、診療材料や医療機器、電気料金や食材費の高騰など、病院経営を取り巻く環境はますます厳しい状況となっており、経営改善を大きな課題としている病院としては、支出の増加に頭を悩ましています。とはいえ、持続的な病院運営のため、職員一同で知恵を出し合いながら、経営改善に取り組んでまいりたいと思います。

令和7年1月23日(木):東山院長

 早いもので1月も後半を過ぎて、残すところ1週間余りになりました。本来は寒の入りで最も寒い頃になりますが、先週末からは3月を思わせるような暖かい日が続いています。地方気象台の発表によりますと今後天候は徐々に下り坂になりますが、この暖かさ、しばらくは続くようです。また、3か月予報では2月は天候や気温は平年並みの見込みのようですが、一方、3月は平年より雨や雪が少なく気温も高い見通しとのことでした。この分で行くと今年の春の訪れは早くなるかもしれません。 
 そしてほんのわずかずつですが、日中の時間が伸びてきています。12月には午後4時を過ぎると、もう暗くなっていましたが、最近は日の入りが遅くなっているのを日々感じます。ちなみに今日の日の出の時刻は朝7時ちょうど、日の入り時刻は午後5時7分となっています。高目の気温の中、日が長くなくなり始めると春を待つ気持ちがまた一段と高まります。
 一方でインフルエンザや新型コロナの感染数は、依然として高いレベルで推移が続いています。今月から来月にかけては十分に感染予防を引き続き対応していきたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。

令和7年1月22日(水):廣田看護師

 今日が何の日がネットで調べると「カニカマの日」と掲載されていました。かに風味かまぼこ「カニカマ」の美味しさをより多くの人に味わってもらう目的で、石川県七尾市にある株式会社スギヨが制定したそうです。数字の22を漢数字にした形が、カニのハサミの形状に似ていることから6月を除く毎月22日をカニカマの日と制定したとのこと。ちなみに6月22日は「かにの日」であり、本物のかにの記念日だそうです。スギヨはカニカマやちくわなどを生産している会社で昨年の元旦に起きた能登半島地震で被災しました。被災により生産中止となり、昨年の今頃はスーパーにスギヨの商品がなく、ようやく昨年3月頃から再び商品が並び始めたと記憶しています。 
 今年の元旦で能登半島地震の発生から1年。先週1月17日には阪神淡路大震災の発生から30年を迎えました。日本は地震大国であり、またいつどこで地震が起きるかわかりません。最近では100円均一やホームセンターなどの店舗でも防災関連のコーナーが設けてあります。備蓄品や防災用具をそろえたり、家具の固定をしたりするなど過去の災害を教訓に、私たち一人ひとりができることから災害へ備えたいものですね。

令和7年1月21日(火):東山院長

 ここ数日、この時季としては暖かい日が続いております。昨日も二十四節気の大寒でしたが、過ごしやすい1日になりました。まるで3月を思わせるような天候に「小寒の氷大寒に解く」のことわざを思い浮かべました。小寒に凍ってできた氷が本来最も寒いはずの大寒に解けてしまいます。これが転じて物事はいつも予定通りには順序良く運ばないこともあるとの例えになっています。思えば私たちの日常生活の中でも同じことが起きることも決して珍しくはないようです。ましてや自然の現象となると、どうすることもできません。そんな時には、自然を受入れて対応していくほかはなさそうです。 
 そして今日も朝は冷えますが、日中は穏やかな晴れ間の予報が出されています。朝の冷え込みと日中の暖かさ、1日の中の気温の変化にも体調を崩さないように、そしてインフルエンザ、新型コロナの感染予防を十分に取りながら気をつけてお過ごしください。

令和7年1月20日(月):東山院長

 昨日は終日晴れて、大変良い天候に恵まれました。日中の気温も10度を超えて3月並みの陽気となり、過ごしやすい1日でした。久しぶりに洗濯物を外干しにしたご家庭もあったかもしれません。でも晴れた分、朝の冷え込みは厳しく氷点下となっていました。当院の周りの田畑には一面にびっしりと霜が降りて白く光っていました。 
 そして今日は二十四節気の「大寒」です。これから2週間後の2月3日の「立春」までが1年の中で最も寒さの厳しい頃になります。寒さによって知らず知らずのうちに私たちの体へはストレスがかかっています。急激な寒暖差の条件下では、体温を一定に保つため敏感に血管が縮んだり広がったりを繰り返し、血圧の変動が知らないうちに大きくなっていることがあります。それによって脳や心臓に大きな負担がかかります。特に今の時季に気をつけたいのがヒートショックです。入浴中の事故が多くなる傾向がありますので、家の中の室温はできればどの部屋も18度以上に保ち、各部屋の温度差をなくすようにすることがWHO(世界保健機構)からも推奨されています。また、入浴時の注意として熱すぎるお湯には入らない。10分以上は湯船に浸からない。入浴前にコップ1杯の水分を摂る。そして入浴中は家族が声掛けをするなどが大切です。特に高齢の方はお気をつけください。
 そしてインフルエンザと新型コロナウイルスの感染の広がりは全国的にまだ続いております。こちらもマスクの適切な着用、手洗い、消毒、定期的な部屋の換気など感染予防対策を引き続きしていくことが大切です。院内でも皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

令和7年1月17日(金):東山院長

 新しい年が明けたと思ったら1月はもう半ばになりました。小寒を過ぎて寒の内が続きますが、今のところこの冬は県内の雪も比較的少なく済んでいます。この後も除雪作業にわずらわされる日がなるべく少ないと良いですね。

 さて、この1月の呼び名は「睦月(むつき)」が代表的ですが、その他にも色んな呼び名があります。その中の1つ、「初春月(はつはるづき)」があります。今週の月曜日は青空が広がり冷たい北風も止み、日中はこの時季としてはとても穏やかな1日でした。陽気に誘われて宮崎地区へ出掛けてみました。鹿島樹叢(じゅそう)の山すその道を通ってみたところ冬桜を見かけました。細い枝に白く小さな花びらが幾重にも重なり、静かに咲いていました。周りの山肌には残雪がありましたが、柔らかな日差しを受けて咲く冬桜の花だけは、まるで春を先取りしているかのようでした。冬の最中、思いがけず穏やかな光景に出会い、まさに初春月を実感した1日になりました。

 でも、そんな冬の晴れ間はほんのひと時です。来週の月曜日、1月20日は「大寒」です。これからがまさに冬本番。県内でもインフルエンザが大変広がり始めています。一昨日には流行警報も発令されています。感染予防対策を続けて、この冬を乗り切るようにしたいものですね。

令和7年1月16日(木):東山院長

 今日は大変厳しい冷え込みです。そして雪の舞う朝を迎えております。

 雪にも色々あります。粉雪もあれば、みぞれ交じりの雪、そして時には白羽を振り落とすかのように激しく強く降る雪、今朝の雪はとても穏やかです。薄日の差す中、細かな粒がゆっくりと舞い落ちます。風もほとんどない中、ゆらゆらと不規則な軌道を描きながら落ちるでもなく、浮き上がるでもなく、まるで地に落ちるのをためらっているかのようで、そのゆったりとした動きの中、雪の粒の1つ1つが見てとれるほどです。

 厳しい冬の間、時に今朝のような雪を見かけることがあります。とかく、うとまれ役の雪ですが、このような雪であれば、いつまでも眺めていられそうで心がいやされる思いがいたします。でも油断はできませんよね。この冬も色々な表情を見せながら、この後時には私たちを困らせてくることもあるかもしれません。寒さの備えとともに感染症への対策も続け、体調管理にお気をつけください。

令和7年1月15日(水):魚住診療情報管理士

 県東部の週間天気予報によると、今週は雨や雪が降り、また寒さが厳しくなるようです。どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。

 さて、すでにご存知の方も多いと思いますが、先週1月7日に、アメリカの有力紙「ニューヨークタイムズ」が「2025年に行くべき52か所」を発表しました。30番目に選ばれた富山市は、能登半島の玄関口としての役割を果たし、復興の一環として観光客の誘致に取り組んでいるとしたうえで「人混みを避けながら文化的な感動とグルメを楽しめる街」と評価されました。嬉しいですね。改めて、富山の街や県内の観光スポットをのんびり散策してみてはいかがでしょうか。

令和7年1月14日(火):山崎副看護部長

 先週は今季一番の寒波が到来し、本当に寒い日が続きましたが、連休は寒さが和らぎ、過ごしやすい日が続きましたね。 
 1月13日は成人の日でした。2022年から成人年齢が18歳に引き下げられ、少し混乱する方もいらっしゃるかもしれませんが、全国で109万人の方が20歳の祝いの集いとして新成人の祝福を受けました。そして1月12日には朝日町でも101名の方が成人を迎えられました。この放送を聞いてくださっている方の中にも、お子さんやお孫さんが成人を迎えられたという方がいらっしゃるのではないでしょうか。本当におめでとうございます。

 成人を迎えられた方々は、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんに20年間大切に育ててくれたことへの感謝の気持ちを改めて感じたのではないかと思います。また、新しい人生の節目に夢や希望を抱き、これからの道を歩んでいく決意を新たにされたことでしょう。私自身も30数年前に成人の日を迎えました。当時は10年後に地元のこの病院で働いているとは想像もしていませんでしたが、今こうして地域医療に携わることができています。
 今年20歳を迎えた若者たちが地元に戻り、それぞれの分野で地域再生の力となってくれることを心から期待しています。また、この病院にも新たな仲間として加わり、一緒に地域医療を支えてくれる方が増えることを願っています。

令和7年1月10日(金):森木看護師

 今日は以前参加させていただいた口腔ケアについての研修のお話をさせていただこうと思います。私は摂食嚥下チームに所属しており、入院中の患者さんのお口の中がきれいになっているか確認しています。定期的に行っており、お口の中のトラブルを抱えた患者さんに対してどのようにしていくことが良いかチーム内で話し合っています。 
 研修の講師の方はベテランの歯科衛生士さんでした。「健診でよく小さな子どもの口の中を見ていたけれど、高齢者の方の口をきれいにすることは初めてだった」と話しておられました。その方の仕事の依頼で施設をあげて口腔ケアに力を入れ、スタッフの方も一生懸命に行うことで、その施設の利用者さんのお口の中はとてもきれいになったそうです。施設スタッフは口腔ケアの手技をマスターしたことにより、その施設ではかぜやインフルエンザといった病気になる方はおられなかったと話されていました。

 その時に感じたことですが、定期的に歯医者に通っている方は多くおられると思います。歯医者さんや歯科衛生士さんの指導のもと、歯ブラシを使ってしっかりと歯を磨いている方は多いと思います。歯ブラシでの磨き方や歯間ブラシやクロスの使い方を指導されることはあっても、舌について指導を受けたことはありませんでした。もともと舌ブラシも時々使用していたのですが、研修に参加させていただいた以降はさらに意識して行うようになりました。
 自分の体験ではありますが、体調の悪い時にふと舌を見ると白くなっていると思いました。口腔内の環境が良くないと様々な分野で別の疾患との関連性も言われてきています。この研修後は自分もですが、患者さんの舌を含めた口腔ケアをがんばって行こうと思います。
 健康のためにもお口について考えてみる機会をなればと思いお話させていただきました。

令和7年1月9日(木):東山院長

 昨日朝から降り始めた雪が断続的に今朝も続いています。そして強い冷え込みとなり、寒中らしいこの冬一番の本格的な厳しい天候となりました。この雪と寒さ、明日いっぱいまで続くようですので、車の運転や歩行時には事故やケガのないようお気をつけください。できるだけ外出を避けるのが良いかもしれませんね。 
 さて、お正月といえば初詣ですが、私も毎年、宮崎地区の鹿嶋神社にお参りをしています。この初詣ですが、これに付きものなのがお賽銭(さいせん)です。ところがこのお賽銭、今ではスマートフォン決済を利用して神社やお寺に送金できるようになったとの記事を先日、新聞で見かけました。東京や京都など有名な神社仏閣では人手の混雑を緩和し、キャッシュレス化によって参拝者や寺社の手間を省く効果があるとのことでした。この分でいくとお賽銭のスマホ決済が進めば、次はポイントがたまりご利益も多くなっていくのでしょうか。投げ込んだ硬貨が賽銭箱の中をコロコロと音を立てながら落ちる音を聞いた後、柏手を打ち、頭をゆっくりと垂れる。静かな境内で落ちついてお参りができること自体が本来幸せなのかもしれませんね。皆様の初詣、いかがでしたでしょうか。

 それでは今日も寒い中ですが、暖かくしてお過ごしください。

令和7年1月8日(水):秋山認知症看護認定看護師

 本日は認知症が中度の段階でのコミュニケーションについてお話しします。中度の段階では言語的なコミュニケーションは可能ですが、流ちょうに話すことが難しくなります。物事を説明したり、相手に合わせたりする表現が苦手になります。そのため本人もうまく伝えられないもどかしさを感じています。 
 認知症が中度の段階の方に対しては、周囲の騒音がない環境であれば短い言葉を理解することはできます。相手の意図することを汲み取って確認してみることや、こちらからジェスチャーや表情を交えたコミュニケーションが重要になります。

 本人の今までの生活習慣、仕事、性格の影響もあります。それらの背景を意識したコミュニケーションをすることで、本人が理解できない部分があっても安心して関われることができます。また認知症の人に関わらず、相手の返事を待つことも必要です。この寒い時季こそ温かい関わりができればいいですね。

令和7年1月7日(火):東山院長

 新しい年が明け1週間もすると、そろそろ正月気分が抜けるかと思います。お正月にお雑煮やごちそうをたくさん食べ、ズボンのウエストが少しきつくなった方もいらっしゃるかもしれません。また今年は長い年末年始の休暇でしたので、普段の生活リズムが乱れて何となく体調がすっきりしない、などということはないでしょうか。睡眠不足や偏った食事、お酒の飲み過ぎなどは体力、免疫力の低下につながることがありますので、注意が必要です。折しも年末から年始にかけてインフルエンザや新型コロナの感染拡大の傾向が続いてきています。また、冬場はノロウイルスなどの食中毒も発生しやすくなる頃です。ウイルスや細菌感染の機会が多くなる時季ですので、感染予防としてまずは免疫力を落とさないよう気をつけたいところです。 
 そして一昨日は暦の上では寒の入りを迎えています。これからが1年で1番寒さが厳しい時季に入ってきました。入浴中のヒートショックも起きることがありますので、家庭内では極端な寒暖の差ができないよう心掛けたいものです。寒さで体調を崩すことのないよう暖かくしてお過ごしください。

 今日もこの後、夜から明日以降にかけて雪の予報が出されています。十分お気をつけください。

令和7年1月6日(月):東山院長

 新年明けましておめでとうございます。各ご家庭では穏やかにお正月をお迎えになられたことと思います。昨年1月1日のあの地震から1年が経ちました。今年は今のところ降り積もる雪も少なく、比較的過ごしやすい年明けとなりました。

 さて、年末年始の長い9連休となっていましたが当院では年末の12月30日と年明け1月3日の午前中に通常の外来診療を行いましたところ、大変多くの方が来院されました。また、救急搬送された方もたくさんいらっしゃいました。そして救急外来へもこの連休中、連日インフルエンザや新型コロナの感染を含めて例年にないほどの多くの方が受診されていました。この9日間で242名の方が当院の救急外来を利用されていらっしゃいます。 
 そして昨日、1月5日は二十四節気の寒の入り「小寒」でした。いよいよ冬の冷え込みが本格化し、また、お正月の人の流れも多くなるにつれ、今後感染症が広がりをますますみせてくると思われます。より一層の感染予防対策をお続けください。

 当院は現在の新病院となって今年20年を迎えます。これからも皆様の健康な生活を支えるためにも医療と介護を提供し、住民の方々の幸せと地域の発展に寄与してまいります。今年もよろしくお願い申しあげます。

令和6年12月27日(金):東山院長

 クリスマスが過ぎて、この後はお正月の準備に向け何かと気忙しくなっているご家庭も多いかもしれません。昨日まではこの時季として比較的、気温の高目の日が続いていましたが、一転して今日は午後から気温が下がり、この後、雪交じりになってきそうです。そして明日、あさってにかけては雪が続きますので、どうぞ体調の管理にお気をつけください。

 さて、今年の当院の通常の外来診療は本日で終了となります。明日12月28日(土)から新年1月5日(日)までは9連休となります。大変長い休みに入りますが、この間、体調が悪い時やケガなどの際には通常通りに当院の救急外来を利用していただけます。また、今回は特別の対応として当院の常勤医の診療科では午前中の通常診療を2日間設けます。12月30日(月)の午前中は各科と循環器内科で通常通りに、そして1月3日(金)の午前中は内科、外科、胃腸科、整形外科の各科で外来診療を行います。詳しい内容は院内の掲示板やホームページの案内をご覧ください。安心して年末年始を過ごしていただけますよう年末年始の連休中も対応してまいります。 
 今年1年も「かかりつけ医」として地域の皆様の生活に寄り添える病院になるべく努力してまいりました。中核病院としてこれからも地域へ貢献できるよう来年も職員一同、力を合わせて努力を続けてまいります。今年1年どうもありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。それでは皆様、良いお年をお迎えください。

令和6年12月26日(木):野口事務部長

 冷たい雨の降る朝を迎えました。日中の最高気温は10度の予報で、雪は降らないようですが、明日から寒気の入り込みにより雪の予報も出ています。これからお正月の準備など何かと気忙しい時季となりますが、雪にも注意が必要となりそうです。

 さて、今年も今日を含め6日となりました。今年1年を振り返ると、やはり1月1日に発生した能登半島地震です。元旦の16時10分に能登半島を震源とする地震が発生し、朝日町でも震度5弱を観測しました。当日、元旦の地震発生時刻、私は高速道路を運転中でもあり、大きな振れは感じられませんでしたが、携帯電話からの地震発生を告げる警告音や道路標識が大きく振れている風景を目にしました。あれからもう1年近く経つのかという思いと、また、地震が発生するのではという不安が交錯します。 
 昨日の新聞に、大災害への備えに関する県民アンケートの結果が公表されていました。少しご紹介すると、回答者の30%が備蓄用の食料を準備していないと回答。次いで3日から6日分が29%、2日分が21%との結果でした。ただ、20歳未満では40%が食料の準備をしていないとの回答でした。
 これからの年末年始は帰省する家族の方も多いと思われます。この機会に地震や津波、土砂災害など、それぞれの災害に応じた自主避難所や指定避難所の確認など町から配布された防災ハンドブックや津波ハザードマップに改めて目を通して、いざという時に備えたいものです。

令和6年12月25日(水):東山院長

 冬至が過ぎたと言っても夜明けはまだまだ遅くなっています。今朝、出勤するときに見ますと東の空が薄っすらと紅色に染まり、きれいな朝焼けが広がっていました。

 今日はクリスマスです。おいしいケーキやごちそう、そしてプレゼントなどでご家庭でもにぎわうところが多いかもしれませんね。今のところまとまった雪はありませんので、今年はホワイトクリスマスとはいかないようです。今日の日中は日が差し、気温もこれまでよりは上昇し、この時季としては比較的落ち着いた日になりそうです。そして、あさって金曜日から日曜日にかけては再び寒気が入り込み、冷たい雪の日の予報が出ています。体調の管理に十分注意していただくとともに、外出の際の車の運転や歩行時の転倒などにもくれぐれもお気をつけください。

 一方ではこのところ寒さが本格的になり、インフルエンザと新型コロナの感染も広がりを見せ始めています。当院の発熱外来でも感染された方の数がこのところ増えている傾向が見られます。年末年始にかけて人の集まりや移動が多くなる時季ですので、十分な感染予防対策をなさってください。ワクチンの接種、手洗い、消毒、場面に応じた適切なマスクの着用、そして部屋の換気などの対策をしてこの冬を乗り越えて行きましょう。病院内でもご協力をお願い申し上げます。

令和6年12月24日(火):魚住診療情報管理士

 凍てつくような寒い日が続いています。クリスマスを過ぎる頃には一時的に寒さが和らぐようですが、年末年始はまた寒くなるそうです。暖かくして体調を整えて、健やかに新しい年を迎えたいですね。

 さて、先日から、あさひまちバスのLoCoPi(ロコピ)・マイナンバーカードによる支払いシステムが再スタートしました。ご利用の際は、予めマイナンバーカードにLoCoPiの利用登録が必要です。朝日町以外にお住まいの方もご登録いただけます。紙の回数券の購入と同じ要領で、まちバスチケットをマイナンバーカードにチャージして使います。当院の中央受付においても購入できますので、ぜひお気軽にお声がけください。

 現在、病院の受診にマイナンバーカードが1枚あれば、あさひまちバス・ノッカル・タクシーの交通チケットとして、ポイントカードとして、保険証と限度額適用認定証の資格確認としてご利用いただけます。更にコインの現金チャージがあれば、町の提携するお店で買い物もできます。今後、全国の病院で電子処方箋の運用も始まります。ますます便利に身近になっていくDX。多くの方に興味をもってご利用いただけたら幸いです。

令和6年12月23日(月):平木医事課係長

 今日はマイナンバーカードでの保険証確認についてお知らせいたします。

 マイナンバーカードと健康保険証が一体化され、今月2日より新たに紙の保険証が交付されなくなり、マイナンバーカードによる保険証確認が本格的に始まりました。当院におけるマイナンバーカードによる保険証確認件数ですが、今年4月は1日あたり12.4人でありましたが、徐々に増え始め10月は29.1人、11月は42.7人、今月12月は20日までですが84.2人となっております。お手元にある保険証は記載されている有効期限または最長1年間有効であり、これまでどおり提示による確認もできますが、マイナンバーカードをお持ちの方は有効期限以降、マイナンバーカードでの保険証確認をしなければならなくなりますので、マイナンバーカードでの保険証確認に慣れていただくため、今後の保険証確認についてはマイナンバーカードによる保険証確認にご協力をお願いいたします。

 当院では認証機を中央受付窓口に2台、正面入口入って右側に2台設置しております。初めて使用される場合は、係の者が使い方をお伝えしますので中央受付へお越しください。すでに何度も使用して使い方に慣れておられ方は、受付の待ち時間の軽減にもなりますので、正面入口横の認証機もご利用ください。

 なお、マイナンバーカードをお持ちでない方については後日、資格確認書がご加入の保険者より交付されます。お手元にある保険証は最長1年間使用可能ですが、1年後またはその前に有効期限が来る際に保険者より資格確認書が交付され、それを医療機関に提示し受診いただくことになりますので、よろしくお願いいたします。

令和6年12月20日(金):東山院長

 今朝は久しぶりにすっきりとした青空が広がっています。その分とても冷え込んでいますが、降り注ぐ日の光が心地よく感じられます。暦は日々進んでいきます。明日12月21日は二十四節気の「冬至」です。1年で最も昼間の短い日となります。でも冬至を過ぎると今度は少しずつ日中の時間が伸びてきますので、春に向けて少し前向きになれそうな気がいたします。 

 そして冬至と言えば柚子湯が定番です。冬至に柚子風呂に入る風習は、江戸時代に銭湯ができたことで始まったと言われているそうです。浴槽に浮かべた柚子がぷかぷかと浮かぶのを眺め、時にはそれを手に取りながら入るお風呂は普段と少し違ってリラックスできる気がいたします。また、柚子湯のさわやかな香りが気持ちを落ち着かせてくれ、柚子に含まれる成分で美肌効果もあるそうです。いいことずくめでついつい長湯をしてしまいそうですが、この時季、入浴中のヒートショックにはくれぐれもご注意ください。過度に全身の血管が広がり、脳への血流が低下してしまうと、時には意識がなくなり、思いがけない事故につながることもあります。入浴中の対応としては熱すぎるお湯には入らない。湯船には10分以上浸からないようにする。そして入浴前に水分を補給するなどが大事です。また、高齢の方では入浴中では家族が声をかけるようにしたいものです。寒い冬の夜、柚子湯で楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

令和6年12月19日(水):東山院長

 昨日は昼頃から雨がみぞれ交じりとなり、やがて雪に変わりました。病院の周囲の家の屋根や自動車は薄っすらと白く染まり、街並みは冬本番の景色となりました。今日も大変寒さが厳しいようです。東京でも初雪が降っているそうです。通院の際には暖かい服装をして、滑りやすい足元に十分ご注意ください。 

 さて、雪が降り始めますと、いよいよクリスマスの雰囲気が盛り上がってきます。この時季はクリスマスの飾りやイルミネーションが街のあちらこちらで華やかさを演出してくれます。当院でも外来や病棟、リハビリセンターなどにクリスマスツリーを施しております。その中でも正面玄関入口では、一番大きなツリーが点灯する電飾とともに来院の方々をお出迎えしております。そしてそのそばには、色紙の切り絵を貼ってできた手作りのクリスマスツリーもあります。これは入院療養中の皆さんが入院生活を前向きに過ごせるよう、そしてリハビリも兼ねて作成されたもので、とても温かみのある一味違った楽しみ方のできるクリスマスツリーです。ぜひ、ご覧いただければと思います。何かと暗いニュースの多いこの頃ですが、楽しいクリスマスを迎えればいいですね。


令和6年12月18日(水):東山院長

 早いもので今年も今日を含めて残り2週間になりました。ニュースを見ますと羽子板やダルマなどお正月用の縁起物の作製や販売の話題も取り上げられるようになっています。また、年賀ハガキの受付も始まり、新年に向けての準備で何かと気忙しい時季になりました。そんな中、当院へ定期的に通院されている皆さんとは診療が終わった後は「良いお年をお迎えください」とあいさつを交わすことが、このところ日課になってきています。 
 そして今朝は年末に向けてお知らせがございます。年末12月28日(土)から新年1月5日(日)までは9連休となります。大変長い休みに入りますので、この間の体調が悪い時やケガなどの際には、通常どおりに当院の救急外来を利用していただけます。また、今回は特別の対応として当院の常勤医師の診療科で午前中の通常診療を2日間行います。12月30日(月)の午前中は各科で通常どおりに、そして1月3日(金)の午前中は内科、外科、胃腸科、整形外科の診療科で外来診療を行います。詳しい内容は院内の掲示板やホームページの案内をご覧ください。安心して年末年始を過ごしていただけますよう連休中も対応してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 今日も大変寒い1日になりますので、暖かくしてお過ごしください。

令和6年12月17日(火):米沢看護師

 私のリフレッシュ方法の1つが旅行なのですが、先週は友人と東京に行ってきました。さくらももこ展を訪れ、たくさんの自筆の原稿や原画を見て小さい頃から慣れ親しんだ「ちびまる子ちゃん」のクスッとしてしまうストリーやかわいいイラストに癒されました。
 また、ディズニーランドではクリスマスの雰囲気を満喫することができました。しかし急に冷え込むこの季節に歩き回った結果、体調を崩してしまい体力不足を痛感しました。朝も寒くて布団からなかなか出られない日々ですが、運動不足解消のために以前、母と一緒にやっていたラジオ体操から始めてみようと思います。

令和6年12月16日(月):東山院長

 12月も半ばに入り、初雪が降り始めた後は底冷えのする師走らしい寒い日が続きます。テレビやラジオそして街中ではクリスマスソングが流れ、少しずつ年末の気配が濃くなってきました。そんな中、寒い冬に咲くスイセンが清楚な立ち姿で上品な香りを漂わせて存在感を表しています。
 さて毎週、週初めにお知らせをしております県内のインフルエンザと新型コロナの感染状況です。先週1週間の動きを見ますと、インフルエンザは2週連続で増加しており、流行期に入っています。特に15歳未満で大幅に増加し、学校での集団発生も見られています。一方で新型コロナもこのところ緩やかながらも4週連続で増加傾向が見られています。昨シーズンは1月にかけて急激に増加をしていました。これから寒さがさらに厳しくなる中、引き続き注意が必要です。冬の感染対策には手洗い、消毒、場面に応じた適切なマスクの着用、そしてこまめな部屋の換気が基本となります。院内でも引き続き、感染対策への皆様のご協力をお願い申し上げます。 
 今日も日中は気温が低く、冷たい雨の1日になりそうです。どうぞ暖かくしてお過ごしください。

令和6年12月13日(金):山野井看護師

 私の楽しみは本を読むことで、休みの日には図書館に出かけて行って面白そうな本を探しています。さらに好きが高じて絵本の読み聞かせボランティアに参加したりもしています。絵本はほとんどが絵であり、簡単な言葉、短い文書で書かれているため小さな子供向けのものと思われる方もいるかもしれません。しかしその分、大切なことがぎゅっと詰まっていると私は思っています。すてきな絵にもいやされますし、想像を膨らませて大人も楽しむことができます。
 先日、上市町の西田美術館で開催されている「やなせたかしの絵本展」に行ってきました。“やなせたかし”さんと言えばアンパンマンがとても有名ですが、他にもすてきな作品がたくさんあります。やなせさんは「子どもだからと言ってレベルを下げて描くことはしない」という信念のもと、創作活動を続けられたそうです。対象が小さな子どもでも一人の人間として見ていたということで、それがすてきな作品になっていったのだなと思いました。
 この考え方は看護にも通じていると感じます。私が対象にしているのは高齢な方が多く、認知症で話がかみ合わない方や自分で意思表示できないほど衰弱した方もいます。それでも相手が何もわからない人ではなく、一人ひとり大切にされるべき人間であるということを忘れずに真摯に向き合っていかなければならないと改めて考えました。

令和6年12月12日(木):東山院長

 12月も瞬く間に過ぎ、今年も残すところ今日を含めて20日となりました。この時季は1年を振り返り、テレビやニュースでもよく今年の10大ニュースの話題を見かけます。
 今日、12月12日は語呂合わせがよく色々な記念の日に指定されているようですが、その中の1つに「漢字の日」があります。12という字が1と2で「いい じ」と呼べることに由来とか。そしてこれに併せて世相を表す今年の漢字の一文字が発表されます。京都清水寺で2、3畳分はあろうかと思われる巨大な書道半紙にこれまた大きな筆を用いて、見事な達筆で漢字一文字で発表されます。毎年のニュースですっかり馴染の行事ですが、今年で30回目になるそうです。果たして今年の一文字は何でしょうか。今日午後に発表されるそうです。

 世相を表す字のほかにも今年の自分自身やご家族や友人の間などでも漢字で一年を振り返ってみるのも面白いかもしれませんね。でも一人ひとりそれぞれに1年の思い、色々とあり過ぎてなかなか一文字では表すことは難しいのかもしれません。
 さて、今日は大変冷え込みが強く、日中もほとんど気温が上がらず、この冬一番の寒さになりそうです。雪も交じるかもしれません。どうぞ暖かくしてお過ごしください。

令和6年12月11日(水):秋山認知症看護認定看護師

 寒い日が続き、皆様暖かく過ごされていますでしょうか。
 本日は認知症が軽度の段階でのコミュニケーションについてお話しします。軽度の段階では話し言葉は流ちょうで、理解力の低下もあまり進んでいません。しかし、記憶力の低下があるため同じ話を繰り返ししたり、思い違いで辻つまの合わない会話になってしまったりすることがあります。また、情報を整理するのに時間がかかるため、返答に時間がかかることがあります。ほかに自分が言いたいことを思い出すことが困難になり、「あれ」「それ」などの言葉が増えていきます。
 認知症が軽度の段階でのコミュニケーションは、静かで緊張しない雰囲気を作ることがまず大切です。もし会話中に話題からそれてしまったときには、さりげなく軌道修正して、相手が伝えたいことをこちらから助け舟をだすとよいでしょう。相手の返事を少し待つことも必要です。文字で書いた言葉の理解は可能ですので、周囲の人たちに見守りとメモを活用するなど工夫していきましょう。

令和6年12月10日(火):東山院長

 先週土曜日、12月7日は二十四節気の「大雪」でした。本格的な冬となり、山々は雪に覆われ、平地にも雪が降り積もる頃とされています。折しも先週の土日は寒気が入り込み大変寒くなりました。すぐ近くの山も白くなり、県内でも初雪が見られたとの発表もありました。そして今週末からはさらに寒気が強さを増し、いよいよ本格的な雪になりそうな気配になってきました。
 さて、そんな中ですが、新型コロナとインフルエンザの感染状況です。先週のデータによりますと、新型コロナは寒さが厳しくなった北海道や東北を中心にして全国的に感染者数の増加傾向が見られ始めています。また、インフルエンザも前の週に比べて2倍に増加しています。県内でもすでに流行期に入っていますが、特に福岡県では注意報の基準を超えるほどに増えている状況があります。コロナもインフルエンザもまずは感染の予防が大切です。体の免疫力を落とさないように体調管理に気をつけ、マスクの着用、手洗い、消毒そしてこまめな部屋の換気を行うなど対応をこの冬も続けていきましょう。
今朝は大変まぶしい青空が広がっています。昨日に比べて寒気が緩み、寒さも多少和らぐようですが、どうぞ暖かくしてお過ごしください。

令和6年12月9日(月):松原介護福祉士

 私はお風呂巡りが好きで休日にはよく日帰りで温泉に入りにいきます。10月はまだ暑い日が続いていたので、あまり行かなかったのですが、11月に入ると寒い日が増えてきたため、また通うようになりました。
 話は変わりますが、12月6日に歌手で女優の中山美穂さんがお亡くなりになりました。死因は入浴中の不慮の事故でヒートショックだともいわれています。暖かい部屋から温度の低い脱衣所や浴室内に入ることで血圧が上がり、その後、温かいお湯に入ることで血圧が低下します。この急激な血圧の上がり下がりが失神を起こす原因の1つと考えられます。高齢者がよくなるものと思っていましたが、若い人でも要注意だと思いました。皆さんも入浴の際はお気をつけください。

令和6年12月6日(金):野口事務部長

 冷たい雨の降る朝を迎えました。天気予報では今日は終日、雨が降る1日となりそうです。

 昨日、新潟地方気象台は、来週12月11日(水)頃から北陸地方は強い冬型の気圧配置となり、降雪量が多くなる可能性があると、大雪に関する早期天気情報を発表しました。雪への備えを万全にしたいものです。

 さて、これまでも定期的にお知らせをしていますが、県内の各自治体では12月議会が開催されており、朝日町でも昨日、12月5日から開会しています。来週の12月12日木曜日の午前9時からは町政に関する代表質問、12月13日金曜日の午前10時からは一般質問が行われます。

 議会では、町民の皆さんの生活に密着した重要な問題が審議されています。議会の活動や町政の方針などを知るためにも議会を傍聴してみてはいかがでしょうか。議場は役場4階にあり、原則どなたでも傍聴ができます。役場の議場まで足が向かない、時間がないという方のために、ケーブルテレビやユーチューブライブを利用した生中継も行っています。併せてユーチュブで配信した映像の録画配信もしており、町のホームページからも見ることができます。参考までに町の議会は3月、6月、9月、12月と年4回、定期的に開かれております。この議会において病院に関する質問がある際には、私も答弁をしており、いつも以上に身が引き締まり緊張する場面でもあります。

令和6年12月5日(木):東山院長

 今月の12月21日は冬至です。日中の時間が1年で最も短い日ですが、実際の日の入りが最も早いのは、ちょうど今頃になります。そういえば夕方はすぐに暗くなってしまいます。そして日の出の時刻は冬至を過ぎてもまだまだ遅くなり、1月上旬頃が最も夜明けが遅くなるそうです。今朝も朝7時近くになってもまだ暗く、道行く車は煌々(こうこう)とライトを照らし走っていました。早朝のお出かけの際はお気をつけください。

 一方でそろそろ冬型の気圧配置になってきます。寒気の入り込みが徐々に本格化する頃でもあります。予報によりますと今週末、土曜日から日曜日にかけては平地でも雪が降るかもしれないとのことです。平年の県内の初雪は12月3日だそうですが、今年はすでに遅れています。ちなみに昨年の初雪は12月17日でしたので、今年は去年よりは早まるかもしれません。
 これから厳しい寒さと雪の季節は生活の中でも色々なストレスや危険が潜んでいます。雪道での交通事故や転倒、除雪作業中の事故も見られるようになり、インフルエンザや新型コロナなどの感染症の流行拡大、さらには入浴中のヒートショックによる事故なども増える時期です。対応としてはバランスの良い食事と十分な睡眠を基本としてできるだけ無理をせず、寒暖の差が大きくならない環境で過ごすことが理想的です。これからの冬に向け、どうぞ暖かくしてお過ごしください。

令和6年12月4日(水):東山院長

 当院では病気や障害があっても住み慣れた自宅での生活が続けられるよう様々な取組みを行っております。在宅で療養中の方で身体的理由や家庭環境の都合で通院が困難な場合には、医師と看護師が計画的に自宅などを訪問し診療を行う訪問診療を続けております。コロナ禍以降もその需要は増えており、年間延べ800名の方にご利用していただいております。また、自宅での日常生活での身体機能の低下防止や改善を目的として要介護のご自宅に当院リハビリスタッフがお伺いし、リハビリを行う訪問リハビリも行っております。こちらは年間延べ1,000人以上の方にご利用いただいております。

 昨日、私は先月当院を退院された方のご自宅へ訪問診療に伺いました。入院中は食事が進まず体もやせて、なかなかリハビリが思うように進まない患者さんでした。そんな中、ご本人の帰宅したいとの強い思いに沿って退院して、在宅への療養を始めました。ことによると退院後、1週間もしないうちに再入院となるかもしれないとの心配もありました。ところが昨日、お宅へ伺ってみたところ入院中とは違って明るい笑顔で迎えてくださいました。聞けば入院中より食欲が進み体重も少し増え、介護を受けながらも自宅での生活ができているとのこと。やはりご家族と一緒に住み慣れた自宅で暮らすことが何よりの支えになり、幸せであると改めて感じた1日でした。
 誰もがその人らしく住み慣れた環境で暮らし続けていけるよう当院でもスタッフは在宅でのご協力をいたしております。

令和6年12月3日(火):東山院長

 昨日は終日晴れて穏やかな天候でしたが、今朝は一転して雲が広がり気温も昨日に比べて低くなり、この時季らしい天候に戻るようです。病院から見える山を見ますと、ずっと遠くにあった雪が徐々に近づき、すぐ近くの山肌の頂にも積もり始めているのが、見えるようになってきました。そして来週以降は本格的な寒気も入り込み、いよいよ平地でも雪になるかもしれません。 

 そんな中、晩秋から初冬にかけてのこの時季に、小雨の中でよりいっそう紅葉の美しさを際立たせているのが、イチョウとカエデです。両者とも枝の先に行くほどに鮮やかな黄色や紅色を濃くし、色のグラデーションを見せてくれます。特にカエデは枝の根元から先に行くにつれ、大きな扇を広げたように小さな葉が並び見事な色の移り変わりを表現し、まるで錦の色が扇をつたって流れ落ちるようにも見えます。 
 また、先日私は街中でアジサイが咲いているのを見かけました。最初は半信半疑でしたが、よくよく見てもやはりアジサイでした。緑色鮮やかな葉を背にして紫やピンク、白を交えた小さな花手まりが一房だけありました。インターネットで検索してみると、品種改良され秋に咲くアジサイもあるそうですし、また本来の時期を外れて咲く「返り花」や「忘れ花」と呼ばれる現象もあるとのことでした。真相はともかく紅葉見物にまぎれてアジサイも見ることができ、季節感が少し狂ったような、そして得したような不思議な思いがいたしました。

 今日はこの後、雨交じりの空模様になりそうです。通院の際は足元にお気をつけください。

令和6年12月2日(月):東山院長

 早いもので今年の月別カレンダーも残り1枚になりました。12月の声を聞くと、何となく気忙しさを感じます。来年に向けての準備がそろそろ始まる頃です。私は来年の新しい手帳を購入しました。この時期、12月から1月の予定を書き込む際に今の手帳にするか、新しい手帳にするか迷うことがあります。結局、忘れないようにするため両方に書き込むことになってしまいます。 

 さて、この12月は仏事で僧侶が走り回るほど忙しくなることから師走と呼ばれますが、ほかにも12月には色んな呼び名があります。早咲きの梅が咲くことから梅初月(うめはつづき)、新春の1月を待つ月であることから春待月(はるまちづき)などとも呼ばれています。 
 まだ冬は始まったばかりですが、この12月の別名はやがて必ず来る春に向けての希望と期待を込めた粋な名前です。梅初月や春待月で呼べば、不思議と寒い冬も元気に過ごせるような気がしてきます。

 今日はこの後、晴れて比較的穏やかで過ごしやすい1日になりそうです。この時季、貴重な晴れ間を心地よくお過ごしください。

令和6年11月29日(金):医事課水島主事

 本日はマイナンバーカードを使った保険証確認についてお知らせいたします。 

 ご存じの方も多いかと思いますが、12月2日以降は紙の保険証が交付されなくなり、マイナンバーカードをお持ちの方はマイナンバーカードによる保険証確認を行っていただくことになります。すでに利用された方もいらっしゃるかもしれませんが、当院は先週からマイナンバーカード認証の機械を中央受付と救急外来に増設し、今まで以上に利用しやすい環境を整備しております。操作手順は画面に表示されますが、操作に不安のある方や上手くいかない方は中央受付にて職員が手順をお伝えしますので、初めての方も安心してご利用ください。 

 なお、マイナンバーカードをお持ちでない方については資格確認書がご加入の保険者より交付されます。12月以降、お手元にある有効な保険証は最長1年間使用可能ですが、1年後またはその前に有効期限が来る際に保険者より資格確認書が交付される予定ですので、届きましたら受付にて資格確認書の提示をお願いします。

令和6年11月28日(木):東山院長

 早いもので11月も今日を含めて残り3日となりました。師走がすぐそこまでやって来ている中、世の中は足早に年末年始に向けて動き出しているようです。私も先日、年賀状を買って準備を始めました。街中にはすでにクリスマスソングが流れ始め、クリスマスツリーも見られています。また、紅白歌合戦の話題や今年の流行語大賞、10大ニュースなどもそろそろ聞こえ始めてきている頃です。

 そんな季節が変わる中、県内の感染症の発生動向にも変化が見られています。いくつかご紹介しますと、この夏に流行していた手足口病はかなり減少し、落ち着き始めています。一方でマイコプラズマ肺炎の感染者数は、まだ高止まりの状況にあります。そして毎年冬に多くなる感染性胃腸炎は例年のように徐々に増加傾向を見せ始めています。一方、新型コロナとインフルエンザについては今のところ大きな動きはありませんが、昨年も年末から急激に増え始めていましたので、これから注意が必要です。詳しい内容は富山県のホームページをご覧いただければと思います。最後にこれらの感染症への対策の基本はこまめな手洗いと手指消毒、人の多く集まる場所での適切なマスクの着用やせきエチケットなどです。院内でも引き続き皆様のご協力をお願いいたします。
 今日はこの後、終日冷たい雨が続く模様です。暖かくして通院の際の足元にはお気をつけください。

令和6年11月27日(水):東山院長

 昨日の夜10時47分頃に地震がありました。朝日町は発表によりますと震度3のようですが、数十秒にわたり強い横揺れを感じました。今年1月1日のあの大きな地震の記憶が脳裏に浮かび、不安を感じられた方もいらっしゃったと思います。その後も小さな余震が今朝まで続いているようです。今後、1週間程度は大きな揺れが起こる可能性がありますので注意が必要です。

 皆様のお体やご自宅などでは被害はなかったでしょうか。当院においては入院中の皆様や職員に地震による体調不良やケガなどは今のところ見られていません。夜間の救急外来へも負傷された方の受診はありませんでした。また、電気、ガス、水道などのインフラや医療機器にも今のところ影響は確認されていません。外来、入院とも今日も普段どおりの診療を続けてまいりますので、ご安心ください。
 今日は終日、曇り空で夕方からは雨足が強くなる予報が出されています。足元に気をつけ体調管理にお気をつけください。

令和6年11月26日(火):東山院長

 先日の土日は冬型の気圧配置で寒い日が続きましたが、昨日は一転して晴れ間が広がり、過ごしやすい小春日和の1日でした。今朝も昨日の晴れ間が残っていますが、この後、午後からは天候は下り坂のようです。そして週間予報を見ますと、あさって以降はしばらくの間、冷たい雨の日が続きそうです。これからの時季は、たまにやってくる晴れ間はとても貴重になります。洗濯や掃除、車のタイヤ交換、庭木の雪囲いなどに忙しくされる方もいらっしゃるかもしれません。

 私は休日の晴れ間をみては、ジョギングや散歩を楽しむことがあります。先日の日曜日の午後も宮崎地区へ足を運んでみました。でも少し不安もありました。折しもクマの目撃情報が相次ぎ、役場の広報車が外出の注意喚起を促している最中でした。たまにサルの群れや時にはまれにシカを見ることは今までもありましたが、さすがにクマとなると勝手が違います。いつもよりキョロキョロと四方に目を配りながらのジョギングとなりました。幸いにも無事に帰ることができました。そして大屋にある老人福祉センターの前を通ったところで、当院の外来へ定期通院されている方に出会いました。聞けば温かいお風呂に入り、お知り合いとゆっくり話をして帰るところとか。湯上りの満足そうなその方の表情を見て、こちらも何だか心が温まった思いでした。クマではなく、すてきな笑顔に出会えた日曜の午後でした。

令和6年11月25日(月):白又看護師長

 本日は「医療安全推進週間」についてお話しさせていただきます。

 厚生労働省では「患者の安全を守る」ことを中心とした医療安全対策を推進するため、11月25日を含む1週間を医療安全推進週間と定めています。私たち医療スタッフが皆様に安全で安心な医療を提供できるよう、いっそう努力を重ねることを目的とした期間です。この1週間をきっかけに私たち自身の取り組みを見直すだけでなく、皆様にも医療の安全について関心を持っていただければと思っています。

 医療安全を守るためには、皆様のご協力も欠かせません。例えば、診療や治療の際に「この薬で合っていますか?」や「これから何をするのですか?」といった質問をしていただくことが、安全性を高める一歩につながります。また、いつもと違う症状や気になる点があれば遠慮なくお声掛けください。その一言が私たち医療スタッフにとって非常に重要な情報となります。また、医療の現場では「聞き間違い」や「思い違い」が時に問題を引き起こすことがあります。そのため私たちは名前の確認作業を何度も繰り返しますが、これは皆様の安全を守るための大切な取り組みです。どうかご理解いただき、引き続きご協力をお願いします。

 当院ではこの1週間、各部署での医療安全への取り組み、心掛けていることを発表してもらい正面玄関に掲示してあります。診察の待ち時間や受診が終わった後など気軽にお立ち寄りください。この医療安全推進週間をきっかけに、さらに信頼される医療を目指してまいります。

令和6年11月22日(金):東山院長

 今日は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」です。この小さな雪、小雪は冬の始まりにあたります。山々の色づいていた紅葉が散って積もり、変わって山では雪が降り、白くなり始める頃とされています。まさに今週に入ってからは季節が進み、朝晩は冷え込みが強くなってきています。厚手のコートや手袋、マフラーを身に着ける方の姿も多く見かけるようになりました。これからは日ごとに寒さが募りますので、体調管理にお気をつけください。

 そしてこれから寒くなる中で、気をつけたいのが新型コロナやインフルエンザなどの感染症です。新型コロナウイルスの感染者数は8月以降、11週連続で前の週に比べて減少していましたが、ここに来て先週、11月11日から17日までの1週間では12週ぶりに増加に転じています。昨シーズンも年末から年明けの1月、2月にかけて増加していましたので、今年もこれからは注意が必要です。そしてインフルエンザについても全国ではそろそろ流行の兆しが見え始めており、学校では学級閉鎖や学年閉鎖、あるいは学校閉鎖となっているところも出始めているようです。新型コロナ、そしてインフルエンザとも感染の予防が大切ですが、その中でもワクチン接種は有効な対策の1つです。特に重症化の予防効果があることがわかっています。当院でもワクチン接種を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

 今日はこの後、終日雨模様が続くようです。車の運転や歩行時の足元には十分お気をつけください。

令和6年11月21日(木):山本介護福祉士

 今日は私の日常の一部について語らせていただきます。

 私の生活は介護の仕事と3人の息子を育てることに捧げられています。男の子3人というのは体力も精神力もいります。日々のけんかは激しく、時には家の中が戦場のようになります。

 そんな彼らは全員、小学生の低学年から野球をやっています。週末は弁当作りから始まり、遠征や試合の送迎、スコアブックの記入やアナウンス、さらには泥だらけのユニフォームの洗濯まで、まるでチームのサポーター兼マネージャーのようです。自分の時間なんてほぼゼロに等しいのですが、そんな忙しさも彼らの野球の試合で一瞬にして消えます。試合の日、スタンドから息子たちのプレーを見ると、勝ったときの喜びや仲間とのきずなに感動し、自分の趣味が野球観戦になっていることに気づくのです。夜勤明けでスコアブックを手に息子が打ったホームランやピッチングを見た瞬間、疲れも一瞬で吹き飛びます。

 男の子3人の子育てと介護の仕事、どちらも決して楽なものではありませんが、両方を通じて得られる経験や学びは私自身を成長させてくれています。子どもたちとともに家族のきずなを深めながら、介護の現場でも人とのつながりを大切にしていきたいと思っています。

令和6年11月20日(水):魚住診療情報管理士

 ここ数日で急激に冷え込みましたが、色鮮やかな紅葉が見られる貴重な時季でもあります。ダウンジャケットを羽織ったり、マフラーを巻いたりして、寒さ対策をしている人が増えてきました。どうぞ暖かくしてお過ごしください。

 さて、先日、仕事帰りに、地区の健康講座に参加しました。「脚の筋力とバランス能力」をテーマに、実際に運動機能分析装置を使って、椅子から立ち上がったときの脚の筋力(パワー・スピード)とバランス能力を測定しました。「老化は足から」という諺があるように、50代から緩やかに筋力の低下が始まり、70代を越えて低下が加速する人が多いそうです。

 筋力とバランス能力を保持するためには、無理のない範囲で、筋肉に負荷をかける運動をすること、そして栄養。全身の筋肉の約6〜7割が下半身の筋肉であることから、筋肉や体の組織の材料となる、たんぱく質を朝昼夜の3食に分けて、適量を毎食摂ることが大切とのことでした。私は、朝食にたんぱく質が不足しがちなので、気をつけたいなと思いました。

 健康に関する講座や講演会は、一年を通して各地で開催されています。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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